関東ではなかなかゲームフィッシングとしてヒメマスを釣れる湖が少ないなか十和田湖までお出かけされる方も多いわけですが、その十和田湖さえ魚影の薄さが心配されるようになってきた今日この頃トラウトファンの皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回は一気に道東、屈斜路湖まで行ってきましたのでご一読ください。
屈斜路湖にヒメマス釣りに行こう
屈斜路湖は日本最大級のカルデラ湖。その神秘的な景色に屈斜路ファンも多いと聴きます。
周囲57km、深さ117.5m、釧路川の源流。どんな生態系があるのか、夢のある湖ですね!
クッシーもいるかも??熊は普通なので要注意。
屈斜路湖へのアクセス
女満別空港から約1時間のドライブ。釧路空港からは約1時間半。どっちから行っても楽しいので、旅の目的によりますね。ついでにどこで釣りするか、直行直帰なのか、何温泉に浸かりたいか、どこのグルメを楽しみたいか(^_^)
フェリーで行くときは苫小牧港から約5時間。
ここ弟子屈町、「てしかが」なんですね。
使用タックル、おすすめタックル
ロッド/天龍レイズ6.8
リール/ヴァンキッシュC3000
芦ノ湖のヒメマスならワンランク弱い方がいいけど、屈斜路湖は小型レッドサーモン級のヒメマスがいるのでこのぐらいの強さがベスト。
40cm級のトラウトを想定したロッドなら、あとのアクションはお好みで。リールは2000番台でもいいんですが、ロッドとのウエイトバランスで選びましょう。
ラインはPE0.4、フロロリーダー6ポンドを1m。直結派にはナイロン5ポンドを推します。
実釣!屈斜路湖のヒメマス
美しい森のなかに駐車してタックルをセッティング。ポイントは歩いてすぐ。
屈斜路湖ヒメマスのポイント
上記地図の屈斜路プリンスホテルから北に向かう道路沿いは、道路から湖面までが近くなっていますのでその辺からエントリー。たくさんの車が停まっているのですぐわかります。
一帯は阿寒摩周国立公園。ヒグマ多数。人のいないところへは絶対行かない方がいいです。
人は多いけどヒメマスも多いし広い
車がたくさん停まっていたので混んでるかと思って湖に出ると、意外に広くて大丈夫。岸沿いを横に移動して、声を掛け合って場所を譲りあって楽しみましょう。
ウェーディングしてすぐにこんな光景が!よくみるとそこら中に産卵床があるじゃないですか。すごい、すごいよ屈斜路湖。一体どれだけヒメマスいるんだろう・・・
いつも思うけど、やっぱ北海道すげえ。。
来たよヒメマス
さて釣ろう。まずは目の前の魚を釣りたくなるのを抑えて、と思ったが抗えずチョット投げてみる。
ほとんど無視w まあそうなりますよね。
で沖に向かってブレイクラインを意識してミノーを通すとヒット!
魚がジャンプしてヒメマスであることを確認!慎重にランディング。
オスのセッパリ。まだまだこれからカッコよくなる個体ですね。
どんどん行きましょう。魚はたくさん居ます。
スピナーやミノー、スプーンをあれこれ試して本日のパターンを探します。
かわいい顔のメス。元気に卵を産むんだよー
完璧なオス登場
なかなか真っ赤なオスがヒットしないまま時間が過ぎ、見えてる産卵床の魚も釣ったりアレコレしてだんだん体が冷えてきた頃、遂に時は来ました。
沖に向かってミノーをキャストし、ボトムノックタダ巻きしているとガツーンとヒット!
ジャンプをいなしてランディング!
よっしゃ!かっこいいオス来ました!
赤い!これです!これが釣りたかった。まさに陸封レッドサーモン。
美しい魚、美しい湖。いつまでも残したい自然。
完璧な魚と出会う度に想う、個人の小さな願い。
僕たちはどこまでこの正しい願いを繋いでいけるだろうか。
まとめ
遠いけど釣れる、釣れるけど遠い、永遠のテーマに思えますが、どこでも聴くのが「昔はもっと魚いたんだよ」です。
こうしている間にもOn the wayで魚は減っています。
魚を大事に扱うこと、食べる魚でも乱獲に気を付けること、環境に気を配ること、少しづつ啓蒙していきたいですね。
さて屈斜路湖ですが、天然の巨大なヒメマス管釣りだと思って臨んでください。
見える魚のルアーを食わない姿にヤキモキしに行ってくださいw
どうにかしてルアーを食わせた時、あなたの腕がワンランクアップします。