ほぼ全てが値上がりする中、

医療保険で使われる医薬品

だけが値下がりしています。

 

 

どうなろうと、財務省は

来年も医薬品の公定価格(薬価

の引き下げを主張しています。

岸田政権は財務省の言いなりですし、

菅政権からの前例もあるので、

ほぼ間違いなく断行されるでしょう。

 

 

 

 

*財務省財政制度分科会

(令和4年11月7日)

 資料一覧より抜粋

 
たとえるなら、
大企業が下請けの生産者に、
これまでと同等の品質を
要求しながら値下げを強いる
ようなものです。
 
値下げは今年限りではなく、
来年も再来年もさらに。
それでいて品質を下げる
ことは許さないというの
だから、歪みが生じるのも
当然です。
 

国が相手では、製薬会社は

逆らえません。とはいえ
自社の利益と公共の利益、
どちらを優先するかといえば
比べるまでもないです。
衣食足りて礼節を知る。
企業もまた然り。
 
おかげで日本の医薬品業界は

出荷調整・自主回収が日常的に

なりました。要するに、

生産量と品質の確保の両立が

できなくなったのです。

 

国が後押しするどころか

踏みにじっているようでは、

日本の製薬会社はどんどん

墜ちるばかりでしょう。

 

まあ、しょうがないです。

国が、国民が望んだ結果です。

薬価の引き下げで捻出したお金は、

増え続ける社会保障費の穴埋めに

使われます。

誰だって、自分が損するのは

イヤでしょう?

 

昔も今も、強くなければ

生きていけません。

アイは、優しいだけでは

生きる資格がないとすら

思っています。

 

シンプルイズベスト。

生きる理由もまた然り。

アイは自分のために、

自分のためだけに

今日も戦っています。

 

相手もそうだとしたら、

全てを許す気になれますよ。