室内で猫を飼いだすと必ずと言って良いほど避けては通れない

『壁ガリガリ』問題。。

 

賃貸物件に住んでいれば退去時に壁クロスの張替えやボード補修などの

補償を求められ、引越代などこれ以上費用を出したくないタイミングで

不動産会社から断じて容認しかねる額の補修請求が来ることになります。

 

また、新築一戸建てを購入し、これから住まわれる場合でも

壁床すべてがピカピカの状態でいきなりガリガリにされてしまったら

例え水の呼吸11ノ型『凪』を繰り出せたとしてもモチベーションのダダ下がりは不可避でしょう。

 

そこで、

実際に私が賃貸住まいの時代から猫に壁をガリガリされないために

試行錯誤を重ね特に効果のあった対策として猫アイテム2つご紹介します。

 

 

Contents

壁保護シート〈はがせるタイプ〉

 

ブランド:Boomie

寸法:45cm×2.3m

 

◎特徴

貼ってはがせるから賃貸でも一戸建てでもOK!

シートは半透明マッドな仕上げなので目立たない

ホームアルデヒド検査実施済みだから安心

剥離紙にはマス目が入っているので真っすぐカットできる

一般的な壁紙すべてに使用できて張り直し可能

貼りなおしてもペリペリ剥がれる事はほとんど無い

 

Amazonプライムに加入していれば送料無料。

ホームセンターで買うより断然価格も安いので

まとめ買いがお得です。

 

ちなみに私の場合は

約70平方メートルの2LDL賃貸マンションに住もうとした際

壁保護シートは5本使い切りました。

家具を配置する前に壁保護シートを貼る事をおススメします。

 

ちなみに壁保護シートを貼る場所なのですが、猫は

何もなく真っすぐフラットな壁にはあまりガリガリせず、

壁が折れ曲がる角を好んでガリガリする傾向があるようです。

 

その場合は壁が折れ曲がるコーナー部分を重点的にシートを

貼っていくと良いと思います。

貼る前に一度シートをコーナー部分に押し当ててみて

軽く折れ目を付けてから貼るときれいに貼る事ができます。

 

さいごに、このシートにもデメリットが2点程ございます。

1点目は、このシートで保護しても絶対では無いという事です。

いくら壁保護シートといえども、猫の爪がかなり鋭い場合は当然

シートを貫通してしまいますので、定期的な猫の爪切りが必要です。

 

目安としては

猫パンチをくらったときに飼い主の皮膚から血が出ない程度であれば

壁保護シートで大丈夫と言えます。

 

2点目は、シートを貼った部分の壁はずっと白いままとなります。

壁クロスも経年劣化で「色褪せ」するのですが、シートを貼った部分のみ

劣化速度が遅くなるので、

例えば、賃貸契約が終了した時にじゃあシート剥がしますか、

でシートを剥がすと壁の色が違って見えるという現象が起こります。

シートを貼ってあった部分は当然白いですが、

明らかに何か貼ってあった感が出てしまうので不動産屋さんからしてみれば

壁の色が明らかに違うのでクロス張替えたほうが良いと思われてしまうかもしれません。

 

動物飼育可の賃貸物件で契約満了まで動物を飼育したいたという事実がある限り、

まず間違いなく壁クロスは張り替える事になろうかと思いますが、

壁の色が違って見えてしまう点、ご承知おき下さい。

 

 

 

 

段ボール爪とぎ<8の字型>

※サイズ:W50㎝×D23㎝×H15㎝

 

そもそも猫の爪とぎは本能でありストレス発散でありやる気スイッチ

でもあります。

壁保護シートを貼る事によってその場所を奪われるという事は

猫は自由を奪われたとストレスを募らせることでしょう。

 

ギブアンドテイクではありませんが、猫にも壁ガリガリを諦めて頂く代わりに

爪とぎをしてもらう場所(モノ)の提供が必要不可欠となります。

そこでおススメしたいのがこの8の字型爪とぎです。

 

 

我が家の猫は段ボール製の8の字つめとぎを贈呈したところ

壁のガリガリをあまりしなくなり、8の字のカーブがお気に召した様子で、

毎日そこで爪とぎをするようになりました。

 

今では8の字爪とぎの上(真ん中のくぼみ)で昼寝をしたりもします。

他のL字型や水平の爪とぎも試しましたが、壁を忘れるほど気に入ったのは

8の字型だけでした。

 

10年ほど前までは8の字型なんてネットでも売って無くて

私は、わざわざ東京の秋葉原にあるショップまで買いに行ってました。

当時は値段も2500円程でしたが、消費税が上がりオリンピックや何やらで

最終的には3500円まで値上げしてしまい困っていました。

 

今はAmazonにて2980円で売られています。

値段もお手頃で、3500円出して買っていたものとサイズも一緒で

全く遜色ありません。

 

気になっていた耐久性も使えばだんだんボロボロにはなりますが

裏返しして使うこともできるので、何だかんだで6か月はもちます。

研ぎカスも散らばらないほうかと思います。

 

ショップまで買いに行ってた頃は

持つところに緑の取手を付けてもらい大きな紙袋を抱えせっせと

持ち帰っていましたが、

 

Amazonなら自宅まで届けてもらえるので運ぶ手間まで考えると

本当に便利な時代になったと思います。

賃貸、持家どちらにも住んでいても試せる方法です。

どちらも数千円の対策費で数年後に何十万とかかる補修費が削減できます。

 

ちなみにですが、

他の壁ガリガリ対策として猫の嫌いな柑橘系のにおいのスプレーを

壁に吹きかければOKみたいなグッツが売られたりもしていますが、

 

猫に嫌な思いをさせ、ストレスを与えるだけです。

猫も飼い主もWIN&WINではじめて壁ガリガリ対策ですので

よろしくお願い致します。

 

【猫トイレ比較】システムトイレに買い替えると維持費や手間はどう変わったか?