<エリザベス女王杯>
◎ナミュール 【馬体オーラ:S、調教オーラ:S】
今回唯一のダブルS評価。秋華賞激走後の3歳牝馬は消耗が懸念されるところですが、同馬は心配無用。メリハリ豊かな馬体は特に肩周りに逞しさを増しており、血色の良さと併せて一叩き後の上昇を見込めるほど。追い切りでも折り合いを重視しつつ、気合いを入れるとピッチが上がってグンと伸びる動きを連発。道悪もこの血統なら不安無く、今度こそGIに手が届くはずです。
〇イズジョーノキセキ【馬体オーラ:A、調教オーラ:A】
ソダシ以下強豪をねじ伏せた前走には驚きましたが、どうやらフロックでは無さそう。体を大きく見せる調教風景はすごく雰囲気が良く、掻き込みの力強さが際立っていました。パワフルな筋肉美に毛艶の良さが加わり、威圧感すら漂っています。鞍上にはルメール騎手を確保、それでいてこれだけ人気が無いのは馬券的に美味しいです。
▲ルビーカサブランカ【馬体オーラ:A、調教オーラ:A】
同じく体を大きく見せているのが、この馬。とにかく前後躯共にハリがものすごく、調教でもダイナミックなフォームで駆け抜けた姿が印象的でした。同コース同距離で好タイム快勝の実績ありますし、道悪も血統的にはむしろ歓迎するクチ。一発あっておかしくない存在です。
△ジェラルディーナ【馬体オーラ:A、調教オーラ:A】
あのジェンティルドンナの娘。前走で待望の重賞制覇でしたが、牡馬相手になかなか強い競馬をしていました。線が太いタイプではなくシャープなフォルムながら、付くべき所にきちんと筋肉が備わっており、バランスの良さが目につきます。追い切りも伸びやかな走りで余力十分なところを見せつけており、充実期であること間違いありません。
【今日の人情馬券】
ようこそ日本へ。戦績的にも能力的にもかつてのスノーフェアリーほどではありませんが、それでも調教では素軽い足捌きと可動域の広い柔軟なフットワークを披露。毛艶の良さやハリが有りつつも引き締まった馬体からして、仕上がりは万全。天候悪化はむろん大歓迎でしょう。フォーリー騎手の立ち回り次第では、場内をシーンとさせる可能性大いに有りとみています。
<エリザベス女王杯>
◎ナミュール
〇イズジョーノキセキ
▲ルビーカサブランカ
△ジェラルディーナ
☆前回の結果☆
<天皇賞・秋>
◎パンサラッサ 2着
〇ジャックドール 4着
▲ジオグリフ 9着
△イクイノックス 1着