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提案編

自分を守るために職場の人間関係を「笑顔」で改善する

転職理由の上位は、いつも職場の人間関係です。

掘り下げていくと、どんな人間関係かというと、みんなに好かれていないから仕事を辞めるということが、私が受けた相談でも圧倒的に多いです。

自分だけ叱られる、同僚よりも嫌な仕事を担当させられる、ミスはすべて自分のせいにされるなどです。こんなことが続くと、だんだん自分は嫌われていると思うようになります。そして転職を繰り返すと、自信を失くしてしまう。

働いていると、同僚や部下、上司に対してもNOと言わないといけない場面、また自分や同じセクションの利益を守るために反対しないといけない場面は多々あります。

そんなことが続くと、自分が我慢すればいいと気持ちを押し込めてしまう人も多くいて、メンタルを壊してしまうことにもなります。

そこで、自分を守るために職場の人間関係を「笑顔」で改善するんです。それでは、みんなに笑顔を見てもらうことを紹介します。

私は笑顔が作れない人間でした

職場の人間関係、つまりコミュニケーションが上手な人は羨ましい。私も羨ましいと思う一人でした。

IT関係の仕事をしていた時は、一見するとコミュニケーションがあまり必要でないように思われがちですが、チームやプロジェクトで仕事をする場合はコミュニケーションが必要となります。

実はそんな単純なこともわからず仕事をしていた時期がありました。

必要な情報や議論、問題解決、スケジュールさえ合っていれば仕事は進むと思っていたのです。大きな間違いでした(笑)。

もともと、必要以上にコミュニケーションは必要ないと思っていた私が人間関係が羨ましいなんて矛盾していますよね。

でも、人間ってそんなものかもしれません。そして、いろんな本やセミナーなど勉強して行き着いたのが、「笑顔」でした。

笑顔以外にも、積極的な挨拶、感謝する言葉、雑談の力など様々ありますが、入門は笑顔を作ることでした。

しかし、これがなかなか難しい。

笑顔を作れない理由

どうして笑顔が作れないのでしょうか。自分の経験もふまえていくつか挙げてみました。

・情報交換さえできれば仕事は進む、できると思っている。私はこのタイプ。

・笑顔の作り方が分からない。また、作為的な笑顔に抵抗がある。これも私のこと。

・笑顔でいるとなめられると思っている、なめられると考えているからやらない。

・笑顔をほめられたことがないため自信がない。昔から自身の無さが続いている。

・威厳のある表情が上司、リーダーであり必要性を感じない。部下になめられると思っている。

みなさん如何ですか?

笑顔は練習できる

笑顔を作る必要性は理解できたものの、いざ笑顔を作ろうとすると、できないのです。

誰でも他人に対して好き嫌いはあると思うのですが、身近な人や赤ちゃんには自然に微笑んでいるのですが、大人としての微笑みができないのです。

メンタルブロックがあるのも事実なのですが、意識的に作ろうとしても不自然な笑顔しかできないのです。

「人を好きになろう」と博愛精神を持てるほど純粋でない私がいるのです。

本当はこれが一番大切なんですが・・・。

不器用な私が取り組んだ方法

そんなとき、接客のプロである、知り合いの元CAに相談しました。

いろいろ教えてくれたのですが、私が取り組んだのは、一番スタンダードな方法ですが、「ウイスキー」と発しながら、ひたすら鏡に映る自分の口角が上がるか練習しました。

そして、人と話すときに「ウイスキー」を意識する。これだけ。

本当に出来てるかチェックする方法としては、相手の目に「構えがない」「厳しさ」が出ていない、または相手も微笑んでくれる。

コロナ禍のなか、マスクしてるけど大丈夫?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、全然大丈夫です。実証済みです。

本格的に練習したい方は、私が調べてお勧めなのは、ローリエプレスの「すぐにできるトレーニング、自然で美しい笑顔の作り方とは」です。

無理をしないという選択もある

私が過去に相談を受けさせていただいた方の中には、コミュニケーションが苦手、とくに笑顔なんて作れないという方もいました。

いろんな理由があって、笑顔が難しい状況になってるんですが、私は無理をする必要はないと思うのです。

営業職や接客業を避けて、一人で黙々とできる仕事やチームワークが必要としない職場に就職することもありです。

特にリモートワークが進んだ現在は、笑顔のいらない職場や仕事を選択するという方法も拡大しています。

こちらの記事「いい人間関係は就職の必要条件か」も参考にしてくださいね。

まとめ

上手いコミュニケーションは「笑顔」を作ることから始めましょう。

かならず、あなたを見る目が変わります。職場での人間関係がよくなりますよ。

まずは、「ウイスキー」と発しながら、鏡を見て自分の口角を上げる練習をしてみてくださいね。