一碧星究

安価な10cm反射望遠鏡のみで天文活動する人のサイト。

太陽系天体質量を漢字数詞で表記

2024-02-21 19:52:18 | 天体観測
最近は特段の天文現象観望などがないため、適当な穴埋めネタを投下。

天体名 漢字数詞質量 密度
太陽 1989秭t 1.41 g/cm3
水星 3垓3010京t 5.43 g/cm3
金星 48垓6730京t 5.24 g/cm3
地球 59垓7200京t 5.51 g/cm3
火星 6垓4171京t 3.93 g/cm3
木星 1秭8986垓t1.33 g/cm3
土星 5688垓t 0.70 g/cm3
天王星 868垓t 1.27 g/cm3
海王星1024垓t 1.64 g/cm3
(太陽と惑星は質量と密度の項目のみに絞って掲載)

衛星 (地球)月 (火星)フォボス (火星)ダイモス
平均公転半径38万4400km9376km2万3458km
公転周期27日7時間43分7時間39分1日6時間18分
直径3474km22km12km
質量7348京t13兆t1兆8000億t
平均密度3.34g/cm31.87g/cm31.47g/cm3

ガリレオ衛星 イオ エウロパ ガニメデ カリスト
平均公転半径42万km67万km107万km188万km
公転周期1日18時間28分3日13時間14分7日3時間43分16日16時間32分
直径3643km3203km5262km4821km
質量8940京t4800京t1垓4820京t1垓0760京t
平均密度3.53g/cm33.01g/cm31.94g/cm31.85g/cm3

土星七衛星 ミマス エンケラドゥス テティス ディオネ レア タイタン イアペトゥス
軌道長半径19万km24万km29万km38万km53万km122万km356万km
公転周期22時間40分1日8時間53分1日21時間18分2日17時間41分4日12時間25分15日22時間41分79日8時間
直径396km504km1062km1123km1528km5150km1469km
質量3京7493兆t10京8022兆t61京7449兆t109京5452兆t230京6518兆t1垓3452京t180京5635兆t
平均密度1.15g/cm31.61g/cm30.98g/cm31.48g/cm31.24g/cm31.88g/cm31.09g/cm3

天王星五衛星 ミランダ アリエル ウンブリエル チタニア オベロン
軌道長半径13万km19万km27万km44万km58万km
公転周期1日9時間55分2日12時間29分4日3時間28分8日16時間56分13日11時間07分
直径472km1158km1169km1578km1523km
質量6京5900兆t135京t117京t353京t301京t
平均密度1.20g/cm31.59g/cm31.39g/cm31.71g/cm31.63g/cm3

海王星の主な衛星 プロテウス トリトン ネレイド
軌道長半径12万km35万km551万km
公転周期1日2時間56分5日21時間02分360日
直径420km2715km340km
質量4京4000兆t2140京t3京1000兆t
平均密度1.3g/cm33.06g/cm31.5g/cm3

冥王星系 冥王星 カロン
軌道半径長半径39au平均1万9571km
公転周期247.74年6日9時間18分
直径2370km1208km
質量1300京t152京t
平均密度1.85g/cm31.63g/cm3

*各表とも、漢字数詞表記とする関係で質量の下桁にゼロが続くものがありますが、有効数字ではありません。
*参考文献:ウィキペディア

部分月食何とか見えた

2023-10-29 19:33:19 | 日食月食

4時 目覚まし時計で起床 半影食の段階、嵐の大洋付近が僅かに暗く見えるような感じがする。
(獅子座付近には10月24日西方最大離角直後の金星)
4時15分 雲に隠れる。4時35分本影食開始は見られず。
4時40分~4時55分 この間のみ雲が切れて見られた。兎模様頭部が地平線側を向く月の視野上左側のティコ付近が欠けている。
5時00分に木星が雲から出たのでこちらを観望。ガリレオ衛星が2星ずつ木星の両側に見える。
この後は分厚い雲が空を覆って終了。5時14分の食最大は見られず。


金星内合4日前

2023-08-11 19:28:22 | 金星

2023-8-11
内合前日、快晴だが太陽が建物に隠れる前で、空が眩しく流石に無理。
太陽が沈む前だったので、久々に太陽を紙に投影して簡易観望(ハイゲンレンズ使用)黒点群を大まかに3つ確認。

2023-8-9
内合3日前の今日は曇天。
今回(2023年8月)と前回(2022年1月)の金星内合まとめ
- 2022年1月・太陽の北側で金星が遅く沈む・太陽との間隔は比較的狭い
- 2023年8月・太陽の南側で金星が早く沈む・太陽との間隔は比較的広い
肉眼で見るときは、太陽との間隔は狭くても金星が遅く沈む(太陽に先に沈んでもらう)方が良いが、
望遠鏡で見るときは、金星が早く沈んでも太陽との間隔が広い方が良さげな感じ。
当地西側にある建物の状況などを勘案すると、前回と今回はどちらも当地的に条件が良かった。

2023-8-8
薄雲が多かったが今日も望遠鏡で見られた。
(タイトルを金星内合4日前に改題)
今回の金星は太陽の南側にあり早く沈むため、2022年1月内合時よりも見にくいが、太陽の沈む位置に多少高めの建物がある好条件もあり、内合4日前まで見ることができた。

2023-8-7
前回7月30日に見て以降、夕方曇天雨天、8月5日・6日両日は雲に隙間があったものの見えず、半ば諦めていたが、
8月7日、前に見た時の建物位置関係をもとに、望遠鏡でのみだが8日ぶりに見ることができた。19時頃から雨、ギリギリの天気タイミングだった。
2022年1月の内合は寒かった分太平洋側の乾燥した冬晴れに恵まれた。今回の西の空の開けた場所移動は、雲が多いことや、暑さや蚊の問題もあるので取りやめ。


金星火星レグルス接近

2023-07-20 20:21:17 | 金星

最近の金星・火星・レグルス接近観望についてまとめ書き。

[6月28日・7月6日] 金星・火星接近
梅雨時で毎日曇天のため、金星火星最接近日の3日前と5日後の観望。
金星(-4.7等)を目印に火星(1.7等)が見られた。
金星は内合が近づき三日月型。

[7月11日] 火星・レグルス接近
毎日曇か雨の中、最接近の日に晴天。
この日も金星を目印に3天体観望。視野上の金星上方に、火星とレグルス(1.4等)が並ぶのがかすかに見える。
金星の目印によって、西空低位置のレグルスや、合の時期が近い火星を初めて見られたが、合間近火星を肉眼で見るのはこれが最後になった。

[7月16日・17日] 金星・レグルス接近
今回も上手い具合に最接近の日に2日連続晴天。
金星・レグルス・火星が、一直線ではないがほぼ等間隔で並ぶのが双眼鏡で見られた。
金星は内惑星のため、火星やレグルスを追い抜くのではなくUターン。

[気象ネタ]
2023年7月17日 水銀式体温計による気温記録35.5℃。
前回は、
2022年8月3日 同35.4℃(ブログ未更新)。
2020年8月15日 同35.3℃(ブログ更新有)。

【7月18日追記】
快晴は3日続かず、薄雲の中に金星が見えるのみ。
水銀体温計は35.0℃。

【7月20日追記】
地平線付近に雲はあるが快晴。月齢2.4の月と金星が並ぶ。火星は双眼鏡でもかすかに見えるかどうかな感じ。レグルスは双眼鏡でも見えず。


金星プレセペ接近

2023-06-17 18:24:55 | 金星

ここ暫く曇天雨天のため、最接近の13~14日には見られなかったが、
6月16日20時頃久々に雲が切れ、やや離れたものの接近が見られた。金星(-4.5等)は今回も概ねまだ半月状。
火星(1.7等)は2等近くで高度も低いが、金星を目印に簡単に見つけられる。ここまで合間近の火星を見るのは初めて、と言っても火星の合はまだ5ヵ月も先(11月18日)。