先日バスに乗っていた時

白い杖とサングラス姿の

視覚障害のかたが乗ってきました。

 

バス前方にある優先席には

高校生が一人座り、横にその友人が立っていました。

 

後方に座っていた男性が

大きな声で

「そこの学生さん、障がい者が乗ってきたから席を譲ってあげなさい」

と言いました。

 

座っていた高校生は、ゆっくり立ち上がろうとしたけど

高校生の友人が「足を怪我しているんです」と顔を赤らめて言いました。

 

結局、その席の前の優先席に座っていた人が立ち上がり

視覚障害のかたは座ることができました。

 

運転手さんが「学生さん、ごめんね。代わっていただいた方、ありがとうございます」

とアナウンスして、

なんだか私もホッとしました。

 

優先席に若い人、特に学生が座っていると

(私も含めて)なんだか冷たい目で見てしまいがちだけど

 

人それぞれに事情があるし

それは見た目では分からないこともあります。

 

今回の話とは少し違いますが

「ヘルプマーク」というのを知っていますか。

ヘルプマークは、支援を必要としていることが外見からは分からない方々が

援助を得やすくするためのものです。

 

昨日も地下鉄の駅で

かばんにヘルプマークを付けている人を見かけました。

 

ヘルプマークを付けていなくても

バスに乗っていた高校生のように

援助が必要な人はいるということを

私も忘れないようにしたいと思います。

 

 

あしたは晴れるのHPはこちらから⇒あしたは晴れる

 


心理カウンセラーランキング


子育て支援ランキング