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この記事は2021年1月8日に書いていますが

上越ではとんでもない積雪量となっています。

朝5時半に起きて自宅から車が出せるように

約1時間半ほど除雪作業をしてから子供を保育園へ送るため

向かった先の駐車場で起こったやってはいけないエピソードです。

 

Contents

除雪してない駐車場に入ったらエンジンを止めてはいけない

大雪により除雪が遅れていた事もあり、5台分ある

保育園の送り迎え専用の駐車スペースは満車のため

向かいのアパートの敷地となっている駐車場に入る事にしました。

 

駐車場には新雪が40㎝ほどあったのですが

後から車が続いていたのでしょうがなく強引に駐車場に入り

停車させることができました。

 

新雪なので大丈夫だろうと思いましたが、停車後に念のため

車のギアを「R」に入れて車がバックできるかどうか確認して

雪にタイヤが嵌まって空転しないかどうかを試しました。

 

 

エンジンを止めたら警報が鳴る

いつもはエンジンのボタンを押して停止させると

「ピーーーッ、カードが残っています」と言うのですが

それが無く、運転席のドアを開けると警報が・・・

 

タコメーターの警報ランプを確認すると

・バッテリー異常

・オイル異常

などが同時点灯していました。

 

車検には数カ月前に通したばかりで

バッテリーもオイル関係も交換していましたので

考えられるとすればやはり新雪に強引に突っ込んだ事しか

考えられませんでした。

 

 

エンジン再始動を試みる

すぐにエンジンの再始動を試みました。

しかしここで最悪な事が起こり、

「カーナビ」と「エアコン」と「ライト」だけが点き

エンジンがかからない状態となりました。

 

今度はエンジンスタートボタンを何度押しても

「カーナビ」と「エアコン」と「ライト」は消えなくなりました。

 

これは非常にまずい状態です。

この状態を打開できずにもたつけばバッテリーがあがってしまいます。

 

 

車の下の雪を取り除く

冷静になる必要がありました。

まずは子供を保育園に預けてしまい

その際、先生に

「車のエンジンがかからなくなってしまったのでスコップを貸してください」

とお願いすると猛吹雪にもかかわらず一緒に見に来てくれました。

 

通常であればエンジンをかけるためにブレーキを踏み込むと

スタートボタンが【緑】に変わるのはずが、色が変わらない。

つまりブレーキに異常がある事は明らかでした。

 

なのでまずは車の下にある雪を取り除きました。

 

 

ギアをニュートラルにして車を押す

保育園の先生はバッテリーやオイル切れを疑い

ボンネットを開けて中を見てくれましたが、

「もうディーラー呼んだら??」と半ば諦めムードでした。

 

ディーラーなんか呼んだらこの猛吹雪の中

来れるかどうかも定かではなく、

 

ブレーキを踏んだ感覚がいつもと違う事を訴えて、

先生に手伝ってもらい車を1メートルくらい押す事にしました。

いくら車のギアがニュートラルでも雪もあるし車重も約2トンもあり

1人で車を押す事が難しかったので感謝しています。

 

 

エンジン再始動!

車を押してみた後、急いで運転席に戻り

ブレーキを踏み込むとスタートボタンが【緑】に!

 

やはり雪に乗り上げた事でブレーキが利かなくなっていた事が

原因でした。

乗っていた車の最低地上高は19㎝

40㎝の積雪に突っ込む事は無謀であるという結論です。

 

四輪駆動SUVでもこうなります。

意外と車の腹はデリケートであると痛感しました。

雪ってほんとうに厄介ですね。