昨日(1月20日)、天気も良く、思い立って、かねてから一度登ってみようと考えていた「宝篋山」に登ってきました。

 

 

 

 

宝篋山は、つくば市北東部にある標高461メートルの山です。案内図によれば、古くは「三村山」あるいは「小田山」と呼ばれ、山頂には鎌倉時代中頃に建立されたもので高さ2メートルの宝篋印塔があります。当時、真言律宗の布教の拠点であった「極楽寺」があり、宝篋山はその裏山に位置しています。周辺には歴史的石造物が多数残っています。

 

 

 

 

この銘板には「宝鏡山」と書かれています

 

 

山頂には、宝篋印塔がある他、極楽寺を拠点に関東での真言律宗の「忍性」像、電波塔などがあります。山頂からの眺望はきわめて良く、霞ケ浦や太平洋、つくば市の中心市街地、東京都心の高層ビル群、空気の澄んだ日には遥かに富士山が遠望できます。

 

残念ながら昨日は、富士山は遠望できませんでしたが、筑波山の眺望は素晴らしいものがありました。筑波山の標高の半分程度ですが、関東平野を一望できる素晴らしい眺望です。

 

宝篋山トレッキングは、地元の愛好家による登山道の地道で継続的な整備があり、道に迷うことなく安心して登山できるように案内板も多数あります。四季折々に楽しめるだけでなく、登山ルートもバリエーションに富み、何度も楽しめるように整備されています。これから、全登山ルートを踏破できるよう月一ペースくらいで登りたいものだと思いました。お勧めです。