今月のパフォーマンスと売買（2022年12月）＆2022年を振り返る

今月（2022年12月）のパフォーマンスと売買

前年末比
ポートフォリオ +3.9％　　TOPIX -5.1％

今月の売買

売り

【4395】アクリート（全売却）

買い

【7380】十六フィナンシャルグループ（買い戻し）
【7322】三十三フィナンシャルグループ（買い戻し）

所感

個別銘柄でいうと引き続きマイクロアドが急伸し、約1ヶ月で2倍高達成！！
ポートフォリオを牽引してくれました。

そして今月は動きがありましたね。
政策金利が実質的に利上げとなりました。
その日は株価がやたらと下がっていたので「なんだろう！？」と思っていたらそのニュースが目に入り、しばらく考えを巡らせました。
気付いたのが14時前後だったでしょうか。
その日の引けまでには上記のように銘柄を売買する決断をしました。

銀行株を買い戻し

今年になって株価が暴落したときに銀行株にも手をつけました。
しかし日本がなかなか利上げに追従しないのと、小型株で良いものがでてきたりしたので途中で売ってしまいました。
そんな中、今月実質的な利上げとなったので一応買い戻しという形になりました。
今年の初めには「他国が利上げをしているのに日本だけずっとしないというのはあり得ないだろう」という思惑で買ったのですが、なかなか上げずにいたのにこのタイミングでの利上げはやはり驚きました。
迷いはしたのですがPBRを見てもかなりの割安水準だったので手を出してみました。

アクリートの売り

銀行株を買ったことでかなり現金比率が下がりましたのでさすがに何かを売らなければと思い、アクリートがその対象となりました。
今回の実質的な利上げによって円高に振れるのは間違いないだろうという考えからアクリートとなったのです。
なぜなら、私が保有している銘柄の中で海外の売上が占める割合が多かったからです。
円高によってこれから海外の売上が目減りしてその反動で（一時的に）急成長にブレーキがかかることを懸念しました。
また、この銘柄は決算説明資料にもあるようにコロナ関連特需がそれなりに計上されています。
上方修正によって株価は大きく上がっていましたが、それが少し引っかかっていたので全売却への後押しとなりました。
まあ、この銘柄は1年弱で3倍にもなってくれたのでよしとしましょう。

2022年を振り返る

さて、今年も残すところわずかとなりました。
今年を振り返ってみると、結構濃い1年となりました。
プライベートでも家を建て、会社も辞めることになったし、投資の面でも非常に良い経験となる1年でした。

今年の初めには金利上昇により暴落が起き、随分と株も売って現金比率を高めました。
そして「今年はもう取り返せないだろう、2，3年かけて上がっていけばいいかな」と思っていたのですが、終わってみれば今年も前年比プラス、更にはTOPIXにも勝つことができました。
あの頃を思えば十分すぎる出来だったでしょう。
このように、相場というのは予測がつかず、時に想像を超える変化を見せますね。

さあ、投資を始めてからのパフォーマンスも振り返ってみましょう。

投資を初めて今年で10年目なんですねぇ。（感慨深い）
グラフは初年度を100としたもので過去9年間で7.6倍となりました。
年率換算25.3％の成長です。
その間にTOPIXは1.6倍。
去年までは年率換算30％程の成長率だったのですが今年で結構落ちました。
とはいえ及第点の出来ではないでしょうか。
そしてTOPIXに負けた年は過去3回なので7勝3敗。
十分十分。