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アドリブとデタラメの境界線

先日Twitter見てたらあるピアニストの方のアドリブに関する興味深い内容を見かけました。ああそうだよなと共感しつつブログのネタになるかなとか考えておきながらすっかり忘れていたのを今思い出したので折角ですからつらつらと書いておこうと思います。Twitterの利用規約は埋込OKとのことですので分かりやすく埋込しますが問題あれば消しますのでお知らせください。

アドリブといえば始めの一歩にスケールを覚えるんだぞみたいなのがありますけどそれで覚えたスケールを覚えた段階で駆使したところで超絶天才的センスを持ってたり前世の記憶を引き継いでたりしないと基本的に格好良く弾けないと思うんですよね。音楽を頭で思い浮かべるためには真っ更からはさすがに難しいと思いますので何かインプットしなければならないと思いますが、音階をいろいろ覚える前に好きな音楽を沢山聴いたりリズムとか表現とか真似して弾いてみることが大事なんじゃないかと思います。

まあ何をもってこれが弾けたら格好良いと定義するのかは人それぞれですが例えばジャズはこのスケールを使ってこんな感じで弾くとこんな感じでジャズっぽくなりますみたいにさらっと言っているネット講師の動画を見かけたりしますが世の中のジャズ音源を聴いてもそんな風に弾いてる人は殆どいないと感じたりして確かにそれは理屈的にはジャズっぽいことをやっているかも知れないが音楽的では無いと思うことがあるんですがどうでしょう。音階やコードを体系的に覚えるのはあくまで自分が表現したい音楽を理解するためのガイドであって音楽そのものでは無いと思うですよね。あああだんだん偉そうになってきました。

と言っても人により感覚の違いがありますのでスケール練習が格好良いと感じて音楽的触発を受ける人もいるだろうし全くのデタラメが格好良く聴こえたり緻密な即興演奏を何だこれ?って思う人もいるだろうと思います。さっきのジャズっぽくなりますみたいな適当具合はあんまり良くないと思いつつ一応感性の優劣とか言うつもりはなく最終的には楽しむのが一番だと思いますし自分と感覚が違う人にいちいちそれは間違ってるなんて言っても意味ないですので埋まらない溝はどうしてもあってそれはお互いに許容すべきだとも思います。この辺でとりあえず自分のことを落としておきますが僕もあんまり難しい音楽は分かりませんし上手い人から見れば糞雑魚ですからね。とは言え上達を目指すのであればその辺の情報を何でもかんでも鵜呑みにするんじゃなくて何が大事かを自分なりに良く考える必要があると思います。

と言った感じで随分偉そうに書いてしまいましたが昔生演奏が売りだったと思われるホストクラブで歌謡曲をやるハコバンのお手伝いをしたことがありまして。ある日何という曲か忘れましたが「ここのコード○回繰り返しでギターソロ」みたいに書いてあったんですね。用意された楽譜が何十曲もあって一応全部さらっと練習しましたが元の音源を全て聴いてるわけでもなくこの曲はギターソロとしか書いてないので自分なりに適当に弾いたら店に来てる酔っ払った女の子になにこれ違うデタラメじゃんwwwって笑われました。そんな感じでそれがアドリブと思うかデタラメと思うかは人によるところもあると思います。だんだん何書いてるのかよく分からなくなりましたが、まあそんなことは気にしないで頑張っていきたいと思います。

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