都々逸と作詩

都々逸の学びと創作を中心に作詩関連や雑記、散歩写真など。

MENU

尻が痛くならない椅子の座り方

一般的には常識かもしれないが、座っていると尻が痛くなりやすい椅子について、今さらながら私は気がついた。
気がついたおかげで、条件さえ許せば痛くなるのを防ぐ方法も思いついた。

 

長時間座っていると尻が痛くなりやすいのは低い椅子だ。高い椅子の方が痛くなりにくい。
低い高いというものは相対的なものなので、その人の身長やら足の長さによってどれくらいのものが高い椅子なのか低い椅子なのか違ってくる。

ここでいう低い椅子とは、座った時に脚の腿(もも)が椅子の座面から浮く椅子のことである。別の言い方をすと、座った時に膝が脚の付け根より高くなる椅子である。

低い椅子にすわって座面から腿が浮いてしまうと、体重のほとんどが尻だけに掛かることになる。だから長時間座っていると尻が痛くなりやすい。
逆に高い椅子に座ると、腿が椅子の座面に乗るので、体重が尻だけでなく腿にも分散し痛くなりにくい。
もちろん、クッションが柔らかいソファーなどの場合は別である。

 

なぜ私は今さらこんなことに気がついたかというと、実際に長時間に渡って低い椅子に座らなければならない状況になり、尻が痛くなったからである。そこで、座る深さを変えたり、あれこれ姿勢を変えて四苦八苦している内に痛くなる原因と解決方法に気がついたのだ。

 

低い椅子に座ると尻の狭い部分だけに体重が乗っかって痛くなるのだから、痛くならないようにするには、体重が掛かる部分を尻の狭い範囲だけにしなければいい。
腿などにも分散させ、なるべく広い面積で体重を支えるようにするのだ。

具体的には、足を前に出せるようなら前に伸ばして、腿の位置を下げて腿が椅子の座面に接するようにする。あるいは膝を曲げて足が椅子の下に入るようにしながら少し前傾姿勢をとるなどの方法が考えられる。

とはいえ、たいていの場合は椅子の構造の問題や、場所が狭いなど、何らかの事情で上記のような解決方法がとれず、尻が痛さから逃れられないのかもしれない。