いよいよ年の瀬、師走に入った。
12月はバタバタしているイメージがあるが嫌いじゃない。むしろ年間通じて一番好きな時期かもしれない。
クリスマスに向けて街は鮮やかにライトアップされる。そこから年始にかけて雰囲気は様変わり、今度は純和風の世界観に包まれる。
12月は1年を締めくくるイベントも多く開催される。
例えば日本レコード大賞、紅白歌合戦、M-1グランプリといったテレビ番組がわかりやすい。
昔ハマってた競馬でいうと「有馬記念」が開催される。一年を締めくくる競走馬のオールスターグランプリレースだ。
身近なところでは忘年会とか年越しそば、除夜の鐘、お歳暮といったキーワードが思い浮かぶ。
・・・と色々並べてみたものの、よく考えるとしばらくそれらのイベントや年末らしい生活から遠ざかっている。
なぜかって?
山スキー中心の生活だからだ。
クリスマスだろうが大晦日だろうがお正月だろうが山と雪があればスキーを履いて登って滑るしかない。
コタツでみかんを食べながらテレビを見るのも悪くないが、やっぱり山に行きたくなる。
去年の年末年始は新潟~福島に跨る山中で過ごした。
大雪が降り続く中、年越しそばとしてコンビニでどん兵衛を買ってきて車の中で食べた。
年越しのカウントダウンをすることなく早々に就寝、山行スタート時点では既に年が変わっていた。
なんて寂しい年越しなんだろう・・・と思われるかもしれないが、価値観はひとそれぞれ。
貴重な休みを好きなことをして過ごしたい、そういう人種もいるのだ。
今年の年末年始はカレンダーの並びが悪くてあまり休めないかもしれないが、選択肢はひとつ、山にいくしかない。
去年の大晦日はパウダーの御神楽岳を滑った。
貴重なパウダーシーズンだ。こたつミカンしてる場合じゃない。