「ねずみ」が出てくる物語は沢山あります。
身近だからでしょうか、、
「ねずみくんのチョッキ」シリーズのねずみくん。
とっても可愛く愛しいです。
なかえよしを 作
上野紀子 絵
ポプラ社
昨年、原画展にいきましたが、
ご夫婦で作り上げてるこの絵本。
完成までの物語を知ると心を動かされずにはいられませんでした。
奥さんがお亡くなりになった今も、
残された絵を利用して、新たな絵本を作り続けているねずみくんシリーズは、応援なしではいられません。
そして、
ねずみの代表的なロングセラー絵本
「フレデリック」
作・エリックカール
訳・谷川俊太郎
これも以前、エリックカールの原画展に行きましたが、とても感動しました!
仲間の野ねずみ達が、冬に備えてせっせと食糧を集めているのに、働きもせず、「おひさまのひかり」「いろ」「ことば」を集めている、と言うフレデリック。
怠け者かと思われたフレデリックは実は違ったのです。
食糧が減り、寒さが募るある日、皆に乞われてフレデリックは語り始めます。他のねずみ達に目をつむるよう求め、彼らの想像力に働きかけて「おひさまのひかり」「いろ」をありありと見せ、集めた「ことば」で詩を披露します。他のねずみ達は「君って詩人じゃないか」と拍手喝采します。
芸術にみんな助けられます。
ホームステイと言われている今、
家にじっとしているのではなく、家にいながらできることがきっとあるはず。
心に響きます。
他に「ねずみのいもほり」などで有名な、山下明生・作シリーズもあります。
絵が柔らかく、見ているだけでも癒されますね。
佐々木まきさんの、
「ねむいねむいねずみ」などのシリーズ。
佐々木まきさんの絵本は、
楽しくて所々に笑いもあり楽しませてくれて大好きです。
そして、
今からおよそ100年前くらいなのかな?
その時から、ねずみの物語はありました。
「日本のアンデルセン」と言われた小川未明は、児童文学を沢山書いて残しています。
その中の一つのねずみの物語
「ねずみの冒険」
今度は朗読でお聴きください♪
この中のねずみも、とても元気で機転が利くねずみです。
新しく青空朗読のサイトに掲載された朗読です。
お時間ある時にお聴きいただければ嬉しいです。