保有している某銘柄について「クソですね」という大変ありがたいお言葉を頂戴しました。
「クソ株」という蔑称
たまに「クソ株」などという単語で株を侮蔑する方がいらっしゃいますが、私はそういう方とは距離を置きたいタイプです。「クソ株」だの「ゴミ株」だのという言葉は紛れもなく蔑称であり、ましてや自分がその株に投資して損したのであれば尚更言うべきではないと思っています。
買いなり売りなりで判断してエントリーしたのは自分であることを忘れてはいけないという自戒の気持ちもあります。
「クソ」なのは銘柄かお前か
改めて自分に対して強く言いたいのは、「クソ」なのはその銘柄ではなくお前(=自分)だということです。
基本的に損失をもたらした銘柄に対して使うのだと思いますが、買いで入るのであれば自分が買った価格よりも下の価格になるということになります。つまり間違っていたのは買値であってその銘柄自体の何かではありません。
もちろん業績が悪化する、不祥事を起こす、こういうことで暴落することもある訳なので、何が何でも自分の責任であるとは思いません。しかしその場合でも基本的にダメなのは買った自分であるというのが原則です。ただ業績や不祥事などに対して「クソ」というのであれば経営陣だろうとは思います。彼らはそういう事の責任を負い、業績を伸ばすことが役割としてあるからです。しかしいずれにしても自分の責任を放棄することにはなりません。最終的に買ったのは自分であるという事です。
責任を引き受けること
インフルエンサーに乗っかって損したこともありますし、今は今で自分の判断の結果損も機会損失も食らってひどい状況ではあります。
ただインフルエンサーに乗っかって損した時もそいつが悪いなんてことは思わなかったですし、今も自分を責めているのであり、今のポートフォリオにある銘柄にお前はダメな奴だなんて思っていません。本当にダメだと思う銘柄はウォッチリストにすら入っていないと信じているからです。
仮にも自分が良いと思った銘柄に対して「クソ株」などという単語を使うべきではないと思います。どんな優良銘柄でも超割高な値段で買えばいつか暴落に見舞われることもあります。落ち着いて、丁寧に接していきたいものです。
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