能勢謙三の鹿児島まち案内日記

3561 川内へ小さな「旅」

24日(日)は、鹿児島本港南ふ頭やマリンポートかごしまを回り、夕方からは知り合いの歌手・松山隆宏さんのライブを聞くため、川内まで行ってきた。
南ふ頭。

マリンポートかごしま。オランダ船籍の「ウェステルダム号」(8万2862トン)が寄港していた。

夕方、列車で川内へ向かうため自宅近くから乗った鹿児島中央駅経由市役所前行き市営バス。高見橋を過ぎて中央駅を目前に大渋滞に巻き込まれ、なかなか前へ進まなくなった。信号が何度変わっても少ししか進めない。駅構内への右折レーンに入るのはしばらく難しいと判断してか、運転士は「すみません、迂回します」と言って、いったんナポリ通りに入りUターン。直進してようやく構内に入れた。
乗車予定の列車は16時34分発川内行き。ところがバスが駅に到着したのは29分。もう時間がない。アミュプラザの中を抜けようとビル内に入ったが、あいにくここも混雑していた。人ごみをかき分けて改札口に着いたのは34分。乗り損なってしまった。川内駅には、17時30分の約束で知人が車で迎えに来ることになっていた。
そうだ、新幹線で、と調べると、17時07分発の新大阪行き「さくら570号」があった。川内着は17時19分。これに決めた。在来線に比べてプラス870円の計1820円を払って切符を買う。おかげで時間に余裕ができたので、新幹線待合所の食堂で、腹ごしらえのうどん(490円)を食べることができた。

ライブ会場の湯島町「あかね雲」。
ライブは18時30分開会。まず地元の5人が前座を務めた。
松山さんが登場。
酒類はなんと飲み放題。ライブも盛り上がって、焼酎が進んだ。

ちょうど後半が終わった20時20分すぎ。アンコール曲は聞かずに、予約していたタクシーに乗り込み、川内駅へ向かった。
JR線は川内駅以南なんだと改めて考えさせる看板。

そして在来線21時00分発の鹿児島中央駅行きに乗車した。この電車は、20時51分に川内に到着したばかりの上り便。慌ただしい折り返し運転で、しかもワンマン。JRのシビアな現状を見せつけられる思いがした。
しばらくガランとしていた車内。途中、串木野と伊集院から若い人たちが数人乗ってきた。

それにしても新幹線と比べて揺れること揺れること。こんなに列車って揺れていたっけ、と思う。保線は大丈夫なのだろうか。これも今のJRの一面か。

21時51分に鹿児島中央駅に着くと、ホームで待っていた人たちが入れ替わりに列車に乗り込み始めた。折り返し、22時03分発の川内行きになるようだ。

自宅へ向かう最終バスは中央駅発22時15分。少し時間があるな、と駅前のコンビニバーへ。
ファミマ2階にバーがある。
客は他に出張客が1人。サントリー角の水割り(500円)を飲みながら、少し話をした。

今回の「旅」で感じたのは、不便になった路線バスやタクシーのこと。それもこれも運転手不足が背景にある。川内駅からライブ会場方面へ向かう路線バスは、もうこの時間に便がなかった。また、会場から川内駅までのタクシーは、この日午後鹿児島市から電話して、2社目でやっと確保できた。中央駅に帰り着くと、タクシー乗り場にできたタクシー待ちの長い列にも驚かされた。


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コメント一覧

もうすぐ73歳
JRの薩摩川内駅 おととしに10数年ぶりに薩摩川内駅から鹿児島市方面に乗りましたが、能勢さんが仰るようによく揺れますね。それに昼間乗りましたので 沿線の草木が列車とすれすれのところが何か所もあって心配でした。そういえば それ以前は上川内駅が折り返しの駅でした。懐かしいです。
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