どかれふのExcel画廊

表計算ソフト、エクセルで描いた画をだらだら放出中。マウスで描いてるよー。

【番外】東京せんべろウォーク - 早稲田~高田馬場

せんべろ 早稲田 高田馬場 大隈講堂

徒歩で移動しながら飲酒巡業する「せんべろウォーク」。

今回は、2024年の師走に東京屈指の学生街の早稲田~高田馬場

3人でだらだら飲み歩きします。

新しい店は知らないので老舗メインのルートです。

全部で5軒の巡業。

13:00 「メルシー」@早稲田

せんべろ 早稲田 メルシー

早稲田の老舗「軽食&ラーメン メルシー」

こちら地下鉄早稲田駅より徒歩数分にあるラーメン店「メルシー」。

早稲田OBの吉永小百合やタモリ、堺雅人とかの著名人も

学生時代に世話になった「ワセメシ」の老舗。

屋号は洋風だけど実はラーメン屋。元は喫茶店だったらしい。

自分も地方から上京してきた時から通い続けている名店だ。

2024年の春ごろ、驚愕の閉店情報。

ホール担当の熟練おばちゃん達が引退になってしまって

人手確保が難しくなったとのこと。

そのまま廃業になるんじゃないかと心配したけど、

結局秋にスタッフも一新してめでたく復活。

でも厨房は引き続き大将の小林さんワンオペで回している。

今回はここで昼飯がてらビールもやりつつスタートだ。

メルシー 早稲田 お品書き メニュー

値上がりしたとはいえまだこの値段

昼時だったけど、ちょうど1卓空いたタイミングで入店。

その後は数組の行列が発生する人気も変わらず。

でも昔は学生だらけだったのが、

今は自分も含め中~シニアの白髪族が半数以上という

オールドファンの巣窟化も進行している。

まずは大瓶とつまみチャーシューで。

飲み屋じゃないんで、酒類はビールのみ。

チャーシュー メルシー 早稲田 せんべろ

裏メニューの「つまみチャーシュー」

「裏メニュー」というか、単にメニュー―に載せていないだけ。

メンマまでついている。

金額確認していないけど、昔より盛は減った感は否めない。

遅れていた1人が合流したので、普段一人では食べきれないWメニュー発注。

たぶん人気トップの「もやしラーメン」と「ポークライス」。

この日は「チャーハン」「ドライカレー」が品切れとの札が。

米がないのかと思ったけど、「ポークライス」はできるらしい。

メルシー もやしラーメン ポークライス 早稲田

もやポーク

「もやしラーメン」は「ラーメン」にラードで炒めたもやしが大量に乗っている。

そして聞きなれない「ポークライス」は「チキンライス」の豚肉版。

チャーシューの細切れが入っている。

グリーンピースが単調なフェイスに彩を加える。

昔のデパート食堂のお子様ランチのケチャップライスを思い出す味付けだ。

ケチャップ味なので、こっちは作り置きしたらしいのでまだ提供できたみたいだ。

ラーメン、ポークライスともに、休業前より「ダシが効いている」というか、

味に芯が通った感じでさらに旨く感じる。

 

再開してから初めての入店だったけど

以前納品したエクセル画はまだ飾ってくれていた。

メルシー エクセル画 額装版メルシー 早稲田

変わらずに時計の真下にエクセル画。正面は小林さん

3人で4050円だから一人1400円ほど。
まだ1軒目だしここは軽めに済ませて次に向かおう。

 

早稲田駅からのルートはこちら。

https://maps.app.goo.gl/WeSAK5cnaiFcfaGy9

徒歩1分で46m。

ちなみに以前のエクセル画訪問レポはこちら。

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13:50  「ユニカフェ」@早稲田

Cafe125 早稲田 せんべろ

こじゃれた「ユニカフェ」。でも飲める。

ひさしぶりの母校なので、大隈講堂裏手にある学食でビールを飲もう。

早稲田大学 学食 カフェテリア

近代的になってしまった学食

名称も「大隈ガーデンハウスカフェテリア」となっている。

自分の学生時代とは場所も風情も大違いだ。

しかもなんと営業は14時まで。

時間がない。

挙句に酒類は置いていない。

以前はコップがわりに湯飲み茶わんでビールを飲んだんだけどなぁ。

今のご時世、昼から学校で酒飲もうとする学生はいないっていうことだ。

 

あきらめて、馬場方面に移ろうと思ったら

大隈庭園脇にこれまた小ぎれいなカフェ。

正式名称は「Uni.Shop&Cafe125」。通称「ユニカフェ」。

どうやらここでビールや日本酒が置いてるらしい。

店内は留学生が多いみたいで、

多言語が飛び交っているインターナショナルムード満載。

ユニカフェ 早稲田 せんべろ

結構にぎわっているけど、飲んでいる人はいない

皆さんPCいじってたり、本読んだりアカデミックな議論したりの中、

やっぱりここでもビール。

ユニカフェ 早稲田 せんべろ ビール

ドラフト。プラカップです。

1杯610円。

割高感は否めない。

しかし冬休みでもないのにキャンパス内に学生が少ない。

昔は授業中でもぶらぶらしているのが多かったけど、

今は教室に入っているんだろうなぁ。

腰落ち着けて飲む店じゃないんで、さっさと移動しよう。

 

メルシーからのルートはこちら。

https://maps.app.goo.gl/aWgeyukvL16Y5Lgs7

徒歩6分で400m。

15:00 「清龍」@高田馬場

さかえ通り 高田馬場

「馬場の首都」さかえ通りのエントランス

早稲田大学の構内を抜けてだらだら高田馬場駅まで早稲田通り沿いを歩いていく。

馬場駅に到着し、山手&西武線のガードレールを抜けた右手にさかえ通りが登場する。

高田馬場駅から行くと北口を出て左手に山手線と並行して走る商店街。

といっても、入り口近くの八百屋以外は飲食店やピンク系がひしめく

馬場随一の歓楽街。長さは300mもない。

そしてアーチから50mほど行った右手に、

今でいう「せんべろ」酒場の老舗激安酒場、「清龍 高田馬場店」が登場する。

清龍 高田馬場 せんべろ

早大生の脳裏にこびりついている大御所

今や屋号前には「蔵元居酒屋」のショルダーコピーも乗っている。

埼玉の日本酒造り酒屋が展開しているお店だ。

学生の財布に合わせた激安設定で、サークルの打ち上げとかの常連酒場。

昔はイッキコールや吐瀉物やらで、

とにかく「うるさいくさいやすい」の代名詞だったのが、

早い時間もあってか客層はシルバー層主体。

店もなんだか小ぎれいになっている。

店内は切れそうな蛍光灯だったのが、今や電球色のLED化に進化。

でもなんだか目に痛い明るさで落ち着かない。

清龍 高田馬場 せんべろ

やたら幅広い価格レンジの「清龍」ラインアップ

ここでは蔵元ならではの桝酒190円が激安。

最高峰は大吟醸790円。

そういえばこの「清龍」っていう日本酒、酒屋じゃ見かけたことがないなぁ。

今度見かけたら買ってみよう。

清龍 高田馬場 せんべろ 日本酒

これぞ清龍の真髄。190円枡酒

190円の枡酒は味わって飲まなければフツーに酔える酒だ。

昔は何のウィスキーかわからない「水割り」が1杯100円があったけど、

もう1杯はほうじ茶割り350円で止めておこう。

アテは何を頼んだかもう覚えていない。

3人で3000円だから、ちょうど一人1000円。

次に向かおう。

 

「ユニカフェ」からのルートはこちら。

https://maps.app.goo.gl/PPtScN84tPDEcbXs7

今回最長の徒歩27分の1.9km。

実際は大学キャンパス内を抜けてきたので1.5㎞くらいか。

16:00 「ばん」@高田馬場

ばん 高田馬場 せんべろ レモンサワー

「レサワ発祥の地のひとつ」と言われる分店(と思う)

4軒目は「ばん 高田馬場店」へ。

ここは中目黒にあった伝説の酒場で「レモンサワー発祥の店

といわれる「ばん」の系列店(と思う)。

「ばん本店」が閉店してから祐天寺や中目に復活したりで

系列がいくつか枝分かれしてるみたいでよくわからない。

ここは今回初入店で11時半から営業しているから、完全昼飲み体制を整えている。

 

しかし、入店すると客はゼロ。

祐天寺はすごく混んでたけどなぁ。

中休みかと思ったけど、営業してるみたいだ。

師走だしこんな時間から飲む輩は少ないっていうことか。

とりあえずはレモンサワーにしよう。

ばん レモンサワー 高田馬場 せんべろ

がつんとレモン1個

1杯につきレモン1個が付いてくる。

それにタンサンの瓶が1本。

今更だけど写真見ると、「ナカ」が少ないなぁ。

結局「ナカ」だけどお代わりすることになる。

ここでも何を頼んだか、写真を撮るのも欠落している。

たぶん1時間ほど滞在。

3人で4130円だから、一人1400円。

次に向かおう。

 

「清龍」からのルートはこちら。

https://maps.app.goo.gl/rmU5MedoC1paogTZA

徒歩3分で240m。近い。

17時 「鳥やす本店」

鳥やす本店 さかえ通り 高田馬場 せんべろ

さかえ通りの結界に鎮座

そしてもう1軒、とどめの店を目指してふたたびさかえ通りへ。

そのどんつきにある、老舗焼き鳥酒場の「鳥やす本店」。

ここも昔通った店だ。

店は神田川の橋のたもとある。

早稲田通り沿いにも分店があるけど、

本店の方が客層もシルバー率高くて落ち着いた感じ。

自分も年寄りだから、若者に囲まれるより安心だ。

鳥やす本店 さかえ通り 高田馬場 せんべろ

変わらない「うずらおろし」のお通し

ここではお茶ハイからスタート。

うずらおろし」のお通しは昔から変わらない。

まずは生野菜から。

鳥やす本店 さかえ通り 高田馬場 せんべろ 生野菜

まずは。やたらきれいな盛り付け

生野菜は一人飲みだと白旗の量だ。そして素晴らしい盛り付け。

付け合わせの味噌もこれだけでも飲める。

鳥やす本店 さかえ通り 高田馬場 せんべろ 焼き鳥

主役登場。焼き鳥盛り合わせ

そして店名通り、ここでは焼き鳥盛り合わせ

塩タレお任せで登場。

昼飯だったらひとりで食べれるけど、もう腹いっぱいなので3人でシェア。

口開け早々はガラガラだったけど、18時過ぎたらすぐに満卓。

昔から人気店だったのは変わらない。

仕上がりは一人4000円ほど。

以前は屋号通り「やすい」感じだったけど、時代相応の値段に。

でも割高感はない。

 

「ばん」からのルートはこちら。

https://maps.app.goo.gl/4Att1jdjdHhNYoCH7

徒歩5分400m。

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まとめ

今回の「せんべろウォーク」をまとめるとこうなる。

(料金は一人当たり)

①13:00 「メルシー」1400円
②13:50 「ユニカフェ」 610円
③15:00 「清龍」 1000円
④16:00 「ばん」1400円

⑤17:00 「鳥やす本店」 4000円


飲み代合計は8500円ほどなので1軒1700円の仕上がりで踏破終了。

 

移動距離は

①13:00 「メルシー」まで徒歩1分で46m。
②14:10 「ユニカフェ」まで徒歩6分の400m。
③15:00 「清龍」 まで徒歩27分で1900m。
④16:00 「ばん」まで徒歩3分で240m。

⑤17:00 「鳥やす」まで 徒歩5分400m。

合計2986m、42分の完全徒歩移動。

3kmほどなんでちょろいですね。

 

高田馬場エリアの老舗系酒場は、17時過ぎ口開けの

昼飲みに適さない真っ当なお店が多いから行きそびれた店も多い。

今度は夜飲みだな。

 

最後に「メルシー」大将の小林さんをうろ覚えで描いたエクセル画ハイブリッド版で。

メルシー エクセル画 小林さん

メルシー大将 小林さん

おつきあいありがとうございました。

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