親子プログラミング教室

 

 

先日(10月25日)、本郷ふれあいセンターで「親子プログラミング教室」が開かれるというので、見学させていただきました。

 

地元在住のフリーランスのICT技術者・菊池俊一さんが、子ども達とその保護者を対象に、現代のコミュニュケーション及び表現の必須ツールであるコンピューターのプログラミングを、楽しみながら親しんでもらおうと開いているものです。町が主催する公民館講座で、対象は阿見町に住む小学生低学年の親子です。

 

先日参加したのは、4組9人の 親子でした。私は別件の会議があり、中途で失礼しましたが、1時間の教室は子供たちの熱気であっという間に過ぎたということでした。

 

学校現場では、文部科学省の「GIGA」スクール構想が進んでいます。阿見町の今年度予算では、コロナ禍の前倒しということで、児童生徒1人に一台のタブレットを購入する費用が計上されました。また、プログラミングは、正式な科目となる動きが進んでいます。

 

ただ課題は、コンピュータープログラミングを教える学校現場の人材不足です。外国語教育の低学年化もあり、学校教師の負担感はますます増しています。これまでのように、子ども達に教えるために、まず、教師に教えて・・・ということを繰り返すようでは、タブレットの活用は限定的にとどまり所期の成果をあげずに終わるのではないかと危惧しています。

 

そうではなく、菊地俊一さんのような専門的知識を有した人材を積極的に採用し、教育委員会や教師たちと協力して、子ども達にデジタル下でのICT技術が自在に駆使できるような力を付けさせたいなあと思います。何より楽しく、面白くですね。