2021.4.11 桜花賞(GI)予想 | 単複仕事人N〜さすらいの人情派馬券師〜

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1番人気、2番人気がいずれも年明け初戦で挑む今年の桜花賞。特に無敗のソダシは珍しい白毛の見た目も相まって話題を集めている。レースぶりも先行して抜け出す堅実な競馬で、一見すると穴はないように見える。果たして人気に応え真のアイドルホースになれるのか。闇雲に逆らう訳ではないが、根拠立てて予想した結果、答えは否。


昨年の阪神JFではソダシが驚異的な勝負根性を発揮して勝利を収めたわけだが、レース後に感じたのは、「桜花賞はサトノレイナスが先に来るだろうな」というもの。完成度では当時のソダシが上回っていたが、クラシックでモノをいうのは成長曲線。サトノレイナスの方が桜花賞においては上とみる。


そのサトノレイナスは、仕掛けてからの反応を見ると、当方の見立てでは桜花賞よりオークス向き。オークスは余程のことがない限りこの馬が持っていくだろう。一部ではダービー挑戦も噂されるほどで、いずれにしても最大の目標は春の府中のはず。


負かせるであろう馬がいなければ、すんなりとサトノレイナス本命の予定だったが、一頭だけ可能性を感じさせる馬が出走してきた。サトノレイナスにはオークスで勝ってもらうこととして、ここは対抗評価に留めたい。


◎⑯ソングライン(池添)


未勝利戦、紅梅Sともに楽勝続きで桜花賞へ駒を進めてきた。馬体重が示すように、新馬戦の時とは別馬。スローペースからハイペースペースまで難なく対応しており、競走馬としての資質の高さは疑いようがない。


前走が過去に例のないステップということで、抜けた人気にはならないが、異例のステップは暮れのG I以来となる人気馬も同じこと。レース間隔から言えば、人気馬よりも短い。また、1400mを楽勝してきたものの、レースぶりからはむしろマイル戦の方が合っている印象


土曜日の阪神は高速上がりで、やや外が有利な馬場設定。キャリアが浅いだけに、揉まれない外枠も有利に働くはずで、中団からの差し切りを期待する。


新馬戦ではレーン騎手、前走はルメール騎手で、今回はG Iハンターの池添騎手。グランアレグリアやフィエールマンのように、サンデーレーシングは、有力馬に外国人騎手が乗れない時、日本人騎手の中では池添騎手へ依頼する事が多い。逆に言えば、ソングラインは勝負になる馬だからこそ、池添騎手に依頼したとも言えるだろう。


心情的には、お手馬に騎乗する吉田隼騎手に勝ってもらいたい気持ちもあるが、初めて1番人気で迎えるクラシック。脚質、人気ともに目標にされる不利があることに加え、クロフネ産駒はクラシック未勝利。勝たれたらやむ無しと腹を括って買い目から外す。


単勝⑯、複勝⑯。

ワイド⑯ー⑱、馬単⑯→⑱。