発達障害もどきの行く末

発達障害グレーゾーンと診断されたとある社会不適合者による悪足掻き。とにかく職歴が悲惨

プログラマー初心者が IT勉強会なるものに参加してみた結果…

IT企業でプログラマーとして働く人にとって、人脈作りは非常に重要である。

 

プログラマーたちがカフェなどに集まり、各々手持ちの PCを使って黙々と作業しているのを見て、プログラマー初心者たる自分もいつか同じことをしてみたいと思っていた。

 

 

以前、僕はオンラインで IT勉強会に参加したことがある。

 

しかし実際には勉強会とは程遠いものであった。オンラインであるが故に準備がいろいろ面倒であったこともそうだが、そこから特に得られたものもなかったのだ。

 

今回はオンラインではなくオフライン、つまり参加者が皆一つの場所に集合して作業するスタイルの勉強会である。

 

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以下の『コンパス』というサイトから、いつどのように IT勉強会が開催されているかチェックすることができる。

 

プログラマー同士、何かしら共通の話題があるかもしれない。プログラムのコーディングで分からないところがあったら今後のプログラム開発に役立ちそうなヒントが貰えるかもしれない。

 

そんな期待を胸に、プログラマー初心者たる僕は今回の IT勉強会に参加してきた。しかし…

 

 

プログラマー初心者が IT勉強会に参加してみた結果...

コミュ障なのが災いし、他の参加者とほとんど交流できず終いだった。

 

それを見かねた主催者が、わざわざこちらに話しかけてきたほど、僕は周囲から孤立していたのだ。人脈作りは去ることながら、知り合いを作ることすらできなかった。プログラマー初心者、もといコミュ力初心者以下である。

 

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原因としては僕が仕事で使っている言語を誰も知らなかったこと。誰もが Pythonだの C#だの、僕にとって知らない言語ばかり使っていた。つまり知らない人と話すのに必要な共通の話題に欠けていたのだ。

 

それに今回の参加者は皆、過去にも同じイベントに参加しており、すでにコミュニティが形成されていたようだった。その中にコミュ障の僕が割って入ろうとするのは相当難しい。僕と同じくプログラマー初心者の人も何人かいたが、コミュ力は皆上級者であった。

 

 

ちなみに今回の IT勉強会の中で僕がやったことは、長ったらしいコードをメソッド化し、それを他のプログラムからでも上手く動作するかテストしたくらいだった。勉強自体はそこそこ捗ったが、肝心の人との交流が疎かになってしまった。何のためのオフラインでの勉強会だったんだろう。

 

反省点

僕が仕事で使っているのと同じ言語を使っている人とマッチングできれば、お互い情報提供し合ったり、気が合えば仲良くなるなど、メリットが盛り沢山だと思っていた。

 

しかし実際はほぼ誰とも話せず、終始孤立していただけだった。主催者とだけ適当に会話して僕の IT勉強会は幕を閉じた。

 

プログラマーが一同に集って作業するコミュニティ(もくもく会ギークハウスなど)に憧れていたのだが、コミュ障たる僕にとってはどうにも敷居が高過ぎたようである。

 

自宅にいるときより作業が捗った以外、何一つメリットがなかった。これなら図書館にでも行ってた方が遥かにマシである。たとえ同士であれども、コミュ障であればコミュニティに属することすら困難である。

 

追記

訳あって再びこの IT勉強会に参加してきた。

 

運良く女性参加者の隣に座ることができ、対面にも女性参加者がいたので、序盤のアドバンテージとしてはとても良かった。

 

おぉ!これは千載一遇のチャンスなのでは…!

と思った。

 

しかし参加者同士の交流が始まったのと同時に、僕の近くにいた女性参加者たちは他の男性参加者たちと仲良く話し始めた。

 

共通の話題なんてなかった。今回の参加者も皆、僕が仕事で使っている言語を知らなかったのだ。

 

こうなってしまってはもう永遠に話す機会などやって来ない。

 

IT勉強会が終わるまで2時間近くあったが、このまま居続けても誰とも話せずに終わると悟った僕は、静かに会場を後にした。

 

コンコルドの誤謬

 

損になると分かったら、今やっていることからすぐに撤退するべきだ。