新時代の幕開け?ヘビー級戦線異状あり! 《middle》

BOXING

毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 今回はタイトルにある通りBOXINGの話です 先日行われたヘビー級タイトルマッチで下馬評を覆す(番狂わせとまではいえない)結果で新チャンピオンが誕生しました そんな話をダラダラ述べていきます よろしければ、お付き合いください

混とんとするヘビー級

まず、話を2015年に戻します この年の11月に(3団体を統一して9年間)ヘビー級王座に君臨していたウラジミール・クリチコがタイソン・フューリーに判定で敗れます(ダイレクトリマッチが予定されていたが、すったもんだあってご破算になり、統一されていたベルトも散り散りになる)

クリチコはフューリーとの再戦を諦め、2017年にIBFチャンピオンのアンソニー・ジョシュアと対戦しますが11ラウンドTKOで敗れクリチコは引退、新時代の幕開けとなります 

フューリーの離脱のよりジョシュアが頭一つ抜けた存在となりヘビー級をけん引していく格好でしたが、フューリーが戦線復帰し2018年にWBC王者のデオンテイ・ワイルダーとの対戦が決まります ワイルダーはここまで40戦無敗39KOの戦績を誇る久しぶりのアメリカンヘビー級チャンプで注目の一戦になりました(結果はドローでワイルダーがタイトル防衛)

その2年後の2020年、ワイルダーvsフューリーの決着マッチがセットされます この試合でフューリーがワイルダーを圧倒して7ラウンドTKO勝ち、WBCのタイトルを獲得します(セコンドのギブアップが早かった?で物議あり) その間、ジョシュアはどうしていたかというと伏兵アンディ・ルイス・ジュニアに7ラウンドTKOで敗れ王座陥落していました(調整不足や相手をなめてた節がある)

ジョシュアはダイレクトリマッチでタイトルを取り戻すも、パーティー三昧で練習不足のルイス・ジュニアを相手に判定勝ちでは輝きを取り戻すには物足りなく、フューリー、ワイルダー、ジョシュアの三つ巴の展開になっていきます

混とんとするヘビー級に新星登場!

3人による頂上決戦が模索される中、一つ下のクラス(クルーザー級)よりオレクサンドル・ウシクが転級してきました ウシクはロマチェンコと同じウクライナの選手で、アマチュアではロンドンオリンピックのヘビー級で金メダルを獲得しています

オリンピック金メダルを引っ提げ、鳴り物入りでプロデビューし、第1回のWBSS(ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ)クルーザー級に出場して優勝(史上4人目の4団体統一チャンピオン)します そして、ヘビー級へ(文字通り)殴り込みをかけます

ヘビー級への適応・調整を兼ねた試合をはさみ、3強の一角ジョシュアとの対戦に漕ぎつけます(ジョシュアはフューリーとの英国ダービーを望んでいたが、ワイルダーがフューリーと対戦することになりました フューリーvsワイルダー第3戦は、日本時間の明日ゴング!)

この試合はウシクが敵地に乗り込み実現しました ホームで実績や体格のアドバンテージを活かしたジョシュアがウシクを押し切ってしまうだろうと予想されていましたが、ウシクがスピードを利かせたボクシングを展開してダウンこそ無いモノのアウェーで明確な判定勝ち、2階級制覇を達成します(ジョシュアの評価は下がり、フューリーとの英国ダービーもご破算?持ち越し?になります)

Harashimaがアレコレ述べる章

ハッキリ言って2000年代はクリチコ一強でヘビー級は見どころに欠けていたように思いますが、ここ最近のヘビー級は面白くなってきたように思います 3強といわれる3人の対戦も遅々として決まらず旬を過ぎた感もあります

そこへ来てウシクの登場はヘビー級に新風を巻き起こす事、間違いないと思われます 個人的にはウシクが3人とも倒してキングとして君臨してもらいたいけど、Harashimaの予想はことごとくハズれるので忘れてください

この先のヘビー級から目が離せないですヨ



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