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免取は避けたい:大型2輪/大型2種/けん引

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今回は運転免許の大物、大型2輪と大型2種+けん引の取得記をお届けしようと思います。といっても、これらはすべて教習所で取りました。なので、取得の動機や教習の体験を振り返るような内容になります。

 

・大型2輪
私は高校の頃に中型2輪を取りました。一時期は2ストの尖ったバイクに乗ってイキってましたが、大型2輪の取得は夢のまた夢でした。もちろん大型バイクは高いという金銭的な理由もありましたが、それ以上に当時は試験場の一発試験を受けるしか大型2輪の取得方法がなかったのです。そしてこの一発試験がまた難しいと評判で、1~2回目の試験は顔を覚えてもらい、3回目位からやっと採点してもらえるとかいう都市伝説があった程でした。

大学の頃に免許制度が変更され、大型2輪の免許が教習所で取れるようになりました。でもその頃にはバイクへの関心が薄くなっていました。就職してからバイクで通勤する機会が増え、大型バイクを買う予定もなかったのですが、憧れだった大型2輪を取得するため教習所へ通い出しました。

以前にイキっていたのは無駄でもなく、大型バイクになったからといって、難しいと感じる課題はありませんでした。所内で中型2輪の教習を受けている初々しい方を見ると、自分の成長を感じました。楽しく教習を進められ、所定の12時間で卒業できました。もし中型をお持ちの方なら、大型の取得は難しくないと思いますよ!

その後は家族から反対されバイクも手放し、大型2輪を所有することもなく現在に至ります(泣)。。。

 

・大型2種
大型2輪の取得から時は流れて、何の予定もない有給休暇がありました。せっかくなら以前から気になっていた大型2種を取ってみようと思い立ちました。免許の最高峰である大型2種を取れば、今の仕事が出来なくなっても、色々な選択肢を持てるはずです。トラックを運転できる大型に加えて、タクシーも運転できる2種を付けるのですから。その合わせ技により旅客バスまで運転できます。これだけの種類があれば、仕事には困らなさそうです。

またこの教習が、使ってみたかった教育訓練給付制度の対象だったという理由もあります。この制度を利用しても、教習料金は高額でしたが。。。

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それもそのはず教習時間が長いのです。教習も第1段階/第2段階にきっちり分かれ、学科が19時間/技能が29時間、有給が使えたのは最初だけで、公休を投入しながら、卒業まで2か月も掛かりました。

教習車にはバスを使います。普通では経験できないため、バスの運転は楽しかったです。クランクやS字といった狭い道では、運転席が縁石の真上を通る感じでした。

路上教習では、ビー玉を入れた小さなコップを置かれて「このビー玉を外に出さないようにしましょう」という練習を1回だけしました。まるでマンガの『頭文字D』にあったコップの水をこぼさずに峠を走るというエピソードと同じで、こんな練習までするのかと思いましたが、どうやらこれはその指導員だけのオリジナルだったようです(笑)。またおっさんが平日に2種の教習を受けたりすると、指導員から仕事のことを心配されたりして、タクシーをやるつもりなら教習所の指導員に来ないかと誘われたりしました。これはきっと、おっさん同士の友情ですね(笑)。

大型2種だけあって、免許を取り直すように長い教習内容でしたが、時間内で無事に卒業できました。普段からマニュアル車に乗っていたことが、多少は有利に働いたかもしれません。大型2種を取ると視力検査に深視力が追加され、反則金が高くなるというデメリットはあります。ただし免許を失いたくないこともありより安全に運転するようになったので、取得する価値はあったと感じています。

大型2種に興味がある方は、近くに取得できる教習所があるかや、教育訓練給付制度を使えるかも調べつつ、時間とお金と家族が許せば、教習を受けてみてはいかがでしょうか?取るのに時間は掛かりますが、その分の満足感を得られると思います。

 

・けん引
こちらは直近の有給を消化するためと、最後に残った運転免許ということで取得しました。私はどちらも運転しないのですが、けん引は仕事でトレーラーを運転する人以外にも、キャンピングカーを運転する人が取ることが多いそうです。大型2種の取得から6年が過ぎていたので、また教育訓練給付制度を利用しました。

危険物乙4に大型とけん引の免許を組み合わせれば、タンクローリーが運転できたりします。ガソリンスタンドでバイトしていた頃に見た、上記の要件を満たしているローリーの運転手さんはかっこいい存在でした。

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けん引の最大の山場は、方向変換にあります。バックで狭い場所に入れて、元の方向に出るという課題です。教習所ではハンドルを切る目安を教えてくれますし、何度も練習できるため、最初はトレーラーがあらぬ方向に行ってしまうかもしれませんが、そのうちに慣れてきます。12時間の技能教習は所内のみで、大型の経験もあった私には時間が余る感じでした。指導員から大型特殊の教習やけん引2種を受験を勧められましたが、もう打ち止めということにしました。楽しそうではありましたが(笑)。

大型車やマニュアル車に慣れていないと、少し難しく感じるかもしれませんが、この辺はいつものように「習うより慣れろ」ですね。

 

以上、個人的な振り返りになりました。これだけの免許を取り直すのは無理なので、免許の取り消しだけは避けたいと思います。