2020年8月21日金曜日

面白い話は昔話にも、河原の景色を賽の河原と勘違い、川は三途の川

 面白い話昔話にも盛りだくさんに残っています。そんな昔ばなしから間抜けな泥棒の話。

昔、一人の泥棒がいました。ある真夜中に泥棒は、酒屋の土壁に穴を開けて忍び込もうとしていました。壁に穴が開くと用心深い泥棒は、忍び込む前に柄杓(ひしゃく)を使い、中が安全かどうかを調べることにしました。

家の中には酒屋の婿が小銭勘定をしていました。ふと見ると、壁の穴から柄杓(ひしゃく)が出ていて動いています。これは泥棒だと、婿は身構えます。そして泥棒のが出てきたところを、芋の茎で思い切り叩きました。

泥棒は死んだと勘違いし、気絶しました。一方婿は何事もなかったことにし、泥棒を河原に捨ててしまいました。





泥棒はやがて息を吹き返します。そして河原の景色を賽の河原と勘違い、もちろん川は三途の川です。

さらに朝日が河原の向こうから上るのをみて、極楽浄土の光と間違えます。おまけに土手下には蓮池がありました。泥棒はお釈迦様に一目会いたいと、蓮池に飛び込みます。

ふと見ると蓮池のほとりに、一人の人影がありました。お釈迦様だと思った泥棒は、人影にすがりつき地獄へは落さないでと頼み込みます。そして再び気を失いました。

その人影は、町外れにあるお寺の和尚。いくら本当のことを言っても泥棒は信じず、お寺の住み込みになりました。そして、勘違いしたままその一生を終えました。

勘違いがいいのか悪いのかですね。






2020年8月17日月曜日

面白い話 アメリカンジョーク

 面白い話アメリカンジョークの中には盛りだくさん。ここではそんなアメリカンジョークを紹介します。

釣りの話。おばあさんが公園を散歩していました。ふと見ると、少年が芝生で釣り竿を構えていました。少年は針を見つめたまま微動だにしません。変な子どもだと、周囲の人たちもチラチラと見ています。

しばらく経つと段々と腕に力が入らなくなり、釣り竿を落として少年は倒れてしまいました。

それを見ていたおばあさんが声を掛けます。「坊や、大丈夫なの」とおばあさん。「うん、僕は腹が空いて立てないよ」と少年が答えます。





それを聞いたおばあさんは、少年を気の毒に思います。「まあ、かわいそうに、一緒にいらっしゃい」と、近くのレストランに連れて行きました。

少年は美味しいものを、お腹いっぱい食べさせてもらいました。その様子を見ていたおばあさんすっかり気分が良くなって、ニコニコしながら少年にたずねました。

「坊や、さっき公園で釣り竿を持ってたけど、どれぐらい釣れたの?」と。すると少年は答えます、「え~と、今日は朝から、おばあさんで6人目だ」と。

それを聞いたおばあさんが、目を丸くしたというアメリカンジョーク

いかにもアメリカ人らしい発想の話ですね。





2020年8月14日金曜日

面白い話 宇宙

 面白い話宇宙にも転がっています。1971年7月のこと。ソユーズ11号ではクルー3名が、大気圏再突入の準備中。船内から空気が失われ、帰らぬ人となっっています。

この状況から生還した人もいます。といっても「ジョンソン宇宙センター内」の真空室で働いていた技師。

あるとき、誤って作業中に宇宙服から空気を抜いてしまいました。彼は数秒で意識を失います。気を失う寸前の最後の記憶を尋ねられ、舌にある水分が沸騰を始める感覚と答えました。

人体影響は、極低圧の下にいた時間でさまざま。長過ぎると、息を止めるれば肺が破裂したり、血管閉塞が起きたりします。この場合は酸欠での失神。実験室で良かったというところ。





もう一つの話が宇宙遊泳の話。宇宙服には冷却目的などでが搭載されています。万が一宇宙遊泳をする際、故障などがあれば宇宙服内で溺れる可能性も。

これが現実となったのが、イタリア人宇宙飛行士「ルカ・パルミターノ」。突然作業中に、彼は首の後ろまで水が膨張しているのを感じました。

幸運なことに仲間の誘導があり、エアロックにまで辿りついています。しかしその頃にはから水が入り始めるほどだったといいます。焦ったパルミターノは、耳付近に付いている安全バルブの解放を考えていました。ただそうしていれば、死んでいたとされています。

宇宙でも大変なことが起こってますね。






面白い話は昔話にも、河原の景色を賽の河原と勘違い、川は三途の川

  面白い話 は 昔話 にも盛りだくさんに残っています。そんな昔ばなしから 間抜けな泥棒 の話。 昔、一人の泥棒がいました。ある真夜中に泥棒は、酒屋の土壁に穴を開けて忍び込もうとしていました。壁に穴が開くと 用心深い泥棒 は、忍び込む前に柄杓(ひしゃく)を使い、中が安全かどうかを...