こんにちは、わたしです。
日曜日になりましたが変わらずお越しくださりありがとうございます。
最近もういつから手袋つけようか迷う今日この頃です。
手先もう割とガチで冷えるんですよね。
さすがにコートは着てます。外出れないです。
さて、では本日の天満宮に行きましょうか。
企画説明はこちらに
第5番 長岡天満宮
鎮座地:長岡京市天神
御祭神:菅原道真公
旧社格:府社
御朱印:あり
というわけで今回は長岡京市の長岡天満宮です。洛中からかなり離れましたね。
市の名前になっている「長岡京」は784年に桓武天皇さまが、
平城京から始めに遷都したところです
しかし宮中の近親者に不幸などの災いが多く、
民衆からの天皇への不信感を恐れてわずか10年で平安京へ遷都しました
長岡天満宮は都の西南の西南の外れにあるといいます。
学生時代の歴史の記憶だと「794(なくよ)ウグイス平安京」のイメージが強すぎて、
長岡京は印象に薄いですよね
周辺はは道真さんの所領であったとされています。
神社の前の大きな池が特徴的ですね。
この池は明治時代まであった宮家「八条宮」の智仁親王様から寄進を受け、
以来「八条ヶ池」と呼ばれています。
入り口から見て右側にはなんかうねうねした水上橋がかかっており、
途中には庵みたいなものも見えます。
ここから池全体を見渡せるので、時期によっては綺麗でしょうね。
また、4月から5月くらいになると中央の表参道の霧島ツツジが見頃を迎え、
両側が真っ赤に色づきます。
このツツジ、樹齢百数十年を数えており、長く親しまれています。
この参道は咲いている時期しか歩けないのかな?
秋に行った時には両側の側道のような山道しか歩けませんでした。
山道を歩いて池を渡り、境内に入ると左に直角に曲がります。
コロナ前は平日でも屋台がいくつか出ていました。
収束してもっと参拝者が戻ったら出てくれるでしょうか。
それとはまた別に和菓子屋さんと奥に美容室?のようなものが
お店を構えています。
かつては10万坪ほどの境内を持っていましたが、
明治時代に上地して現在は2万坪ほどになっているそうです。
またこの神社は周辺の神社をいくつも兼務しており、
参道の玉垣には各県武者の氏子さんたちから奉納された玉垣がいくつかあり、
以下その写真と神社です
○走田神社(奥海印寺走田)
○神足神社(東神足)
他にも大歳神社、入野神社、石井神社などを兼務しています。
玉垣の横を通り階段を登り切ると参道を左手に曲がるのですが、
その右手側には紅葉庭園の錦景苑があり、参拝時には見頃を少し過ぎた頃ですが、
まだまだ紅葉が綺麗でした
錦景園を奥まで行くと末社がありました。
左が和泉殿社、右が白太夫社です。
白太夫社は前日記事と同じく松木春彦さんで、
和泉殿社は菅原定義という方で、道真さんから数えて6代目の氏長者になります。
こちらが拝殿です🙏
現在の拝殿は「菅公御神忌1100年大萬燈祭」を奉賛して増改築されました。
この神社は道真さんが生前にあの平安時代切手の色男である
在原業平さんとしばしば遊んでいた場所とされ、
太宰府に左遷が決まったときもこの地に立ち寄って、
「我の魂長くこの地にとどまるべし」と言葉と自作の木像を遺されました
道真さん割と各地で自作の木像を奉納しています。
今後も出てきますのでお楽しみに。
というかあのNARIHIRAとご縁があったとは・・・
現在の本殿は昭和に平安神宮が社殿の新築を検討していた際に、
同じ桓武天皇さまの作った都に鎮座する関係から旧社殿の譲渡に応じ、
旧本殿・祝詞舎・透塀を「道真公御神忌1050年」に譲られました
拝殿向かい、錦景苑の崖上にある絵馬殿です。
中には各地の有名天満宮で出されている丑年の絵馬が展示されていました。
京都の天満宮だけでなく、東京の湯島さん、高知の潮江さんや山口の防府さんなど
全国各地でこれだけ出されていたんですね。
ほんとにこの年にお参りできて良かったです
春日社に限ってはきっちり春日造で建てられています。
さぁもちろんここにもありましたお稲荷さん
皆勤賞は無事死守されました
長岡稲荷大明神と書かれていますね。
本社の左手奥に山道が見え、50m歩くと社殿に着きます。
やはり別でしっかり社殿が構えられているあたり別格に扱われてますね
ただこのお稲荷さんまたすごいのが・・・
天満宮とは別に崇敬会があるようなのです
なんて篤信の高さなんや・・・
別表神社に入ってはいない民社ではありますが、
明治期の近代差各制度では短期間に村社→郷社→府社と
急速に社格の上がった珍しい神社で、
現在も大きな有名神社なみに人の行き来が多いです
それに伴ってか境内のバリアフリー化や盲導犬可能といった、
すべての参拝者の受け入れを目指す事業を日々行なっています
公式サイトあるので置いときますね。
あ と が き
という感じでいかがだったでしょうか。
天満宮は道真さんの由来で梅の木が多く、お参りするには春先が一番向いていますが、
この神社は春中頃
、晩秋の頃
にもまた別々の彩りが見られて
大変面白い神社です。
皆さんも時期を変えてぜひ何度も足を運んでみてください
それでは今日はこの辺で。引き続きよろしくお願いします。
ほんだらまた明日〜