だいぶ大人のイギリス留学日記

University of Glasgow MSc 進学した人の適当日記です。

はぁ疲れた。

 

コーン被らされた銅像。
グラスゴー民は銅像にはコーンを被せないと死ぬのかな、ってほどよく見る。

 

先週無事修論を提出しました。

いつものギリギリのパターン。

プルーフリーダーから月曜日に修論が戻ってきたら、ごっそり削られてて(2000文字ぐらい)、おい全然足りないよぉおおお💦とまた見直しなどをしながら追加していったので、また結局パーフェクトな文法にはなっていないだろうけど、まぁ、ええか。

取り敢えず提出した、ってことが大事なのだ。

ギリギリまでスーパーバイザーが有給取ったりして全く使い物にならなかったので、誰に相談出来るわけでもなく、もう黙々と自分との戦いだった。

(正直、授業料半分返してくれてもよくね?ってレベルで全然恩恵に預かっておりませんけどぉ、って気分です。)

 

グラスゴー大学は提出締め切りが正午と決まっているので、それまでには出さなくてはならない。

大学によっても異なるのよね、提出締め切り時間、、、、

キングストンは17時でした。

 

あと思ったのは、グラスゴー大学は割と気軽に締め切り延長の申請を受け入れてくれる、院だからか?

キングストンのときは提出物をUSBに入れててUSBが死んだ時延長の申請をしたけど却下されたんですよねー。キングストンはわりかし締め切りは絶対!主義だった。

 

修論の苦しみを長く味わいたくないので私は締め切り延長は申請せず提出しましたけどね。

やはり15,000文字はキツかった、、、、しかも英語で、、、。

途中自分に何度も自問自答したもんね。

「何でこのコース選んだん?」

「デザイン系ならこんなに論文書かんでもよかったやんけ、、、」

「自分の文法能力でよくこのコース選んだな!」

と自問自答というより自分を罵り続けました(ォイ)。

非常に苦しかったけど、、、、でもまぁ、これも言い経験、、、、なのか?

 

日本では大学院卒業しても別に海外ほど評価はされないし、何かこれから役に立つの?と母に言われたけど、正直就職には役立たんだろうな、と思っている。

日本だけじゃないスカー、大学院卒や博士号取って軽んじられる国って、、、、。

まぁ、日本に帰っても、私はイギリスで培った良い意味での堕落した生活を送る為に、それに適した仕事を探すと思うので、役立てる事もないかもですが。

 

さて、修論が終わると、引越しが一番最初の課題となります。

大学寮にしろ民間の学寮にしろ、9月頭には追い出されます。

私も来週には追い出される予定なので、次の一時的な宿を探さねばなりません、、まだチンタラしてて見つけてないんだけど、、、、まぁ、なんとかなるっしょ(適当人生)。

先ずは部屋の中のいらないものといるものの整理、、、

いやー、ほんと、イギリス5年目ですけど、荷物が本当に、増えた。

 

主に服。

大して買ってないんだけど、貧乏性の私は古くなっても持ち続けているので、あれよあれよと増えてしまうのです、、、、

今回は心を鬼にして捨てるなり寄付するなりしなくては、、、、。

前回と同様寄付できるものは寄付、売れるものは売る、などしてドタバタ動いています。

とにかく、スーツケース2つとキャリー1つ、リュック、にしなくては。

 

卒業が確定するとGraduate Route VISA(今年から始まった大学卒業者に発行するVISAのこと)に申し込めるのですが、それも修論のグレードが決まらんことには申請できないんですよねー。修論の結果は少なくとも10月くらいに出て、その後すぐに申請、といったところでしょうか。

大学のInternational officeの話によると、Graduate Route VISAは何の縛りもなく大学卒業者、つまり学部、大学院、博士号の全ての留学生に審査なく(勿論大学卒の証明は必要)誰でも申請し受け取れる事ができるので、あとは仕事を探すだけ、、、(ちなみに短期留学生は申請者として認められない最低12ヶ月は勉強していないとだめ)

そして申請してから最速だと1週間も経たずに許可が降りるらしい(!)

普段の審査的なの必要ないもんね、、、、そりゃ早いか、、、、

 

そして仕事探すことに成功し、2年後運よく会社にスポンサーシップを得ることができれば更に滞在、就労が出来る。

他にも技能に優れていたり、イギリスで足りないとされている職種の場合は優遇される場合もある。

前より多少はイギリスに長く滞在、就労出来る可能性が出てきたので、留学生には希望の光ですよね。

 

しかし、私は色々悩んだ結果、、、、

 

本帰国することにしました。

 

寸前までVISAの申請の手続き書類とか確認してました、申請アカウントまで作ってました!

次なる家を探したり仕事も探してました!

海外での生活は大変ですが楽しいことも多く、何より日本みたいに人の目を気にしたり、自由なファッション、自由な感覚で過ごせる。

 

しかし

 

現実問題、そろそろ帰国して日本で仕事を探さないと、それでなくても若くはないんだから、新卒の皆さんとは異なり、長い社会経験の末留学し4年という歳月を掛けたのでまあそれなりに年齢も重ねてる訳で。

歳をとれば取るほど仕事が無くなっていく、、、そんな気がします。

日本てほら、BBAに冷たい国じゃない?(卑屈、でも事実)

BBAだと扱いづらいって、雇わないじゃん?(お前の力量の問題だよっ💢)

そんな訳で、これ以上遅くなると、本気で仕事なくなりそうだな、って思ったのと、COVIDの関係もあり、イギリスにいても色々ままならないことも多く、ストレスもまぁまぁこの一年でたまった。

ちょっと日本でのんびりしたい、という気持ちもあり、、、、。

悩みましたが帰国します。

私が今20代だったら確実に残ってVISA申請してこっちで働いてるわぁ。

年齢を重ねるごとに色んなことが狭まっていくのだな、と実感しています。

(親も歳をとるし、、、)

 

留学は幾つになっても自分のやる気さえあれば全然出来るけど、やはり若いに越したことはないかな、と言う、Mature Studentからの感想です。

でも留学したことを後悔したことはありません。

 

来てよかった、頑張ってお金貯めて良かった、留学サイコー!!!

 

 勿論大変なことも多かったけど、それを上回る程来て良かった、と、私は思っています。

考え方や見方も変わったし、友達も出来たり、知り合いも出来たり、色んなことを知ったり、教えたり、本当に来てよかった。

 

留学するのって勇気がいるし、時には超孤独だけど、それでも、きっと何か日本にいるだけじゃ見えないような、見つからないような、分からないような事に出会って、あーーー、これは日本では体験できない、知り得なかった、みたいな事に出会す度に「来てよかった」と思えると思うのです。

今はコロナの影響で留学も中々決断するのに難しい時期だと思いますが、留学してみたいな、って思ってる方は、今すぐじゃなくても、将来世界中でこのコロナが収束したら、考えてみても良いんではないかなーと思いますですよ。

世界は広いんですよ、外も見た上で、日本も良いなと思えると思います。

 

(最後なんか留学万歳的な話になってしまった笑)。

 

 

あとしばらくはこちらで過ごし、帰国することになると思います。

また日本に帰るのも強制隔離や提出書類の準備などで色々大変ですが、まぁ、やるしかないですね。

早くコロナ、収束して欲しい。

中国や韓国、スペイン、ギリシャ、スェーデン、世界に散らばる留学仲間にいつか会いに行きたい。

ではまた。