HSPの恋愛事情【2】分散の大切さ | ノラとハナウタ

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自分の最強の味方は自分じゃない?
色トリドリの自分を楽しんで行こう!

第1回目の読書会終了!

第1章の部分のお話し会となりました。
 
そうか…なるほど!
と思ったことをいくつか。
 
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ほんと、HSPさん達って素敵だねーと思ったのは、この本の中に書いてある注意書き、

『決して非HSPを見下すことのないように…パートナーを理解し対話する』をきちんと意識しようね!から始まったところ。

 

気づき過ぎたら相手も息苦しかろうと認識しつつ生きてきた証だなと思ってジワる。

気づき過ぎる自分を責めて来た、とも言えるけど。

 

私の今までの話しとしては、

夫とは何回も話した。でも全然改善されないし、

『またそこから説明しないといけないの?』

と内心反発しつつも奥歯を噛み締めて懇切丁寧に話して来たんだよ?

くぅ〜っとなりながら何度も話して来たんだけどなぁ…もうやさぐれちゃって今更ねぇ…とも思い始めており、スパッと離婚した方が自分らしく呼吸が出来そうな気すらして来ている。

 

非HSPを『理解度が低い!』とバカにしていると言うよりも、

これは私がHSPだからなのか…みんなはどう?とは聞かなかったので分からないけれど、尽くそうと思えばなんぼでも尽くせるし、理解しようと思えばなんだって理解して相手を尊重することは出来る。

私は全てを横に置いてもそれが出来るけれど、相手は(親、夫、彼氏、友達、誰にでも言えると思うのだけど)案外あっさり、「後にしてくれる?」とか「そんなの分かんないよ」と言い捨てる(ただ答えただけのだろうけれど、私にとっては突き放されたようなショックがある)。

 

なので、愛着の問題や発達性トラウマの問題が起きないはずもなく、自分は全力で対応しても、相手は私に対してそうではない、大切にしたかったけど、大切にはして貰えないと思ってしまう。

 

若い頃は、

『自分は過剰に人に望み過ぎているのだろうか』とか、

『勝手に人に尽くしておいて返してくれない!とぐずってるみたいで私って心がケチくさいな』と思ったりした。

 

そして、多分、HSSなので『元気でどんどん行動出来る人』と思われて付き合うのだけど、電池切れも早いので(HSSあるある。刺激追求もしたいが休みたい)、デートを仮病ですっぽかすとかザラにあったし、長期間一緒にいるとなると『元気でいないと相手をがっかりさせるので余計に疲れる』事になる。

 

パートナーが何気なく言った『え、今日は出掛けないの?』に対し、

(うるっさいなぁ!便所の100ワットじゃあるまいし!無口でじっとしていたいことぐらいあるわ!)

とムカついたりする。

※便所の100ワットとは:無駄に明るい事を指す。下町暮らしで覚えた言葉です※

 

何しろそこのすり合わせが周りと一致せずに私は苦戦していたのだと思う。

傷つき過ぎてはいけない。

標準はどこ?普通はどこ?私が普通にしていればみんな満足?って。

物事に対する処理の深さの違いってそこなんだろうなぁと思いながらみんなの話しを聞いていた。

 

パートナーひとりに全ての役割を求めるのではなく、『分散する』と言う話しが出て、なるほど!確かにと思った。

 

カウンセラー仲間なら傾聴しつつ共感しつつ聞いてくれてスッキリするとか、HSP同士なら遠慮なくありのまま話しても分かってくれる…と言う風に話す相手を変える。

 

HSPって真面目な部分があるので、あっちへこっちへと話しを持って行かないくないですか?

私は、外で夫の悪口を言うくらいなら、本人に言うし、本人に言うまでめちゃめちゃ観察も考察もするので時間がかかる。

時間をかけ過ぎてここで溜まったストレスから、口から出す際には星一徹のちゃぶ台返しの如く相手を引っくり返しに行く。

とても気の毒だ…(←自覚はある)

 

小出しにする、ガス抜きをするのは本当に大切だと感じているので、これはいいなと思った。

 

『HSPとかそうじゃないとかではなく、相手も話しを聞いて欲しい、認めて欲しいんだよね』と言う話しも出て、(なんだよ、みんな大人だな…)と驚愕。

 

ここでハッとしたのは、自分はHSPで『分かる』部分が大きいので、『そんな事は分かってるよ、そこはいいんだけど』は、もう通じているものとカウントして口には出さず、相手には「ここがイヤなんだけど?」と、『一旦認める』をすっ飛ばして、指摘してるのかも!とも気づいた。

 

これは大きかった!

 

夫と話していて、ちょいちょい思ってたのは、

(なんで話しがそこからなの?そんなの分かりきってるのにそこから?論点ズレてない?バカにしてんの?)

って事なんだけど、それを『分かってる』、『そこは認めている』っていうのは、私が分かってるだけで彼は分かって無かったのかも。

だから認めて欲しくて話しているのだけど、私からは

(ずーいぶん、古い話しから恩に着せて来るのぅ…感謝しろって話しから入るなら、こっちも山ほどあるけどな!)

みたいな?

 

口では言わないけど、どんどん心がやさぐれて行く原因て、ここじゃない?なんて不毛な…。

 

いやーそうか。

これって…「普通にしなさい!」って、非HSPとして育てようとしたウチの親、失敗じゃない?

私は頭の中で話してることと、口から出してる事が全部相手に伝わってると言う勘違いが多い気がしたよ。

 

すごいなーみんな、色々と考えたり思いやったりしながら生きて来たんだなー勉強になるわー!

と、ひとり納得。

 

だが、ここでひとつ問題がある。

ウチの夫は、普段、私に負け続けているのでこちらがちょっとでも、『ここは私も悪かったよね』と言うと、ここぞとばかりに、「やっと気づいてくれたんだ。それも成長だよね」みたいに急にマウントを取って来る。

 

(だーかーらー!!そこが残念だって普段から言ってんだよ!!)

と私はまた黙り込んだまま、やさぐれるの図が想像出来る(遠い目)

 

ちょっと勝てそうならマウントを取るとか小さいんだよ!(←負けてあげない私も小さいことは棚どころか神棚に上がっておる)

 

さーーーてっ、夫にどこまで話そうかな…。

…まだいいか。
調子に乗られるのも不快だし(←はーい、自分小さい!でも許す!まず自分!)

 

 

 

まぁさ、まだ『理解したい』まで行けない人は自分が癒されてないんだからしょうがないよ!

無理は禁物!

私も散々やさぐれて、自分をまず癒してからの今だし、
心はすぐに過去に戻れるし語れるくらいのやさぐれぶりだから抜け切れたとも言えない。
 

ゆっくり行こう!

 

 


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