アムネシア【個別感想】

ここからはネタバレありです。ご注意ください。

キャラ別感想

シン　CV柿原徹也

終始彼氏より姑？ってくらいチェックが厳しいし言葉がキツイので、この人と恋愛できますか？？？って思っていましたが、とてもよかったです！！！！

よく見てみると全て主人公の事を考えてのもので、どうやって優しくすればいいのかわからなかっただけって…どんだけ可愛いんだ！！！！

あと、彼女の前だけは素の弱っている自分を見せているのもとても可愛らしかったです。ツンデレ＆年下万歳♪

ただ、父親の事件があってふとした瞬間に他人から疑いの目で見られる経験があるからか、記憶をなくした彼女に一瞬でも疑われることが耐えられずに「信じて欲しい」「思い出して欲しい」とたびたび言っていてなんとも言えない気持ちになりました。

殺意があったわけではない不運の事故だったのに、周りから白い目で見られるのは恐ろしいですよね…、そのことで狭まりそうになっていた世界を広げてくれて彼女とトーマのことを誰よりも大切にしていることが言動の節々から伝わってきましたわ…(´；ω；`)ｳｯ…

だから、推理を進めていくに連れトーマが犯人であることがはっきりして辛かったでしょうね…。本当だったら、追求したくなかったでしょうに。

それでも、トーマにはそんな後ろ暗い想いをさせないように手を止めなかったシンは、本当に強い人だなと思いました。

ノーマルENDの時だってそのまま付き合い続ければよかったのにそれだと公平じゃないからと、一回別れてまた口説いてやる！！！って姿勢が男前すぎですわ…。

イッキ　CV谷山紀章

初登場時、女を侍らせてキザなセリフを言っていたのでこいつクズだな！！！！って思っていましたが、想像とは全然違う一途な人でたまげましたわ！！！

発売当時、この人の本性を初見で気づけた人がいるんでしょうか？？？

周りへの甘い言動はヒロインへの気持ちを隠すためのものだったなんて…絶対見破れませんわ…。

私は初回見破れなくてBADENDに辿り着きました…。

そのため、二人っきりの時の「一緒に住みたい」とか「癒される」とか本当か？？？と疑いの目で見てしまいました。こんな気持ち、シャレマニ以来ですｗｗｗ

紀章さんは歌手としてのイメージが強かったのですが(黒バスとか)、あの人の演技もいい味出していたので途中まで本心がまるでわかりませんでした！

また、ケンントさんとは砕けた感じで話しているのがとてもよかったです♪

BADENDは女の一途さが行き過ぎたら怖い、みたいなのがよく表れていて凄く怖かったです…。

トーマ√でも、チームでやってるからか段々嫌がらせがエスカレートしていて、普通に犯罪ですわ…。

もし、トーマが気づいてなかったらどうなっていたのかと思うと怖すぎます。

だから、BESTENDのあれも激情したリカさんに後ろから刺されるっていう分岐が絶対あるだろ！！！って最後の最後ぐらいまで思ってました。

しかし、イッキさんの本名はイッキュウなんですか？おうちは寺？？？

トーマ　CV日野聡

オトメイトのヤバい奴。『監禁』『古井戸』が伝説級と言われていたので楽しみにしていましたが…、こいつも初見殺しでした(白目)

アニメと小説を履修済みなのに、初回はノーマルEND…。

ウキョウさんが「こいつと上手くいっている世界を見たことがない」と言われて理由がよくわかりました。

『幼馴染』って関係と『守ないと！』衝動に駆られているトーマとの恋愛は難易度高いですね…。

シン√のトーマだったら、こんなことにならずに「よろこんで！」ってなって話が秒で終わりそうなんて、√中思っていました。

ヒロインに頬を撫でられて、辛そうな顔をしているスチルがトーマの心情をよく表していて好きです。

古井戸ENDはマジで怖かったです…、他のゲームでもっとすごいBADENDを見ているはずなのですが、このENDは現実にありそうだからですかね…。

シチュエーション的に『リング　バースデー』での仲間由紀恵さんが演じる貞子の叫びを思い出しました。真に迫っていて怖すぎましたわ…。

しかし、日野さんは最近流行りの某中国ＢＬでも『連れ帰り、隠したい』と言っている愛がヘビー級なキャラを演じていましたが、業界ではそういうキャラ専門って認識でもあるんですかね？

ケント　CV石田彰

アニメでは未知(オリオン)との遭遇ってイメージが強かったのですが、序盤から別れ話！！？？となかなか衝撃的なスタートでビックリしました

前半は喧嘩腰で会話していくので、この人と恋愛無理くない？っと思っていましたが、後半は純愛でした！

ヒロインに嫌われていると思っているからいつも喧嘩腰でしか接することしかできなかったけど、本当はヒロインと一緒にいたいしもっと恋人のようなことをしたい思っていたなんて可愛すぎます～！！！

前日談の傘を返す時に、朝はあまり話せないから今連絡しようかとウジウジ悩むところがとても可愛らしかったです。

やっとヒロインと恋人らしいことができたのにもし記憶が戻ったらもとの寒々しい関係に戻ってしまうと思い悩むところも、石田彰さんの演技でさらに切なくなって…本当に良かったです。

GoodENDでは、留学の夢もヒロインと一緒にいることを諦めず「君も勉強を頑張って留学しよう！」って誘うのはケントさんらしくて笑いましたｗｗｗ

オリオンとの会話も、冗談と片付けずちゃんと事実と受け止めて意思の疎通しているのはアニメで見ていて知っていてもビックリしました。

頭固そうに見えて辻褄さえ合えば信じてくれるなって、二人にとっては本当に心強いでしょうね…。

あんなにケンさんトを堅物！って言っていたオリオンが、ヒロインの記憶に関して揺れているケントさんを励ましてあげるシーンは見ていてジーンとしましたわ。

しかし、ケントさん√のみ数学の問題がでてきて焦りました！

一回そういう勉強をしているはずなのに、長い間勉強してないときれいさっぱり忘れちゃうんですね…、ちょっとショックでしたわ…。

問題の後、「これは小学生向きの問題だぞ」と言われた時の衝撃は言葉にできません。

ウキョウ　CV宮田幸季

タイムトラベルもので『死んだあの人にもう一度会いたい』って理由は王道ですが、まさか攻略キャラにこんなに命を狙われるとは思いませんでした(白目)

前半はわかりやすくてよかったんですけど、後半は怒涛のBADENDまでは見抜けず～…。この人難しすぎです！

そんなんだから、前半のヒロインと少し話すだけでちょっと嬉しそうにするウキョウに癒されました。他の世界だと突然現れて謎の助言(？)だけ残して去って行って、オリオンに不審がられてましたもんね…、ああやって普通に二人きりで話をすることがどれだけウキョウのとって尊いことか、他の世界を見てきた後だとより分かって切ないです。

ただ、本人的に真面目に言っているのはわかっているのですが、「警察に通報する？」「催涙スプレーとスタンガンちゃんともっている？」って聞いてくるのがツボでしたｗｗｗ