注:本記事は新型コロナウイルス感染拡大前の情報を元にしています
【概要】
KOSE新横浜スケートセンターは、1990年開場、神奈川県横浜市にあるスケートリンク。
この周辺の地域は元々西武グループが買収したあと新幹線の開通を機に国鉄に売り払ったという経緯がある。
そのため西武線は通っていないのにもかかわらず新横浜プリンスホテル、日本最大の成人式会場である横浜アリーナ、そしてこのスケートセンターなどは西武グループの持ち物である。
日本で最も歴史が古く、荒川静香も出演しているアイスショーであるプリンスアイスショー、日本、韓国、ロシアのチームで構成されるアジアリーグアイスホッケーなどが行われており、スケートリンクを使った様々なイベントが行われている。
普段は一般の人に開放されていて、スケート教室も開かれている。
更にコロナの影響で1年遅れたものの、2021シーズンよりアジアリーグアイスホッケーに新たに横浜GRITSが参入し、そのホームとしてこの新横浜スケートセンターが使用されることになった。
今どきのスポーツチームらしく早速YouTubeチャンネルを開設するなど、やる気は満々のようだ。
今回は(横浜GRITSの試合ではないが)アジアリーグアイスホッケーの観戦をしたので、その模様をお届けする。
【アクセス】
最寄まで★★★★★
最寄はJRと横浜市営地下鉄ブルーラインの新横浜駅。新幹線がすべて停車するなど、抜群に立地がいい。
最寄から★★★★★
新横浜駅からは徒歩5分くらい。新横浜の中心地にほど近く、日産スタジアムと比べても近い。
Jリーグ横浜F・マリノスのホーム日産スタジアムは川を渡って反対側にある。
【観戦環境】★★★☆☆
自由席のチケットを買ったのだが、どの区画がどの席種なのかイマイチ分からず、結局立ち見した。まあ周りも立ち見だったから、行くのが遅かったのかもしれない。この辺の導線は改善の余地アリ。
というか、立ち見が出るほどお客さんがいるとは想像していなかった。この立地の良さだから、アイスホッケー好きが各地から集まるのだろう。
そして当たり前だが、非常に寒い。ここに行く時は冬の雪国にでも行く気持ちで装備をした方が良さそうだ。
【雰囲気】★★★★☆
試合前練習から偉い人の挨拶、そして試合と、よくありがちな感じで試合が始まる。
しかし、いざ試合が始まると目が離せなくなった。アイスホッケーがこんなに面白いものとは知らなかった。
上の画像でも分かる通り選手との距離は非常に近いのだが、その迫力たるや尋常ではない。
「氷上の格闘技」の異名を持つアイスホッケーだが、タックルしようが、倒そうが、足を引っかける以外は全然反則にならない。
鍛え上げた男たちがスケートで加速してそのままぶつかっていくのだから、とてつもない衝撃だ。ある意味では全スポーツナンバーワンかも。
近年のコンプライアンス全盛時代にはちょっとそぐわないと言えばそうなのだが、しかし間違いなく人を魅了することができるスポーツだと感じた。
日本中で一大ムーブメント…とまではいかなくとも、コアなファンには突き刺さるスポーツなのではないだろうか。
【グルメ】
グルメらしいグルメはないが、新横浜の中心地なのでおいしい店は山ほどある。
やはりオススメは新横浜ラーメン博物館だ。食べ物系のテーマパークは今や各地にあるが、やはり元祖にして頂点がここ。まあめちゃくちゃ混んでるけどね…。
【満足度】★★★★☆
近年衰退の一途を辿るアイスホッケーだが、初めて生で見て、その迫力に圧倒された。なんとか日本のスポーツ文化の一つとして残して欲しい、と切に願っている。
その旗手として横浜GRITSが先頭に立ってくれるといいのだけど…。今度また試合を見に行こう。
あとチケットもう少しわかりやすくしてくれれば…。
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