アメリカで洗濯槽お掃除!オキシクリーン(オキシ漬け)【写真付き解説】OXI CLEAN

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アメリカの洗濯槽を掃除する方法を紹介します。今回は日本でも有名な洗剤「オキシクリーン(OXI CLEAN)」を使った方法です。

 

 

 

オキシクリーンとは?

オキシクリーンのイメージ

「オキシクリーン(OXI CLEAN)」とは、アメリカブランドの酸素系漂白剤です。衣類のシミや汚れを漂白し、消臭や除菌も出来ます。なので衣類だけでなく、キッチン、お風呂場、トイレ、リビングのソファなど、あらゆる所で使える漂白剤です。公式サイトはこちら

 

日本とアメリカで違う?

日本のオキシクリーン

日本のオキシクリーン(公式サイトより引用)

アメリカで販売されているオキシクリーンには、基本的に「界面活性剤(surfactants)」が含まれています。なので繊維の中の汚れまで浸透して汚れを取り除いてくれ、泡立ちが良いです。アメフトで泥だらけになったユニホームがあっという間に真っ白になるCMが印象的です。また香料(fragrance)も含まれますが、無香料の商品もあります。一方で日本版オキシクリーンは、界面活性剤不使用で無香料なので、お肌に優しく、泡切れも良いです。日本版でも「オキシクリーンEX」には界面活性剤と香料が使用されています。アメリカ版も日本版も漂白力に代わりはないそうです。日本版の公式サイトはこちら

 

 

オキシクリーンで洗濯槽お掃除

コストコで買ったオキシクリーン

オキシクリーンにはたくさんの商品がありますが、今回は、最もオーソドックスな何にでも使える多目的オキシクリーン(Versatile)を使って洗濯槽を掃除します。我が家ではコストコで買った大容量を使っています。

 

洗濯槽のオキシ漬けの手順

今回は時間をかけて徹底的に洗濯槽を綺麗にする方法を紹介します。おおまかな手順は以下の通りです。後ほど、各項目を詳しく解説していきます。

 

1.洗濯機に高水位までお湯(Hot)を溜める

2.オキシクリーンを入れる

3.5分間くらい洗濯コースで動かす

4.6時間放置

5.浮いてきた汚れをネット等で取り除く

6.通常モードで洗濯する

7.汚れがひどかった場合は何度か洗濯機をまわす

ちなみに、理想のお掃除頻度は約1ヵ月に1回です。また洗濯槽がステンレス槽の場合、長時間漬けおきで変色する可能性があるので、事前に確認してください。ちなみに我が家はステンレス槽ですが漬けおきしても大丈夫でした。ですが、あくまで自己責任でお願いします。

 

1.高水位までお湯(Hot)を溜める

高水位 お湯の設定

まず洗濯機に高水位(Super / Precise Fill)でお湯を溜めます。オキシクリーンは40~60℃のお湯で、より力を発揮します。アメリカの洗濯機の場合、「Temperature」で温度が選べます。「Hot」が約43~60℃(110~140℉)なので、「Hot」を使用します。洗濯機の使い方や温度設定などについては、別記事で詳しく紹介しています。

 

元の水位 満たした水位

我が家の洗濯機は、高水位まで水を溜めても洗濯槽の半分すぎくらいまで(写真左)しか満たされないので、さらにバケツでお湯を足しました(写真右)。

 

2.オキシクリーンを入れる

オキシクリーンのスプーン

オキシクリーンの量の目安は、アメリカ版と日本版で差があるようですが、結論、付属のスプーン7杯~10杯前後で良さそうです。

 

アメリカのパッケージ

なぜ量がはっきりしないのかというと、アメリカ版のパッケージでは、水1ガロン(約4リットル)に対して、付属のスプーン1杯(ライン2~4)(70~130グラム)とあります。(ちなみにコストコ版のスプーンはラインBが目安。)しかし、日本公式サイトの洗濯槽掃除の仕方によると、お湯4Lに対してスプーン1杯(約28g)と記載されています。まずアメリカと日本で付属スプーンの大きさが全然違います。洗濯機の種類も違うので、正直分かりにくいです。

 

 

ふたのQRコード 洗濯機の種類

また、使ってる洗濯機の容量が分からない場合、洗濯機のふた等にQRコードが付いていて、確認できる場合があります。我が家のアパート備え付けの洗濯機は、GEの「3.8 Cu. Ft.(3.8立法フィート ≒ 107リットル)」。ですがこちらは、洗濯槽に入る水量なのか不明です。水量として計算すると、アメリカ式ではスプーン約26杯分です。日本式ではスプーン約7杯分です。いくつかの英語や日本語のサイトを参考にさせてもらって、筆者的には、結論10杯前後くらい入れればいいのではとなりました。どなたか正解を知っていたら教えてください。

 

3.5分くらい洗濯機をまわす

洗濯機をまわして泡立った時

オキシクリーンを入れたら、かくはんさせるために5分ほど洗濯機をまわします。通常モード(Normal)で大丈夫です。

 

4.6時間放置

放置している様子 周りを掃除している様子

その後、約6時間ほど放置します。この時に洗濯槽の周りのホコリなどもまとめて掃除しておくと良いです。

 

5.浮いてきた汚れをネットなどで取り除く

汚れをすくっている様子 すくった汚れ

6時間放置すると、洗濯槽の中の汚れが水中に浮き上がってきます。水垢掃除ネットやお魚用ネットなどを使って大きな汚れをすくい取ります。我が家には丁度良いネットが無かったので、ハンガーに排水溝用ネットを付けて使いました。

 

 

 

6.通常モードで洗濯

通常モード

大きな汚れを取り除いてから、通常モード(Normal)で洗濯します。

 

7.汚れがひどかった場合、何度か洗濯機をまわす

掃除後の洗濯槽

汚れがひどかった場合、2回目以降も汚れ(黒いぴらぴらみたいなもの)が出てくる可能性があります。そのまま洗濯すると、衣服に汚れが付いてしまう可能性があるので、気になる場合は何度か洗濯機をまわして下さい。汚れがひどい場合、3週連続で洗濯槽掃除をすれば、その後は月に1回のメンテナンスで清潔さを維持できるそうです。

 

 

洗濯槽掃除用のオキシクリーンもある

洗濯機掃除用のオキシクリーン

今回は使用しませんでしたが、オキシクリーンには洗濯槽掃除用の「Oxi Clean Washing Machine Cleaner」という商品もあります。こちらはドラム式洗濯機でも使用可能で、月に1回1袋の頻度で使用すれば、洗濯槽を綺麗に保つことが出来ます。使い方も簡単で、1袋のオキシクリーンを入れたら、通常&お湯(Hot)のモードで洗濯機をまわすだけ。日々のメンテナンスに活用してみて下さい。

 

 

色物にも使える染み抜きオキシクリーン

染み抜きオキシクリーン

おまけに、色物の服にも使える染み抜きも、オキシクリーンの商品を使っています。その色落ち実験とレビューを別記事にまとめていますので、気になる方はぜひ参考にしてみて下さい。

 

 

洗濯機を綺麗に保つコツ

洗濯機のイメージ

洗濯槽を綺麗に保つためには、カビなどが発生する原因を抑える必要があります。まず、洗濯が終わった後は洗濯機のふたを開けたままにして、中を乾燥させます。さらに洗濯機の中に汚れた衣服を入れたままにすると湿気がたまるので、洗濯ものは洗濯かごにためるようにします。また、適切な量を洗剤を使うことで、洗濯槽にせっけんカスが溜まって汚れるのを防ぎます。個人的には、アメリカは日本より乾燥しているので、汚れが溜まりにくい気がしています。

 

まとめ

酸素系漂白剤のオキシクリーンを使って、アメリカの洗濯機を綺麗にする方法を紹介しました。オキシクリーンは掃除以外にも使えるので、ぜひ活用してみて下さい。

 

*合わせて読みたいアメリカのお掃除事情*