昨日、長かったゴールデンウィークが明けてすぐの出勤でした。
朝の通勤列車はいつもより人が多かった印象で、新型コロナウイルス感染の心配をしながらの通勤をしました。
会社内では、在宅勤務の社員が半数以上いたため、残作業を一人でしていました。
前日、なかなか寝れずに、ほぼ徹夜の状態で出勤していたので、作業中は体が重く、あまり動きがよくありません。
昼休みは『昼ごはん』もほどほどに、ほぼ寝ることに専念し、午後からの作業は若干、体調は持ち直しました。
退社時は、ラッシュ時間を避けるため、少し早めに帰途につきます。
京阪電車の京橋駅で、少しでも早く家に帰ろうと特急に乗ったんです。
偶然、運の良いことに１人分のシートが空いていて、そそくさとその席に座りました。
隣は『スタバ』のカップを持った若い女性。
座って数十秒後、お尻の当たりがなんだかジンワリと湿ってくる感覚が・・・・。
自分のお尻とシートの間に手を入れると、シートが濡れています。
『あぁ、最悪やぁ。どうしよう。この席から立ち上がってドア付近に移動して立っている方がいいかなぁ』
『立ち上がった時、お尻が”おもらし”したような状態になってたらどうしよう』
としばらく葛藤の末、そのまま座って目的の駅までいこう、と決断しました。
幸い、変な液体でもなさそうやし、匂いも無さそうやから。
そう決断してからふと横を見てみると、『スタバ』のカップを持った女性は急におどおどしだして、座り直したり用もないのにかばんの中をごそごそしだしたり。
シートを濡らした犯人は彼女ちゃうか？と一瞬疑ってみたりしましたが、確証もないしそんなことを考えてみても仕方がないことなので、濡れることに耐えること・気持ちを切り替えてゲームに集中することに徹しました。
（ホントはゆっくりと読書をしたかったんですけどねぇ）
本来なら３０分程度で目的の駅に着くのですが、こういうときに限ってイレギュラーなことが重なります。
車内放送で
「踏切確認のために停車します」
と案内があり、停車。
『踏切を待つ余裕もないんか！どんな奴が車運転してんねん！！』
と思いつつ、我慢をします。
結局5分の停車後、安全が確認されたということで運転再開しました。
３５分の苦行に耐えて、中書島駅に着いたので、京阪電車宇治線に乗り換えました。
乗り換えのため、ホームを移動していた時のお尻の気持ち悪さといったらありません。
『おもらししたみたいになってないか？』『変なシミになってないか』と、お尻を気にしながら宇治線の電車に乗り込みました。
お尻の下に、洗濯するため持って帰ってきていた作業着を敷いて座り、またゲームに集中。
宇治駅の１つ手前の駅に着く直前、少し離れた座席から女性（私より先輩）から
「すいません」
と声をかけられ、何事かとそちらに顔を向けると、私のお尻あたりを指差しているではありませんか。
『えっ？やっぱり濡れてるだけじゃなく何か変なことになってる？』
と焦りましたが、私の焦っている姿を見て、その女性は「ほらほら」と何度も指をさします。
よくよく見てみると私の隣の席（ちょうど空席でした）に小銭が。
ちょっとその状況が飲み込めなくて、しばらくアタフタした後、
「私のじゃありません。宇治駅で駅員さんに渡しておきます」
と答えて、宇治駅で駅員さんに手渡しました。
最近の鉄道の駅には駅員さんが居ない時間帯があるので、ちょっと不安でしたが駅員さんが居てくれて助かりました。
ただでさえ、長期休暇後の出勤で気分が上がらないのに、こういう事が重なるとなんだか凹みます。
これからしばらく私も在宅勤務。
来週後半には現場作業が待っているので、電車の席に座る際は気をつけようと思います。
