2020.11.29 ジャパンカップ(GI)予想 | 単複仕事人N〜さすらいの人情派馬券師〜

単複仕事人N〜さすらいの人情派馬券師〜

毎週重賞レースを予想。
単複馬券では一獲千金は難しいかもしれませんが、長く競馬ライフを満喫したい方には絶対オススメな買い方です!

3頭の3冠馬が揃って出走して豪華絢爛。当然、東京2400mでも勝ち鞍があり、一見すると3頭による鉄板馬券成立で感動のシーン…の様相を呈している。

無論、そうなっても不思議ない実力を持った3頭だが、それはあくまで全馬が理想のローテーションを踏み、ピークの状態で迎えればの話。
引退レースでピークは過ぎたアーモンドアイ、秋3戦目のコントレイル、世代レベルに疑問があるデアリングタクト…。人気が集中するだけに一考の余地はある。

注目したいのが、今回出走していないフィエールマンとクロノジェネシス。中長距離路線で、それぞれの世代を代表する馬だが、2頭を物差しにして、好勝負を演じる力があれば、このメンバーでも十分に勝負できるといえる。

◎⑮グローリーヴェイズ(川田)
昨年末の香港ヴァーズで、ラッキーライラックをぶっちぎっている実力馬。フィエールマンとも昨年春の天皇賞で大接戦している。当時は、まだハンデGIIを勝ったばかりだったにも関わらず、休み明けに加えて一気の斤量増にも難なく対応。能力の高さを見せつけた。

前走は京都大賞典1着。58キロを背負いながらも、正攻法で後続を完封。天皇賞をスキップする理想のローテーションで臨んで来た。

調教も2週連続で一杯に追われ、このはメイチの仕上げ。斤量も1キロ軽くなるし、例年ならもっと人気になるところだが、3頭がいるおかげで、どうみても4番人気に収まるのがいい。外枠も、馬場の良い所を選んで通れるのでマイナスにはならない。後は後方に下げて外外を回るような競馬をしないことを祈るのみだ。

相手は①カレンブーケドールを強調しておく。昨年の牝馬クラシックではクロノジェネシスと再三好勝負しており、オークスでは先着を果たしている。良馬場ならクロノジェネシスと互角の勝負ができる実力馬で、昨年のジャパンカップも2着。先行して崩れない安定感が魅力で、勝つまではどうかも、馬券圏内なら十分可能性はある。

馬券は単勝⑮、複勝⑮。
馬単⑮→①②⑤⑥。