生きていると
嫌なことが起きる時もあって、
それで落ち込んだり
傷ついたり
することもありますね。
でも、落ち込んでも、
ちゃんと回復して
立ち直ってこれる人や
傷ついても
ちゃんと傷を癒して
元気な自分に戻ってこれる人
がいる一方で、
一旦落ち込むと
なかなか立ち直れない人や
元の元気な自分を
取り戻せない人もいます。
この違いって何なのでしょう?
・
・
【レジリエンス】
という言葉をご存知でしょうか☺︎
困難なことや
辛い状況に遭遇しても、
そこからしなやかに
回復してこれる力。
立ち直る力。
「心の回復力」のことです。
この【レジリエンス】が高いと
心が折れて
いつまでも落ち込んだりすることなく、
困難もしなやかに乗り越え、
再起できるのです。
思い返すと、
20代くらいまでの私は
この【レジリエンス】が
非常〜に弱かったです
何か辛いこと、
しんどいことがあると
途端に不安になって
落ち込みに
どっぷりハマってしまうのが
何日も何週間も続き、
そこから抜け出すことが
なかなかできませんでした
あなたはいかがですか?
落ち込みが長引く方?
はやく回復する方?
ぜひこの【レジリエンス=心の回復力】
高めていきたいですよね
実はこの
【レジリエンス】を高めるためには
不可欠な重要な要素
があるのです。
それは
身近な人と
良好な関係が築けている
ということです。
家族など
親しい身近な人と
良好な関係を築けている人は、
レジリエンス=心の回復力が
高いことがわかっています
レジリエンスを高める
というと、
感情をコントロールするとか
思考を柔軟にするなど、
内面的なアプローチを
思い浮かべられるかもしれませんが、
それだけでなく、
外側の「人間関係」を良好にすることが
重要になってくるのですね。
・
・
外側の「人間関係」と
内側の「心」は
ダイレクトにつながっています。
たとえば、
身近な人・自分にとって大切な人と
親密で良好な関係が
築けている時、
私たちの心は安定し、
安心感で満たされます。
「自分は安心できる人間関係に
支えられている」
という思いは、
何より嬉しく幸せですし、
自信や落ち着きも
持てるようになります。
しんどいことや
辛いことがあっても
「立ち返れる人間関係=居場所」
があるので、
そこで話を聴いてもらったりして
悩みも軽くなり、
心が安らかに自由に
なってくるものです
そうやって
「心」が
安定し成熟していくほど、
「人間関係」も
より一層、安定した関係に
深まっていきます
「内側の心」と
「外側の人間関係」は
リンクしているんですよね。
逆に、「心」に余裕がないと
「人間関係」も
ギクシャクしてくるものです。
心の余裕のなさが
イライラなどになって
人にぶつけてしまい、
人間関係に余計
ヒビが入ってしまったり…
心(内面)と人間関係(外側)は
循環し、
相互に影響し合っているのです
ですので、
外側の人間関係を
良好なものにしていくことで
↓
心も安定して
↓
結果的に
レジリエンスが高まってくるのです。
・
人間関係を良好なものにするための
アプローチは色々ありますが、
例えば、
断るのが苦手で
人にふり回されてしまう方は、
相手も自分も大切にしながら
「NO」を言う練習をしたりして、
コミュニケーションスキルを
学んでいくと、
人間関係が
安心できるものになっていき、
その結果、心も
安定してきます。
その安心・安定した心が
落ち込みや傷つきから
逞しく回復する力を
発揮してくれるようになるのです。
・
・
私も
家族はもちろん、
身近な人との関係を
お互い信頼し安心できる
良好なものに
日々コツコツ育てていき、
たとえ心が
揺れてしまっても、
落ち込んでしまっても、
またしっかり戻ってこれる
「回復力=レジリエンス」を
高めいきたいなと思います
人間ですから、
揺れたり
落ち込むことは
あると思うんです。
それは仕方ないと思うんです
ただ、そこからしなやかに
再起できるためにも、
身近な人間関係を
親密で良好なものに
育んでいきたいですね。
まだまだ未熟な私ですが、
しなやかな心づくりに
日々、精進していきたいと思います
最後まで読んでくださって
ありがとうございました。
あなたの毎日が
やさしく健やかでありますように
幸せな自己実現の専門家
江杉侑記