「懸念される」のは新変異株それ自体ではなく、またぞろ不安を煽り、視聴率やらクリック数やらワクチン接種圧力やらを上げて、荒稼ぎをしようとする人達が跋扈することなんじゃないかと・・・

 

 

一部方面の方々が待ちわびていたであろう、新型コロナ新変異株の登場。文字通り、いろんなニュースが駆け巡りました。

 

が、ワタクシ的には「ふ〜ん。ああ、そうなんですね」くらいのもんです。

 

⚫ 一歩引いて、深呼吸してから読めば・・・

 

【11月27日 AFP】独製薬ベンチャー、ビオンテック(BioNTech)は26日、米製薬大手ファイザー(Pfizer)と共同開発した新型コロナウイルスワクチンについて、南アフリカで検出された新たな変異株「B.1.1.529」に対する予防効果の調査を急いでいると明らかにした。

 

 ビオンテックによると、B.1.1.529はスパイクタンパク質に複数の変異が加わっている点で、これまでに確認された変異株とは大きく異なる。だが、新技術のメッセンジャーRNA(mRNA)を用いた同社製ワクチンに調整が必要になったとしても、短期間で修正可能だという。

 

 

遺伝子解析できれば、すぐさま対応できる――もともと、それがmRNAワクチンの売りではあるのだけれども、さすが、無敵のワクチンです。

 

 

【11月27日 AFP】(更新)世界保健機関(WHO)は26日、アフリカ南部で最近見つかった新型コロナウイルスの新たな変異株「B.1.1.529」を懸念される変異株(VOC)に指定し、「オミクロン」に改名したと発表した。

 

 オミクロン株の存在は24日、南アフリカによってWHOに初めて報告された。初の感染例は、9日に採取された検体で確認された。南アフリカでの感染者数はここ数週間で急増しており、オミクロン株が検出された時期と一致している。

 

 

「o(オミクロン)」――覚えにくい。てか、語呂が悪い。(日本語では)字数多い。(日本語の)メディア的には残念な命名に違いない。何しろ濁音が付かないから弱そうだし、語感として。

 

 

【11月27日 AFP】欧州連合(EU)の欧州疾病予防管理センター(ECDC)は26日、南アフリカで確認された新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」について、欧州に「高い、または非常に高い」リスクをもたらすと警告した。

 

 オミクロン株は南ア以外に、イスラエルでマラウイからの渡航者から検出された他、ボツワナ、香港、EU加盟国ベルギーでも検出されている。

 

 

とりあえずリスクを高く見積もる――分からないことについて、それは必ずしも間違った態度ではないのだけれども、「所詮コロナなんだから」と、そいうわけには行かないもんでしょうか。

 

コロナワクチンのリスクは、官民一体、思いっきり低く見てる(見ないことにしてる)わけだし。

 

 

【11月27日 AFP】米製薬大手モデルナ(Moderna)は26日、南アフリカで確認された新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」に対する追加接種(ブースター接種)用のワクチンを開発すると発表した。

 

 同社によれば、今回の決定はオミクロン株に対抗するための三つの戦略のうち一つで、戦略には既存ワクチンの投与量の増加も含まれている。

 

 

追加接種、投与量の増加――もはや完全にやさぐれ捻くれているワタクシには、商魂たくましいですな、というふうにしか受け取れない。

 

 

というか、マスク着用とか、ロックダウン(人流抑制)とか、ワクチン接種とか、効果がなくても、全部オミクロン株のせいにできるから、コロナ怖い派の人にとっては万々歳?

 

 

⚫ それでも一応、学習

 

とは言え「コロナ怖い」「変異株懸念」派を全く相手にしない、という態度を露骨に見せると、「デマ」を信じてるだの「陰謀論」に組みしてるだの、さらには、人の心を「分断」させて社会を破壊しようとしている、だのという話になるので、う〜ん、そうね、相手の立ち位置で考えてみるというのは大切かなと。

 

 

で、こちらは厚生労働省による資料です。

 

 

 

懸念される変異株(Variants of Concern : VOC)とは、つまり「主に感染性や重篤度が増す・ワクチン効果が減弱するなど性質が変化した可能性が明らかな株」とのことです。

 

デルタ株もその仲間、なんだけど。でも「ワクチン効果が減弱する」ことはなかったんですよね。日本の「第5波」が収まったのはワクチンの効果で「間違いない」らしいですから。

 

あ、「可能性」だから、別に良いのか。

 

 

 

はい。「懸念される変異株」は、いろんな「可能性」のオンパレードです。

 

 

 

ま、WHOは、それが仕事ですから。監視しつつ、怖い情報も、怖くない情報も(←これ重要)、等しく公表していってくださいな。

 

*新型コロナウイルス感染症(変異株)への対応

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000858748.pdf

 

 

何にしても、ここでいう「変異」は遺伝子レベル、分子レベルの話。

 

でも、だから存在証明にならない、とは言いません。

 

ただこうしてみると、正直、技術の発達によっていろんなことが「見える」ようになったお蔭で、確かに救われる人が多くなったけれども、その分、かつては気付きもしなかった要らん不幸も増えたな、とか思ったり思わなかったり。

 

 

⚫ ついでの語学(?)

 

ところで、ほとんどの方がご存知でしょうけど、コロナの変異株はギリシア語のアルファベット順ということなんで。こちらですね。

 

 

 

 

中国肺炎とか武漢ウイルスとか呼ばせなかったWHOが、英国株、インド株には黙っているという批判をかわす意味で始めた、というもっぱらの噂ですね。

 

が、ま、それはこの際良いです。

 

いや、良くないか。スペイン風、香港風は、今も改まっていないわけだし。

 

 

どうでも良いことですが、ワタクシ、こんなものを持っています。

 

 

 

昔買った本でして、こういうものです。

 

 

世界の文字はどのように生まれ、発達してきたのか。古代文字から現代の文字まで歴史上に現れた全ての文字を網羅し、わかりやすく解説。発生の由来と変遷、読み方・運用・文例、伝播と影響などを詳述し、数字や記号、便利な付録も充実。1200点の鮮明な図版でわかる、読んで、見て楽しい文字の大図鑑。不朽のロングセラーに待望の普及版誕生。

 

(特色)
●古今東西、全世界のあらゆる文字を、未解読文字も含めて集録。
●1200点もの鮮明な図版を駆使、一目でわかる文字の系統と変遷。
●文字の読み方・使われ方などの実例を満載。
●消滅した古代文字は解読に至る経過も詳述。
●ローマ字は字体の変遷・名称・綴り字の読みをヨーロッパの各国語ごとに解説。
●漢字の変遷を多くの実例で表示。
●印刷用文字の大きさ見本・主要言語分類表・漢字音訓索引など豊富な付録。

 

 

 

字体、レタリング、フォント・・・眺めてるだけで楽しいんです。

 

どさくさ紛れの、ちょっとした蔵書自慢ですね。

 

 

ま、とにかく、

 

どれほど変異しようが、それ自体は当たり前のことですし、所詮はコロナ。どこまで行っても風邪ウイルスの一種。

 

ワクチンによる抗体が効かなくなることはあっても、従来型を含め既にコロナに「感染」済みの、ほとんどの日本人は免疫記憶があるから大丈夫。

 

やっぱりワクチン接種しなきゃ、とか、早く3回目打たなきゃ、とか、慌てる必要は全くないです。

 

慌てさせたい人は大勢いるのでしょうけれど。

 

 

無責任と思われようが、アナタ何様と思われようが、ことろら、それでストレスフリー、免疫力維持できるわけで。

 

結果、感染・発症予防にもなるから、それで良いんです。

 

🍥🍥🍥 🍥🍥🍥 🍥🍥🍥 🍥🍥🍥 🍥🍥🍥 🍥🍥🍥 🍥🍥🍥 

 

厚生労働省人口動態統計速報(令和3年9月分)出ました。

 

昨年と今年の比較。

 

 

 

 

これだけだと、昨年は死亡者数がコロナのせいで減った(!)から差が大きいんだ、という見方もできるので、過去5年分も合わせてお示しします。

 

 

 

数を比較するための棒グラフ

 

 

 

増減を強調した折れ線グラフ

 

 

 

参考までに。

 

 

 

 

ここから何を読み取るかは、人それぞれですが・・・

 

 

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⚫ 与太話

 

「δ(デルタ)」が大流行してめっちゃ持て囃され・・・

 

 

 

「μ(ミュー)」まで行ってたんで、次はいよいよ「ν(ニュー)」かな・・・

 

 

 

「ξ(クシー)」かな、と思ってたんだけど・・・

 

 

 

何故か飛ばされました。

 

 

「ニュー(ガンダム)は伊達じゃない」とか、「待っていたよ、クシー(ジー)」とか、色々用意してたのにッ。

 

 

何のこっちゃ、という方は、こちらをよ〜く御覧ください。

 

 

 

昔買った、こちらの本にある表です。

 

 

 

あ、また蔵書自慢(?)をしてしまった。