十二単とアジュガの違いは？うちのアジュガはなぜ増えないの？

十二単（ジュウニヒトエ）と呼ばれる山野草と、
アジュガは、見た目がとても似ています。
これらは、同じものなのでしょうか？

日本に昔からある十二単は、
白っぽい花で、葉や茎に白い毛が生えています。

十二単は、シソ科キランソウ属。
アジュガは、シソ科アジュガ属なので、
十二単とアジュガは、違う種類の植物ということになります。

アジュガの別名は、
西洋十二単（セイヨウジュウニヒトエ）とも、
西洋金瘡小草（セイヨウキランソウ）とも呼ばれていて、
十二単に姿が似ていることから、
この別名が付けられていることがわかります。

十二単と聞くと、お雛様の豪華な着物を想像しますが、
アジュガは半日陰でも咲く、
良い意味で控えめな花だと思っています。
葉と花が折り重なるように咲く姿を見れば、
十二単という表現はピッタリですね。

繁殖力が高いと言われているアジュガですが、
うちの地植えのアジュガは、増える気配がありません。
ランナーをのばしているので、これを生かして、
今年こそは繁殖させたい！！
しかし、なぜうちでは増えないのか？
原因を探るべく、アジュガの育て方をまとめました。

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西洋十二単（アジュガ）の基本情報

アジュガの置き場所

アジュガの置き場所のイメージ（※写真の植物はアジュガではありません）

暑さに弱いので、涼しい場所で育てましょう。

アジュガの植え付け・植え替え

春と秋が植え替えの適期です。

適度な水はけと保水性のある用土が適しています。
地植えにする時は、
腐葉土とピートモスを混ぜ込みましょう。

アジュガの水やり

アジュガの水やりは多めに

アジュガは乾燥が苦手です。
土の表面が乾いてきたら、たっぷり水を与えましょう。

肥料はあまり必要ない

植え付けの時に肥料をおいておけば、基本必要ありません。
肥料を与える場合は、
春から初夏の生育期に、緩効性肥料を置くか、
液体肥料を与えましょう。

アジュガの夏越し

アジュガは暑さと乾燥に弱い植物です。
真夏の日差しがきつい場所に置かないように注意しましょう。

アジュガの冬越し

耐寒性はありますが、霜にやられることがあります。
霜が当たらない軒下におくか、霜よけをしましょう。

アジュガを地植えにする場合の注意

「真夏に強い日射しが降り注ぐ場所に植えない」のがマストです。
冬は霜よけをすれば良いので、日差しに注意するとよいでしょう。

アジュガの増やし方

ランナーを切り取り株分けする

ランナーを切り取れば、株分けが簡単です。
適期は１０月から１１月です。
節から根が出るので、それも一緒に植えます。

葉挿しでも増やせる

春、初夏、秋の初めの生育期に、
葉挿しにしても増やせます。
それぐらい繁殖力が高いです。

私がアジュガを増やせなかった理由が判明

育て方をまとめてみて、うちのアジュガが増えなかった理由がわかりました。

１．乾燥気味で育てている

風通しの良い、半日陰に地植えをしていますが、
水持ちの良い土に植えていないことに気付きました。

「アジュガは強い」というイメージが先行して、
育て方をちゃんと調べていませんでした。

掘り上げて、腐葉土とピートモスを混ぜて、
植え直してみようと思います。

２．アジュガまかせにしていた

「伸びたランナーは、勝手に根付いてくれるもの」と
アジュガまかせにしていました。
地植えにしている周りには小石が転がっていて、
乾燥気味な環境で、上手く根付かなかったことが考えられます。

今年は、ランナーに根がついたら、秋には小さいポットに植えてみます。

葉挿しにも挑戦してみよう

葉挿しで増やせるとわかったので、葉挿しにも挑戦してみたいと思います。

まとめ

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