姉の墓参りに名古屋へ

姉のお墓があると思っていたお寺へ

名古屋には30代の頃仕事で、毎年一年の1/12は滞在していたので懐かしいです。
なのでいろいろ書きたいのですが、
まずは一番の目的である姉の墓参りのことを書きます。

うつ病だった姉 / 姉の墓参りに行くことになりました

アメリカに住んでいる姉の一人息子が、
昨年、姉のお墓のあるお寺をLINEで教えてくれていました。
名古屋市東区にあるお寺です。

新幹線で名古屋に11時半ころ着いて、ささっとお昼を食べ、
地下鉄桜通線で高岳駅へ向かいました。
お寺さんは高岳駅から歩いて5分くらいの所です。

スマホで地図を見ながら行きました。
途中、花屋さんが無くて仕方なく家から持って行った線香のみですが、
取り敢えず墓参りしてからまた花屋を探すつもりでした。

ところが、お寺に着くと、お墓がどこにも見当たりません。

お墓はそこではなかったのです


それで、住職さんの家らしきところのインターホンを鳴らしました。
すると、出てきた70代くらいの住職さんと奥さんが
「区画整理でお墓は移転してここには無く、平和公園の中にある」
と、言うではありませんか。

平和公園は、来たのと違う地下鉄東山線で星ヶ丘まで行き、
そこからバスに乗り平和公園で降りるとのこと。

「山はお墓だらけで、説明が難しいのでとにかく入って」
と、家の中のテーブルで地図を見ながら説明してくれました。

でも、住職さんも奥さんも場所をはっきりと把握できていない様子で、
その上「バスでなど行ったことがない」と言いながら、二人で
「それは違う、こっちだ、あっちだ」みたいな説明だったので
「とりあえず目印となる真新しい供養塔のそば」
と言うことで、その供養塔の写真をスマホで撮って、地下鉄東山線の駅まで歩きました。

奥さんがわざわざ大通りまで一緒に来てくれて、
地下鉄乗り場を指差しながら教えてくれました。
少し歩いて振り返るとまだ心配そうに見送ってくれていました。

平和公園にあるお墓へ

星ヶ丘駅前の三越で花を買い、バスで平和公園を目指しました。
もうそこまでで汗だくになっていました。
日差しがキツい上にマスクで疲れが倍増します。

いつも涼しい車で移動して、店の駐車場に着くとマスクをして降りて買い物と言う感じなので、マスクをしてこんなに長く外を歩いたことが無かったし、
乗り物の中でのマスクも暑くてたまりませんでした。


都会の人たちは真夏でさえマスクをして本当に大変だったのだなぁとしみじみ思いました。

平和公園での墓探しも大変でした

平和公園で降りると花屋さんがあり、花は買っていたけれど、
そこでバケツと柄杓を借りて、お寺の名前からおおよその場所を教えてもらい
その方向へと歩きました。

道路を挟んであっち側もこっち側もこんな感じです。

この後、目印の供養塔を探しあてたは良かったのですが、
姉と同じ姓の墓がたくさんあって、
その墓石の一つ一つの裏側や、横に刻まれた名前を確かめて探すのが大変でした。

「大きなお墓ですぐにわかるけど、まだお姉さんの戒名は刻んでないかも」
とか言われたので、目についた一番大きな墓がそうなのか?
でも、その墓をお参りして、もし間違いだったら何のために来たかわかりません。

「武雄」と刻んである墓だと言われて探しましたが、
実際に姉の名前が刻んである墓を見つけたら
「武雄」とはどこにも刻まれていなかったです。

姉のお墓を見つけた時は心底ホッとしました。

そのお墓は綺麗な玉砂利が敷いてあり、
お墓に刻まれた家紋がとてもかわいらしくて、素晴らしいお墓でした。

バケツの水を何度も汲みに行き、墓石をタワシでこすり洗いました。
花を生けて線香に火をつけて、
姉が好きだったユーミンの曲をスマホでかけながら、しばらく墓の前に座ってきました。
姉に聴こえたならば良いのですが。

でも、姉だけの墓では無いので、他のご先祖さまが何事かと思ったかもしれません。

姉には「来るのが遅くなってごめんね」と謝りました。
念願の墓参りがやっとできて本当に良かったです。

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