韓国ソウルには様々な博物館がありますね。
そのほとんどが入場無料で楽しむことができます。
今回はその一つであるソウル工芸博物館(서울공예박물관)のご紹介です。
こちらは2021年に開館した、陶芸や刺繍などが展示された博物館です。
女子高だった建物をリモデリングしていて、複数の建物に分かれているので、迷われる方もいらっしゃるかもしれません。
展示1〜2棟2階の常設展示室では「匠、世を利する」と題した展示が行われています。
青磁や白磁などの陶磁器や、
螺鈿装飾の家具などを観覧しながら…
韓国の工芸品の歴史について知ることができます。
職人の技には目を見張るものがありますね。
展示3棟の2階にある常設展示室では、「刺繍、花が咲く」と題した展示が行われています。
韓服に付ける装身具のノリゲや、指ぬき、針山など、かわいらしい刺繍がたくさん並んでいます。
一つ一つをじっくり見たくなりました。
展示3棟の3階にある常設展示室では、「ポジャギ、日常を包む」と題した展示が行われています。
ポジャギとは風呂敷のような包み布のことです。
宮廷で使用されていたものから、日常で使われていたものまで、大小様々なサイズの素敵なポジャギがズラリ。
ポジャギの包み方も紹介されていました。
また、訪問時には展示1棟の1階の企画展示室で「白磁」の企画展を開催していました。
割ったら怒られそうな大きな壺や、現代的な作品など様々な白磁があり、なかなか見応えがありました。
その他にも、インフォメーションや、お土産が買えるショップ、カフェが入っている案内棟がります。
奥には予約制の子ども博物館もありました。
場所は、仁寺洞の近くの駅である地下鉄3号線の安国駅1番出口のすぐ近くです。
陶芸や裁縫が好きな方はもちろん、近くを観光で訪れた方もぜひ行ってみてくださいね。
店舗情報
ソウル工芸博物館
서울공예박물관
서울특별시 종로구 율곡로 3길 4
10:00〜18:00
毎週月曜日・1月1日休館
観覧無料
https://craftmuseum.seoul.go.kr/jpn/main