あなたが生きづらさを手放し
【自分が自分であることの確かな安心感、自己信頼感】
で生きられるようサポートする
幸せな自己実現の専門家 江杉侑記です
さらに強烈な影響を
子どもに及ぼすのが
「過干渉な親」です。
過干渉な親とは
子どもの決定や選択に対して
「こうしなさい」
「あれはやめておきなさい」などと
干渉する親のこと。
子どもの「境界線」を
あっさり乗り越え、
子どもの人生に侵入してくる親です。
過保護な親と同じように
「子どものため」という思いで
やっているので、
「境界線を侵入している」という
自覚は親には全くありません。
親の過干渉には
「あなたにはこちらが良いわよ」
「それはやめておきなさい」
などと子どもの選択に
直接的に口出しする
タイプと
間接的な方法で
子どもをコントロールしようとする
タイプとがあります
間接的な方法でのコントロールとは
どのようなことなのでしょう?
例えば、口では
「あなたの人生なんだから、
あなたが好きなようにやりなさい」
「あなたが自由に決めればいいのよ」
「お母さん(お父さん)は口出ししないよ」
などと言っておきながら、
いざ子どもが自分の好きなように
選択・決定をして、
子どものその選択・決定が
親である自分にとって
気に入らないものだったり、
受け入れられないものだったりすると、
・不機嫌になる
・悲しそうな表情をする
・ため息をつく
・ふさぎ込む
・子どもを無視する
などをして
言葉ではなく態度で
子どもを間接的に
コントロールしようとするものです。
親の
「言うこと」と「やること」が
真逆なのですが
これが子どもの精神に
非常に大きな悪影響を与えるのです
このように
2つの矛盾するメッセージが
同時に送られることを
心理学では
「ダブルバインド(二重拘束)」と言い
子どもにとって
かなりの心理的負担になります。
このダブルバインドを
長期間受けた子どもは
精神の不調をきたしやすいと
言われています。
言葉では「受容的」なことを
言っておきながら
態度・行動は
「非受容的」なのですから、
子どもは混乱し、
動けなくなってしまう
金縛り状態に陥ってしまうのです。
ダブルバインドとは
それほどの過度なストレスが
心にかかるものなのです。
・
・
このような「過干渉な親」に
育てられた子どもは、
親の侵入に
抵抗することもできずに
それを否応なく
許してしまっているので、
当然「心理的な境界線」が
作れません。
私たちは
自分と他者との間に
明確な境界線を引くことで
心に「安全空間」を作り出し、
「自分が自分であることの
確かな安心感」を
育んでいくのですが、
そのプロセスができずに
親に自分の領域に
侵入されてしまうのですから
これほど
自分が脅かされることはありません。
ではこうして
自我を確立するプロセスを
経ることなく
しっかりとした「心理的境界線」
が作れないと、
その後の人生にどのような影響を
及ぼすのでしょうか
大人になってから
どのような症状で
現れてくるのでしょう
次回詳しくお伝えしますね
さいごまで読んでくださって
5月限定プレゼント!
LINE音声セミナー
応援クリックお願いします