人気記事:『ミニカーで振り返るF1マシン』シリーズ

【有名鉄道撮影地巡り】大井川鐵道の名所家山川橋梁でSLを撮る!【大井川本線 大和田-家山】

今回は大井川鐵道の大井川本線で、蒸気機関車を撮影。

大井川鐵道は公式サイトでオススメの撮影スポットを紹介しており、以前このサイトでも紹介した大井川第一橋梁大井川第二橋梁も紹介されている。

それらとスポットとともに家山川橋梁も公式サイトの撮影スポットとして名を連ねているため、今回はそこで撮影してみたいと思う。

家山川橋梁へのアクセス

それではまず、今回の撮影スポットである家山川橋梁へのアクセスをクルマと鉄道に分けて紹介しよう。

クルマでのアクセス

クルマで現地に向かう場合、新東名高速道路の島田金谷インターチェンジを下り、国道473号線を北上し、家山川を渡った場所が撮影地になる。

無料でキャンプを楽しめる、家山緑地公園の駐車場の目の前が撮影スポットだ。

鉄道でのアクセス

鉄道で向かうには大井川本線の家山駅で下車し、線路沿いを5分ほど金谷方面に歩くと到着する。

ただ大井川本線は列車本数が少ないので、余裕を持って現地入りしたい。

いにしえの私鉄が走る大井川鐵道

蒸気機関車の動態保存で全国的に有名な大井川鐵道だが、それは他の鉄道にも及んでおり、さまざまないにしえの鉄道も現役で活躍している。

そんな懐かしい電車をまずは撮ってみよう。

まず登場したのは、南海電車で急行として活躍した21000系。

この系統は昭和33年から昭和39年にかけて製造されており、少なくとも半世紀前の車両になる。いやはや、鉄道は車に比べると恐ろしく高寿命なのだと感心する。

そして家山駅で交換を行い、すぐに登場したのが元東急の7200系。

十和田観光電鉄廃線後、2014年に大井川鐵道に譲渡されたらしい。

ちなみに導入にあたり、車両費1000万円、輸送費900万円、改造費6100万円の合計8000万円がかかったとのこと。

大井川第二橋梁にて

その他大井川鐵道では、近鉄の特急電車として使用された16000系も沿線住民の足として、今もなお活躍している。

蒸気機関車C11 190号機を撮る!

さあ、次に登場するのが本日のメインとなる蒸気機関車C11 190号機だ。

構図はどうしよう。

先ほどの2両編成の電車と違い、蒸気機関車はやはり先頭が完全にメインになる。

なので、SLではもう少し近づいて、パースを効かせてみよう。

通過時間が近づくにつれ、見物客がひとり、またひとりと増え、主役登場の目前になると、その数は私が確認できるだけでも数十人に膨れ上がった。

汽笛が聴こえる!

「もう来るよー」

見物客が嬉しそうに声を上げた。

ゆっくりと力強くその黒い車体が向かってきた。

そして、

ここだっ!・・・決まったぜ!!

本日使用したカメラ機材

本日撮影したカメラ機材を紹介しよう。

カメラ

キヤノンEOS R5

今回は諸事情で三脚が使えず手持ちでの撮影となったが、強力な手振れ補正のおかげで、問題なく仕事をこなしてくれた。

レンズ

キヤノンRF24-105mm F4L IS USM

対岸からテレ端での撮影になったが、105mmの焦点距離ではわずかに足りず、少々のトリミングを行なっている。

最後に

写真にはうまく残せなかったが、私たち沿線の見物客はSLに向けて大きく手を振り、それに対して車掌さんは乗降口を全開にして、そして多くの乗客も沿線の私たちに手を振り返してくれたのが印象的だった。

乗る者も見る者もみんな笑顔・・・そんな乗り物はなかなかない。

先日YouTubeを見ていたら、かつての大洋ホエールズのスーパーカートリオの一役を担った屋鋪要さんが出ていた。

彼は今、鉄道写真家に転身し、全国の蒸気機関車を撮り歩いているらく、数冊の鉄道関連の書籍を発売している。

そんな屋敷要さんも魅了したSLは、乗る者見る者を笑顔にする素晴らしい機関車なのだ。

以上、今回は大井川鐵道の有名撮影スポットである家山川橋梁を紹介してみましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。

面倒ですがポチッとお願いします

自動車レースランキング

関連記事

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

146人の購読者に加わりましょう
よかったらSNSでシェアお願いします!



サーキットでの興奮をあなたに伝えたい
MOTORSPORT観戦記

サーキットは非日常を味わえる特別な空間です。そんな素晴らしいモータースポーツの世界を、ひとりでも多くの方に伝えたい・・・。そんな思いでMOTORSPORT観戦記と題し、記事に認めました。




コメントを残す

ABOUT US
大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。