SSブログ

30代転職が失敗しないため考えておくべき戦略

記事一覧

俺を採用しないと損するぐらいの勢いが欲しい30代の転職事情

608349.jpg
30代を超えてからの転職が難しいのは、求職者が多く求人が少ない需給状態になり、自分の経験を活かせる職場を探すのではなく、自分を採用してくれそうな企業選びになりがちだから。

しかし、採用されたらどこでもいいってわけではありませんよね?

・給料はどれぐらいもらえそうなのか?
・年間休日は十分もらえるのか?
・残業や急な出勤はあるのか?
・職場の雰囲気やモラルはどうなのか?

優先したい条件がたくさんあって、あわよくばひとつでも多くの条件を満たしたいと思うのは私も同じ。

そんなわけで、どこでもいいなら最初から苦労はしません。

ただ、あれもこれも希望条件を重視しすぎると転職活動そのものが滞り、在職中の方はモチベーションおw保てず活動そのものがあやふやになり、既に退職している方はブランク期間が長くなりがち。

そういう意味で、採用側からすると何か問題がありそうな30代と捉えられ、未経験の業種に挑戦しようものなら、受かればどこでもいい人と思われてしまいます。

会社員として生きていくなら、給与とあなたの働きっぷりは等価交換ですよね?

そういう意味では正社員であっても非正規であっても同じですが、正社員として転職するのであれば、いくら給料が欲しいとネダるより、自分がいかに貢献できるかを先にアピールすべき。

20代であれば1日8時間、先輩や上司の指示のもと働いていればお給料がもらえましたが、30代であれば1日8時間を最大限に活用して成果をあげなければなりません。

特に、求職者が多く求人が少ない状態であれば、自分のウリは何なのか?等価交換以上の価値を与えることができるのか?をアピールして、買い手の興味を惹かなければ競争に打ち勝つことはできません。

究極なことを言ってしまえば、自分を採用しなければ御社は絶対に損をする!ぐらいの勢いでいかなければ、中途半端な職歴を持つ私やあなたたちは土俵にのぼることすらできないということを覚えておいてください。

カテゴリ

タグ

優秀なのに面接に落ちる人の特徴?企業理念ばかり語っても印象に残らない

1252860.jpg
転職支援の仕事に就いて5年たちますが、模擬面接をしてほしい依頼が絶えません。

私自身、極度のあがり症のため模擬面接をしてほしい気持ちは痛いほど分かります。

何としても入社したい企業が現れれば、書類選考を通過して激しい競争を勝ち抜いて「面接で失敗したくない」という思いが浮かびます。

転職エージェントであれ私たちのような転職支援会社であれ、何とかその思いに応えるべく模擬面接を繰り返して優等生に仕上げたいところですが、やはり模擬面接の場であっても極度の緊張からかひとことも話せない人がいるのも確か。

かつて私も40代でリストラされて転職活動した際、面接のチャンスが掴めた度に模擬面接をお願いしてきましたが、とある転職エージェントにお願いした模擬面接の場でロクに志望動機を話すことができず、えらく怒られた記憶があるのです。

原因は私の研究不足でしたが、正直ここまで怒られるとは思っておらず落ち込みました。

私のケースとは異なりますが、抽象度が高い表現を多用する方も面接の場では嫌われるタイプ。

まぁ企業が良く使う「顧客の満足度を追求」「御社でキャリアアップを実現」の言葉は、一見理にかなっているようにみえ抽象度が高いので、あとあと考えるとあの転職志望者は何が言いたかったのか?イメージしにくいのです。

結局のところ、優秀な人物なのにどんなことをアピールして帰ったのか?1時間もしないうちに忘れてしまいます。

面接の場で企業を褒めたたえることは非常に有用ですし、私も隙あらば「相手を褒める」メソッドを教えていますが、ここは面接の場。

相手を褒めてばかりで、自分がどういう人物なのかをアピールすることはできません。

繰り返しますが、30代の転職ではどういう風に自分が貢献できるのかを具体例を用いながら、アピールしなければなりません。

企業のホームぺージを見れば誰でもわかるような企業理念を、さも自分の理念かのようにアピールするのは得策ではありません。

総務や広報の人気職種には地域差もありますが、50~100人近い応募者が殺到しています。

あなたがいくら優秀でも、他の99人が自己アピール中心に攻めてくれば勝ち目はありませんよね?

せめて志望動機で他の人にはない強みを語ってほしいものです。

過去の転職成功体験を過信しない!毎回失敗する人の典型的な特徴

7692823.jpg
転職が一般的になりましたが、それでも私のように何十回も転職する人は稀。

せいぜい会社員のうちに2回か3回すれば、多いと言われるのが実際のところ。

しかも年齢が上がれば上がるほど難易度が上がっていくので、過去の転職をしたからと言って経験値が溜まっているわけではありません。

ついつい過去に成功したからという成功体験を持ちだして過信してしまいがちですよね?

結局のところ、転職の難易度は需要と供給のバランスから来るもの。

求人数が多く転職者が少なければ転職者有利に動きますし、求人数が少なく転職者が多ければ求人企業有利に動くだけ。

この理屈が分かっているか否かで転職が成功するか失敗するか変わってきます。

現実から言うと9割方自分の能力を過信しすぎて、ありがちな需給バランスを見誤ってしまう。

20代で転職した時はさほど苦労しなかった方が多いのでないでしょうか?

そういう実体験があるから、30代でも同じように楽勝だと考えドツボにハマる方を何人も見てきました。

同じ20代と30代ではまるで難易度が違いますし、同じポジションを狙っても30代が採用される確率はグッと下がります。

それは何故かというと、20代が求めてらているのは将来性であり、30代が求められているものが経験とスキルだから。

私も特に企業研究せず若さに任せて転職を繰り返しましたが、流石に30代は若さだけでは無理でした。

いかに自分が御社にとって有用か?どれだけ貢献できるかを実体験を交えてアピールしなければ、興味を持ってもらうことさえ難しいのではと考えています。

それに加えて自分を売り込むアピール力は絶対に必要。

人見知りする私にとって面接は最大の難所であり、仕事に自信はあっても自分を売り込む能力には全く自信がありませんでした。

私と同じジレンマを抱えた30代は、特に面接の場において苦労するのではないでしょうか?

だからと言って誰も助けてはくれません。

場数を踏んで面接ノートを付け、毎回自分の何がいけなかったのかフィードバックしていかなければなりません。

もし自分だけでトライ&エラーするのが億劫なら、転職エージェントにひとことお願いしてみてはいかがでしょうか?

はいそうですか!とすぐサポートしてくれるエージェントは少ないかもしれませんが、あなたが面接を通過しないことには売上に直結することはありません。

そういう意味で「自分が面接に通過しなけば御社の利益にも繋がらない」旨伝え、模擬面接の場を設けてもらってください。

カテゴリ

タグ

ポータブルスキルがモノをいう?コツコツできる人が最後には勝つ法則

4765008.jpg
数年前までの日本企業は新卒採用して、30代頃までに管理職や経営幹部になるべき社員を選別するのが常でした。

20代で現場をOJTして30代になるまでリーダーを任せて、大役を任せられる人物かいなかのジャッジにかけられ、選別に通った社員を優先して育てていく流れでした。

そういう背景があったため、30代の中途採用者は受け入れられない体制がありました。

プロパー社員と同等の経験とスキルがあるにもかかわらず、同じように出世コースに乗せるわけにもいかず、結局は選別に漏れた下級社員で代役を使うしかありませんでした。

しかしリーマンショック以降、新卒採用そのものが減少したのは、団塊の世代の大量退職や従来の人口バランスが完全に崩れたことによって、従来のセオリーが通用しなくなってしまった。

本来、20代で色々経験させておくべきなのに、管理職候補の選別そのものが不可能。

もっと言うと、企業の業績が右肩上がりであればバランスが崩れても、無理にでも従来のやり方を押し通せたかもしれませんが、右肩下がりな絶望の中では贅沢できる企業はほんの一握り。

せっかく採用した新入社員たちも、経験を積んだらさっさと転職してしまう世知がない世の中になってしまいましたよね?

そういう危機的状況で、企業は時間と膨大な費用をかけて新卒者を育て上げるより、外部の人間を採用して組織強化するいわばアメリカ式が当たり前になっているのです。

年齢が低くても培ってきた経験とスキルが自社好みであれば、積極的に採用する方向に確実に流れています。

この傾向は逆行することはありませんし、今後ますます実力のある会社員だけが内定をもらい続け、たいして努力を続けてこなかった中下級社員の転職は厳しくなるものと予想されますよね?

経験やスキルとひとことでいいますが、仕事そのもののスピードや段取りだけでなく業界や職種を超えて活躍できる、いわゆるポータブルスキルを学んでおくことが重要。

日々の業務をコツコツとこなすなかで改善したり発想の転換を行ったりしていくべき。

短時間で習得はできませんが、未来のため努力を続けてみましょうね。

自分は何屋さんなのか考えてキャリアプランを立てていくのがコツ

12380166.jpg
新卒ってだいたい総合職として採用されますよね?

最初の数か月で複数の職場研修を行い、いわば万能型な人材に育てていくのが日本特有の文化。

いろいろチャレンジしていくうちに、結局自分が何者だったのか?どういうことをしたくて入社したのか分からなくなることがありますよね。

ゼネラリストを育てること自体何の問題もありませんが、どうしてもキャリアが複雑怪奇に入り組み職場に順応できない人たちはドロップアウトしていくしかありません。

早い段階で組織の意を汲んで、職場の理想とする人物に向かってひた走れる人であれば、それなりの成果を出して30代になるころにリーダーや係長クラスになれるはず。

それこそ優等生であれば、社内での地位を確立して給料も上がる。

表向きには既に年功序列制度は崩れ去っていますが、日本ではまだまだ根深く残っている印象が強いですね。

結局は、在籍期間に応じたお疲れ様的な加算点が残っていますし、評価制度そのものが180度変わることはありませんよね?

そんな中で、事務仕事を経験する、営業部隊に配属されてみる、製造も体験していくと、どれかを選択する機会が訪れますが、自分にはどの職種が一番性にあっているのか判断が付かない。

それりゃそうです、自分なりに頑張ってみたつもりでも10年も働いていないあなたたちが「自分はいったい何者なのか?」考える余裕はありませんし、理解できるとは到底思えません。

私のように20代で散々ジョブホッパーやって、いろんな業種を試して右往左往した人間であれば、だいたいは自分の適職、天職というものが分かってきます。

どこの職場も中途半端な状態に放り出して逃げ出してきましたが、それでもヤリガイと感じた職場はいくつかありました。

自分では人見知りをして人嫌いだと思っていましたが、実は部下思いで色々相談に乗ることが自分の生きがいではないか?と考えさせられる場面に遭遇することができました。

最初は思い込みでも構いません。

自分が心地よいと感じた瞬間・場面を思い出してみてください。

その中に天職となる職業のヒントが隠されているかもしれないのですから。

過去にこだわる人が内定をもらえない理由はニーズを探ろうとしない

13676025.jpg
世の中ビックリするぐらい優秀な人がいるので嫉妬してしまいます。

20代で管理職とかウラヤマしすぎる転職者がいますが、そういう超がつくほどのエリートに限ってなかなか内定が出ないのは未来の自分を語れないから。

書類選考では一体どんな人物なのか?どんなに優秀な人物かと期待するものの、面接でお会いすると期待外で残念なケースです。

履歴書類は多少盛ってて当然ですが、だからと言ってとにかく過去の栄光にしがみついていてはダメ。

ましてや30代になってそこそこの人間が、自分の偉業を語り果ては人生論を語り始める。

意地悪な言い方をしてしまうと、自分に酔っているタイプの人。

もちろん私たちは、これまで積んできた経験とスキルを発揮してほしいと考えていますが、過去に縛られている人たちから何故うちの会社に面接に来たのか?この職場でどういう人物に成長していきたいのかが見えません。

30代が即戦力として向かい入れられるのはもちろんですが、採用者は同じ職場でやっていけるのだろうか?と心配するのです。

これは大企業・有名企業出身者に多いのですが、キラキラした自分ストーリーを語りすぎて「当社には向かない人物」と捉えられることがあります。

いわゆるオーバースペック不採用という残念な落ち方です。

オーバースペックで落とされ続ける人は、自分はどこの誰よりも優秀なのに何故なんだ?と羨ましい悩みを持っていますが、おかしいと思ったらキャリアコンサルタントなり転職支援会社なりに駆け込んでみるべき。

本来は採用されていたはずなのに、このような不本意なお見送られ方をしないためには、自分のキラキラストーリーを何がなんでもアピールしつくすのではなく、相手のニーズが何なのか探る能力を鍛えるべき。

募集要項に書かれてある求められる人物像から、ニーズを読み解くことは十分可能。

まずは自分が如何に優秀な人間なのかをアピールするのではなく、これまで自分が経験してきたことと、相手企業が求める部分がないかを見極める修行をしたほうがよいですね。

未経験でも活躍できる人の特徴!これまでの経験スキルを使い倒そう

6386528.jpg
狙う業界や業種を少しズラせば、思った以上に応募できそうな求人が見つかって歓喜することもありますよね?

そこからすんなりと応募→面接→内定を駒を進めることができればいいですが、なかなかうまくいかないことがある。

そんな場合、やはり完全に未経験の業界や職種を次の一手として控えさせておくのが転職の基本。

私は40代で介護医療業界に飛び込みましたが、全くの未経験で介護士として新しいキャリアをスタートさせる人も多かったですね。

未経験ながらもこれまでの経験やスキルをフル活用できている…、そこで成功している人達には共通点がありました。

30代の中には、今までに経験した業界や職種でないとキャリアが活かせないと、応募する求人すら見つけられず絶望している人が多いですが、キャリアの棚卸をしてみると意外にも様々な職業に就けることが分かります。

人間は自ら自分の可能性を狭めてしまう生き物なので、キャリアコンサルタントや我々のような転職支援サービスの人間に未知なる可能性を広げてもらうべき。

これまでの専門性を高めていけば、プロフェッショナルへ一歩近づくことができますが、コミュニケーション能力や段取り力はどこの世界に行っても通用するもの。

独りで仕事を組み立てる職業を除けば、みんな何かしら人との繋がりで成り立っているのが仕事というもの。

同業界・同業種に転職できれば一番幸せかもしれませんが、ポータブルスキルを遺憾なく発揮することができれば、意外に活躍できる天職が見つかるかもしれません。

先入観があるがゆえ、本来あるはずの選択肢を潰してしまっている転職者がほとんどで、自力で自らの可能性を発見できるタイプの人は極わずか。

自分には総務職しかない製造業しかありえないと、自らの行動範囲を狭め、結果的に応募者の多い人気求人にばかり応募して勝手に消耗していました。

こんな私を救ってくれたのはひとりのキャリアコンサルタントでした。

私との面談を通じて、話好き、聞き上手、高齢者に好かれるタイプとの結論を出した彼が紹介してくれたのが、とある高給な有料老人ホームの総務職でした。

応募した当初は、介護業界は怖いところだと先入観ありありでしたが、いざ入職してみると確かにギスギスした人間関係もありましたが、それ以上に私の心を癒してくれたのがご高齢者様との交流でした。

幸せになれない転職?経験を活かそうとして失敗するパターンの解説

327685.jpg
30代から一気に転職が難しくなる要因のひとつは、単にポストが空いていないから。

日本の組織のほとんどがピラミッド型で、年齢が上がれば上がるほど少数じゃないですか?

しかも単に仕事ができれば役職に就けるのではなく政治力も必要なので、多くが脱落していくラットレース。

もう一つの理由は複雑に入り組んだ経験とスキルが原因。

それはあなただけのたったひとつの財産なのは間違いありませんが、この財産を守らんがための転職で失敗してしまう人が続出しているのです。

つまり、経験を活かした転職は失敗する傾向にあるのです。

さらに言えば、30代は人生の転機が訪れる年代でもあります。

結婚、出産、マイホーム購入など、そういう背景を踏まえ将来性や経営の健全性を第一目標とするので、結局は条件の良い求人に多数が群がる構図が見えてきます。

これらの条件を総合すると

勤めてきた職場より規模が大きくて、安定性がありながらも成長している企業、それでいて自分の年収は維持もしくは上昇する傾向にある。

ワガママを言えば、転勤は絶対したくない。

そんな理想を100%叶えてくれる求人があっても、あなたのライバルたちは強豪ぞろい。

何で今まで実績を残してこなかったんだ!と後悔したところで、理想の転職はできません。

多くの人が、希望条件をひとつ、またひとつと剥がしていって、最終的には「妥協」した転職先に収まっていくのです。

そんな転職やめにしませんか?

ほんの少しズラすことを覚えれば、ラットレースから逃れられるので是非試してみてください。

例えば、業界を少しズラしてみる、職種を少しズラしてみる…たったこれだけで求人は無限に広がります。

つまり、業界未経験・職種未経験枠を積極的に狙うのです。

今でこそ偉そうに「少しズラしてみれば…」と語っていますが、私も40代でリストラされて転職活動した時は、古巣の製造業・総務職から離れられず、無駄に消耗してしまいました。

最終的には、メンター的存在のキャリアコンサルタントに「介護・医療業界」への扉を開いてもらえましたが、人間凝り固まっていてなかなか独りでは考えられない生き物。

信頼できるキャリアコンサルタントに、自分の可能性を引き出してもらうことを忘れずに!!

プロジェクトに関わったのなら失敗談を交えアピールするのが良い理由

1187360.jpg
一生のうちに転職は数回しかしないため、どれだけ百戦錬磨の会社員であっても転職初心者ですよね?

転職攻略本の多くに、できるだけ見やすいように数値化して経験をアピールしましょうと書いてありますが、あなたの職場を知りえない私たちが見ても想像すらできません。

どれだけスゴいプロジェクトを動かしてきたかもしれませんが、強みが伝わらなければ全く無意味ですし、逆にほんの小さいことでも相手に伝わるよう話せるテクニックを持っていさえすれば、案外転職はすんなり終わるのです。

大企業出身者に多いのが、やってきたことだけを永遠と羅列して、さも全てのプロジェクトに自分がかかわったかのよう盛りますが、過程や成果が不明瞭なパターン。

あれは私が手掛けたプロジェクトといきまく30代が少なくありませんが、どういう関わり方をしたのか、何故そのプロジェクトに関わるようになったのか、どこをどうサポートしたのか、詳しく聞いていくと、途端に歯切れが悪くなります。

書類選考を通過したあなたたちを私たちが直に面接するのは、盛られた履歴書がどこまで正しいのか?真実なのか?見極めるためです。

繰り返しますが、採用担当者が効きたいのは起承転結を交えて、どういう理由でそのプロジェクトを立ち上げたのか?どういうところで躓いたのか?苦労したのか?です。

履歴書類はいくらでも盛ることはできますが、いざ実際話すと全くつじつまが合わず、突っ込んでいくと、ただ単にプロジェクトメンバーだった、実はプロジェクトに参加さえしていないという流れになっていくのです。

私自身、運よく30代で社内システム構築のプロジェクトリーダーとして2度起用された経験があるので、指揮を執った人なのか?それともだだの参加者なのか?手に取るように分かるようになりました。

本当に参加したプロジェクトを自己アピールするなら、少なくとも何故そのプロジェクトを立ち上げたのか?何故リーダーになるのが自分だったのか?具体的にどんな役割を担ったのか?最終的にどんな成果を上げたのか?いえなければ、確実にボロが出ます。

最後に、よっぽど出来レースのプロジェクトでなければ、成功した回数より失敗した回数の方が多くなります。

この辺りは関わった人間にしか分かりませんが、履歴書類を盛り過ぎると痛い目にあいますよ!!

メンターを見極める方法!常識で考えてダメだと思ったら切り捨てよう

11555390.jpg
世の中色んな人がいるように、転職エージェントにはいろんなタイプのキャリコンがいるので注意して付き合うべき。

キャリコンがダメって理由だけで、登録した転職エージェントを見限る30代が多いですが、それは非常に残念な話。

リクルートエージェント、マイナビエージェント、パソナキャリアの大手転職エージェントの多くが、キャリコンの変更に応じてくれます。

大手であれば苦情受付窓口に理由を付けてメールすれば、イイ感じで担当替えに応じてもらえます。

私もこの方法で、地獄から天国って経験を何度もしましたから。

付き合うべきキャリコンを間違えると、脅され心理的に操られ最悪な求人に応募してしまった話はよく流れてきます。

繰り返しますが、転職エージェントのほとんどは企業寄り。

キャリコンの「あなたのためを思って」「私は中立的な立場」を鵜呑みにして懐柔されているようでは、まだまだ社会人として未熟。

私なら複数の転職エージェントに登録して比較検討しますが、一部のキャリコンは他の転職エージェントに登録することすら許しませんよね?

まずはそういう、ちょっと常識で考えると間違っていることをいうキャリコンは切り捨てて構いません。

貴方のメンターになってくれるキャリコンは、この世にごまんといます。

ただ採用企業のニーズに応えるだけに、あなたを口説き落として、嘘をついて、果ては脅して押し込んでしまうヤクザみたいなキャリコンがいるのも確か。

私もこの手の脅すやり方に何度か遭遇。

即こちらからサヨナラさせてもらいましたが、何度か話してみて自分とウマが合うと思えば色々アドバイスを求めて、こちらから試してみるべき。

本当にあなたのことを思ってくれるキャリコンであれば、むやみに転職を勧めず、まずは経験やスキルを会得するほうが先でしょ?とアドバイスしてくれます。

最終的に私は50人ほどのキャリコンと付き合いましたが、全く同じ案件でもキャリコンの力量によって差が出るので、そこも見極めが必要ですよ?

力量のないキャリコンの多くが採用担当者から始まりなのに対し、ベテランは社長と顔なじみだったり、果ては会長レベルの重役とのパイプを持っています。

基本的に同じ求人に2度応募することはご法度ですが、ある日突然梅田に呼ばれて重役と食事してしまった私のような場合もあり得ます。

(結局その時は採用までは至りませんでしたが…)
Copyright © 30代転職が失敗しないため考えておくべき戦略 All Rights Reserved.

テキストや画像等すべての転載転用販売を固く禁じます

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。