◎①ダンビュライト(松若)
京都競馬場が改修に入るため、この馬に本命を打つのは、おそらく今回が最後になるだろう。
字面以上に京都コースは得意にしていて、GⅠを除いては全て馬券圏内に残している。今年に入ってからは、G Iばかりを走り惨敗を繰り返しているが、この馬の買いどころはGIIまで。G Iでこの馬の馬券を買い、散々煮え湯を飲まされた当方が言うのだから間違いない。
この手の「GIIまで」という馬は結構いて、高齢になっても自分の走れるレベルのレースでは繰り返し好走している印象がある。ましてや、去勢したこの馬は、もはや走って稼ぐほかなく、陣営も得意の京都に合わせて抜かりなく仕上げているはずだ。
幸い、展開も主張してきそうな馬がさほどいない。あまりペースを落とし過ぎず、淡々と逃げることができれば、他の人気馬が外枠に集まったこともあり、凌ぎ切れるとみる。
馬券は単勝①、複勝①。