Go To Eatは活用しているものの、Travelの方は未だ利用したことのない我が家ですが

この3連休は母の誕生日祝いも兼ねて、娘を連れて近場の実家へやって来ました。
娘は実家近所の幼馴染と遊びまくり、ヒャッホー全開の様子です。


ところで今回は実家へ行った際に、ぜひ探したいものがありました。

それは、母校(都内の私立中高一貫校)の大学受験の合格体験記です。

こちらは母校が内部資料として毎年作成しているもので、主に難関大に合格したその年の卒業生何人かに学校側から執筆を依頼し

勉強方法・通っていた塾・受験期の過ごし方・志望校選びといった実体験をまとめたものを、受験結果のデータと共に後輩達に配布するもので、私も当時依頼を受けて何か書いていた記憶があり・・

なぜこれを探していたかというと、娘の中学受験について考えているうちに、「そもそも私立って、そんなに良かったっけ?」と疑問が沸いてきて

実際、私立中高一貫校の教育の質や内容ってどうだったんだろう?ということを、当時の自分や周りの意見や結果から振り返りたくなったためです。



さっそく実家にて母に聞いてみたところ、「あれね、取ってあるよ〜」と、思いのほかあっさり出てきました。

断捨離大好きな私は、実家を出た際に処分してたかも・・と半ば諦めていたので、今回ばかりは物持ちが良い母に感謝です笑。

また合格体験記と共に、高校2〜3年時の模試の結果一式・通知表・各大学の合格証も出てきました。

これらもいつか何かに役立つだろうと思い、今回自宅へ持って帰ることに。



それでは、肝心の合格体験記の内容について。

自ら昔書いた内容を、恥ずかしながらほぼ覚えず、「へぇ〜私こんなことしてたんだ」と面白がって読み始めましたが

東京早慶一工といった、いわゆる難関大に合格した同級生や自身の勉強方法について、文系理系問わずある共通点がありました。

それは「学校の授業内容や個別ケアが充実していた」と述べている点です。

実際、自分含め受験科目全てについて、塾に通っていたという同級生は少なく

全く塾に通わず、学校の授業と独学で東大に合格した例もありました。

少なくとも「学校の勉強は捨てて、塾の勉強や独学一本で受かりました」と述べている同級生は、一人もいません。

まぁ学校からの依頼で執筆したものなので、そんなこと書けないのもあるかもしれませんが。


私の場合、もともと音大志望だったため、進路変更し塾に通い始めたのも高2の冬と、やや遅かったのですが

当時は公募や指定校推薦も視野に入れていて、評定を高めに維持するために、学校の勉強はわりと真面目にやっていたおかげか

高2終わりまでにセンターレベルの基礎はぼちぼち固まっており、かつほぼ全範囲の履修が終わっていたため、「今からじゃ間に合わない!」と焦らずに済んでいた様子です。

また、英作文や小論文が出題される大学の対策用に、学校で各教科の先生に個別に添削を依頼していたという同級生も、自分を含め数多く存在していました。



こうやって読み返して感じるのは、大学受験に向けた私立中高一貫校の授業内容やケアの手厚さ、進度の速さというメリットです。

更に言えば、この冊子の執筆者一人ひとりが、進路や方法は違えども、皆どこかしらでは努力し受験に取り組んでいた様子から

高い目標を持って、切磋琢磨し合える仲間のいる環境も、私立の進学校に行くことで得られるメリットかと思います。

ちなみに、私が通っていた学校は御三家ではなく、御三家落ちの子が周りには多くいましたが

このような中堅レベルの私立中高一貫校からでも、学校での授業と独学による努力で、東京早慶一工あたりを十分狙えるレベルまで達する、ということのようです。


そう思うと、当時は校則の厳しさや、女子しかいない環境に飽きていた記憶ばかりが強かったのですが

高い塾代や学費を払って中学受験し、こうやって私立に通わせてくれた親に対して、改めて感謝すると同時に

娘にも本人がある程度望むのであれば、そういった環境を与えてやりたいな、と親心には感じました。

↓以下、大変参考にさせて頂いております。
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