インフルエンザ"菌"?
こんにちは。うちPです。
11月も後半になり、インフルエンザの予防接種も始まってきましたね。
そういえば
ってご存じですか??
いやいや
インフルエンザ「ウイルス」だろ?
過去のブログで「細菌とウイルスは全く別物なんです!」
なんて言ってるじゃん!
↓過去のブログ↓
と思われる方もいるでしょう。
しかし、本当にあるんです!
何者かと言いますと、
インフルエンザの原因!!
と言われていた菌です。
19世紀にインフルエンザが流行した際、
インフルエンザの原因菌として見つかりました。
当時はまだ、細菌よりも小さな
「ウイルス」という存在自体が広く知られていませんでした。
(細菌大きさは数µm、それに対してウイルスは数十m程度)
結局、インフルエンザ菌に対するワクチンが効かなかったことや
細菌をろ過できる装置で濾した水でも
感染力が残っていることと等から、
インフルエンザの原因は、細菌ではなくウイルスであることが分かりました。
そのため、インフルエンザ菌という名前だけが残りました。
ちなみに、無害ではなく、
東京都感染症情報センターのホームページ(東京都感染症情報センター » 侵襲性インフルエンザ菌感染症 Invasive Haemophilus influenzae disease)によると
「発症は一般に突発的で、上気道炎や中耳炎を伴って発症することがあります。
髄膜炎例では、頭痛、発熱、首を動かしにくくなる硬直、けいれん、意識障害等の症状が起こります。」
とのことです。
上気道に常在している菌らしいので、免疫力が低下しないように気を付けるのが一番でしょうか。
ということで今回は久々の雑記でした(笑)