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【集中できない?】オンライン授業で子どもを集中させるコツ

うさ美

オンライン授業、うまくいきません・・・!どうしたらいいのでしょうか?

はんめん

今回はこんな疑問にお答えします。

この記事を読んでほしい人

・オンライン授業のコツを知りたい人

・オンライン授業がうまくいかない人

・オンライン授業で子どもたちを集中させたい人

感染症が広がる中、学びを保証するためにオンライン授業を行うことも、日常茶飯事となってきました。

はんめん

僕も最近オンライン授業をやってみたところ、保護者や子どもたちから「わかりやすかった」「集中できた」といった感想をもらいました。

ところが同じ学校の教員に聞いてみると、「子どもたちがすぐに飽きてしまう」「集中力がもたない」といった悩みを聞くことができました。

この違いの中に「オンライン授業で子どもを飽きさせないコツ」があるのではないか、と思います。

結論を先に述べます。

結論

・「お客さん」になると、子どもたちの集中力は切れてしまう

・オンライン授業に「子どもをお客さんにしないためのコツ」を取り入れる

・オンライン授業を意識した授業づくりを、普段から行う

「オンライン授業で困っている人」「オンライン授業で子どもを集中させたい人」は、ぜひ参考にしてみてください!

目次

集中が切れる原因は「お客さん」になってしまうから

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Photo by Erik Scheel on Pexels.com

オンラインに限ったことではありませんが、子どもたちの集中力が切れる原因の一つに「お客さん」になっていることが挙げられます。

はんめん

簡単に言えば、自分事として参加していないのです。

教員の話を聞くだけの授業では、子どもたちも集中力が切れやすくなります。

そのため、対面の授業であれば様々な活動を取り入れていることでしょう。

オンライン授業では、特にこの傾向が強くなります。

というのも、教員が一方的に講義をし、それを子どもたちは聞くだけの形式になりがちだからです。

Youtuberのような話術があれば別ですが、聞く人をずっと集中させ続けることは至難の業です。

ですから、子どもたちを「お客さん」にさせないための工夫が必要になります。

子どもを「お客さん」にしないためのコツ

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Photo by EYÜP BELEN on Pexels.com
うさ美

子どもを「お客さん」にさせないためには、どんなことをしたらいいんでしょうか?

はんめん

そんなに難しいことではありません!きっといつも意識していますよ。

1 子どもに答えさせる

オンライン授業では、どうしても教員が一方的に話すことになってしまいがちです。

教室での授業ならば、子どもたちの表情や思考を読み取りやすいですが、オンラインではそうもいきません。

ですから意識的に、子どもたちに考えを聞いてみましょう。

子どもを指名してもいいですし、挙手制にしてみてもよいと思います。

多少テンポは悪くなってしまいますが、子どもたちも授業に参加しているという気持ちになります。

ぜひとも、子どもたちが声を出す機会を作ってみてください。

2 チャットを使う

はんめん

子どもたちを授業に参加させるために、僕はよくチャット機能を使います。

例えば授業の質問を受け付けたり、課題についての考えを書かせたりします。

子どもたちは自分の考えを表現することで授業に参加できますし、仲間たちの考えを確認することもできます。

オンライン授業は、子どもたちは別々の場所(多くは自宅でしょう)で授業に参加する形式です。

仲間の姿を感じることのできない状況は、子どもたちにとって孤独を感じさせるものでもあります。

だからこそ、仲間たちと交流する場を積極的に作りたいものです。

子どもたちがお互いに「いいね」を付けあう活動も、盛り上がりますよ!

3 子どもが取り組める課題を用意する

これも、教室での授業であれば意識している人が多いことです。

子どもたち自身が取り組めるような課題を用意しましょう。

例えば問題集でもいいですし、教科書に線を引かせるようなものでもいいでしょう。

とにかく、子どもたちが活動できる課題を用意します。

はんめん

僕が実際に行ったオンライン授業の中では、このような課題を用意しました。

  • 教科書の中から「〇〇」という言葉を見つけよう
  • 今から言う問題を解いてみよう
  • 教科書〇ページの問題に取り組みましょう
  • この課題についてのあなたの考えを、チャットに打ち込んでみましょう
  • 教科書〇ページの内容を要約しましょう

ずっと教員が一方的に話していては、子どもたちの集中力が切れてしまいます。

うさ美

これは教室での授業でも同じですね。

ぜひとも、子どもが取り組める課題を用意しましょう。

普段の授業で準備をしよう

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Photo by Maarten van den Heuvel on Pexels.com

オンライン授業では、子どもたちも教員も、普段とは違った環境に置かれます。

そんなときにいきなり新しい授業スタイルに取り組んでも、うまくいかないことが多いです。

子どもたちがついてくることができずに、混乱してしまうのです。

うさ美

そんなこと言われても…普段と同じ授業がオンラインでできるわけないじゃないですか!

はんめん

その通りです。ですから、普段の授業スタイルをオンライン授業を意識したものに変えていくのです。

例えば、普段の授業の中でもチャットを使用していれば、子どもたちはオンライン授業でチャットを使うことができます。

けれども、一度もチャットを使ったことのない子どもたちに、さあオンライン授業だからチャットを使ってみよう、と言っても…なかなかうまくいきません。

このように、普段の授業スタイルを少しずつ見直して、オンライン授業でも活用できる技術をあらかじめ身につけさせておくことが、オンライン授業をうまくやっていくコツです。

上記した「子どもをお客さんにしないためのコツ」は、教室での授業でも通用します。

いつオンライン授業になってもいいように、いつもの授業で準備をしていきましょう。

結論:子どもを集中させるための工夫を、普段から準備しよう!

はんめん

今回の結論です!

結論

・「お客さん」になると、子どもたちの集中力は切れてしまう

・オンライン授業に「子どもをお客さんにしないためのコツ」を取り入れる

・オンライン授業を意識した授業づくりを、普段から行う

コロナが収まりを見せない中、どの学級でも、どの学校でもオンライン授業の想定は必要です。

オンライン授業を意識して、いつもの授業を行っていきましょう。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

それでは、良い教員ライフを!

「魅力的な教員」になるためには?

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この記事を書いた人

子どもたちの成長を間近で見ることができる、教員の仕事ってとっても魅力的!でも労働環境が良くないのもまた事実。解決方法を模索しながら奔走する毎日を過ごしています。公立小中学校で勤務して11年目です。
教育大学卒。専門は社会科(政治学)。ネコ派。二児の父。

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