何故か長くなってしまった、続きです
分譲マンションの営業マンにしつこくされてメンタルが不調になったご主人にアドバイス
私「これ言ったら、営業マンからの追客が少なくなりますよ」
ご主人「えっ、そんなのあるんですか?」
私「ええ、もうどっか買ったっていえば良いんですよ」
ご主人「えっ」
私「どこも買ってないから見込み客のままなんですよ、どっか買った瞬間に見込み客から外れるので営業マンは追いかけてこなくなります」
営業マンも数字を上げないといけません、マンションは2件も買わないです、どっか1件購入されたら終わりです
私が勤務してた会社では『他決』となり、そこで追客は終わりです
他のお客さんを追いかけるようになります
私「契約ですよ、申込って言ったら駄目ですよ、申込だとひっくり返そうと思って上司連れてやってきますから」
奥さん「そうなんですか」
私「ええ、現役の営業マンの私が言ってるから大丈夫です、ただし中途半端なことを言うと突っ込まれますから具体的にどのマンションのどのくらいの価格帯を買ったか回答できるようにするといいですよ」
ちなみに、他決になると営業マンは会社で怒られます
1件のお客さんをモデルルームに来て貰うのに集客単価というのがあります、総宣伝広告費÷来場者になります
規模によりますが結構な金額になります、それを無駄にしたという完全に会社だけの理論で攻められます
私「あと、もうちょっと遊ぶなら、どこどこを検討してるというと、その物件の悪口をいっぱい聞けたりしますよ」
※営業マンのレベルによります、過度な競合物件の悪口は自分も貶めてしまう場合がありますが、中には当社の物件を買わないなら向こうも潰してしまえ、マンションを買えなくさせてしまえと思い過激な事をいう営業マンもいます
私「私が他社の営業マンとは一味違うとわかって頂けましたか」
・・・・・・
ということで、営業マンあるあるの話しでご主人との距離が縮まります
私「どうします?アンケートないとモデルルーム見れないですが、アンケート書きます?」
(この当時はアンケートがないとモデルルームを見せてませんでした)
ご主人「・・・・書きます」
私「次はグリグリはやめてくださいよ」
アンケートを取りにいくと後輩が
後輩「TAIさん凄いですね、大人しくなってアンケート書くようになってますね」
私「これで、あの人に売ったら、俺は伝説になれるぞ」
ええ、営業マンはこういうの好きです、特に当時はトップセールスマンだったので調子にのってます
その後、アンケートを記入してもらい、モデルルーム案内、いろいろ話しをして良い感じで接客が終わりました
・・・・・
次の日
私「早速、電話営業してやる、え~と番号は・・・・」
(ええ、ほんとマンション営業っていやですね)
電話「プッ、プッ、プッ・・・・・・お掛けになった番号は現在つかわれておりません・・・」
私「なに~、番号間違えてないよな・・・・え~と・・・・くそ~、欺された」
なんと、追いかけられすぎて知恵がついて偽の電話番号を書かれてました
私「住所は聞いてるから、ここにいけば」
はい、住所のマンションにいきましたが、そんな号室はありませんでした
・・・・・
上司にその後を聞かれます
私「電話番号も住所も嘘でした」
上司「ふ~ん、でも今月だとお前1件、チームで8件のノルマは変わらないから結果だけ出してくれたらいいよ」
くそ~、時間を無駄にした
・・・・・
嘘の住所を書く人はたまにいました、これもマンション営業がしつこい事の弊害でしょう
その後はアンケートを書いて貰うと
営業「すいません、資料取ってきます」
と中座して、住宅地図をみて住所を確認するようになります、そこに建物がないと
営業「すいません、このアンケートに書かれた住所ですが地図にないんですよ間違えてないですか?」(ニコニコ)
お客さん「えっ・・・あ~、番地間違えてたかな」
こんな攻防も生まれるようになりました
思ったより話しが長くなりました、そもそも嘘書く人は見込みが薄いか他社の営業マンのスパイです
(さすがに、グリグリさんが他社のスパイとは思えなかったですが)
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