【悪魔のいけにえ前日譚】レザーフェイス-悪魔のいけにえ-【少しのネタバレあり】
日曜日にアマプラつけてぼーっと眺めてたホラー映画
この映画は名作「悪魔のいけにえ」の前日譚となっているらしく、あのレザーフェイスの誕生が描かれている
(これが悪魔のいけにえ。リメイクでテキサス・チェーンソーがある)↓
名作映画のスピンオフは苦手だしあんまり期待はしてなかったけど、まあまあ面白かった
★あらすじ
殺人一家ソーヤー家に生まれたジェド(後のレザーフェイス)は、殺人練習をするため家族の手引きによってカップルの片割れのベティという少女を小屋の中で殺す
その現場に駆けつけた警官はベティの父親
警官はいつも殺人事件の第一発見者がソーヤー家の人間であることを怪しみジェドを更生施設に入れる
それから10年後、更生施設にリジーという看護師がやってくる
リジーは施設で働き始めて早々アイクという男に襲われそうになるがジャクソンとバッドという優しい青年二人に助けてもらう
リジーは二人に感謝しながらも他の収監者にネズミの踊り食いをさせようとしているクラリス(アイクの彼女)や、電気治療と称した拷問を収監者に食らわせる施設長など施設の異常さに面食らう事になる
そんな中、ジェドの母親がやってきて「ジェドを施設から出してちょうだい」と施設長に掛け合う(そう、ジェドもこの施設にいるのだ)が、施設長には相手にもされず案の定ヒステリーをおこし、鍵を盗み施設内の錠を開けて収監者を逃してしまう
チャンスだとばかりに混乱に乗じて地獄のような施設から逃げ出す収監者たち…
合流したアイクとクラリスは、バッド、ジャクソン、リジーを車に乗せて脱走する
物騒なアイクとクラリスから逃げたいリジーだったが「お前が逃げたらジャクソンとバッドを殺す」と脅されて5人で警察から逃げながら逃避行をする事になる
リジーの運命は?そもそもジェドはどこにいるのか?
レザーフェイス誕生までのカウントダウンが幕を開ける
★感想(確信に触れるネタバレあり)
まずこの映画で目を見張ったのがクラリスの射撃技術
そこかよ…って思うかもしれないけど、ぜひこれから観る人も、もう観た人もクラリスの射撃に注目してほしい場面
腹を空かせたアイクとクラリスはリジー達を連れてレストランに入り、拳銃を奪うためにレストランにいる人達を殺すのだけども、拳銃を手にしたクラリスの射撃力の高いこと高いこと…
逃げ惑う人達にピンポイントでヘッドショットをかましまくる
これ、地味にすごくない?ぜひクラリスにはFPSをプレイするゲーム実況者としてYou Tubeで活躍していただきたい
それはおいといて
相変わらずこの世界の住人は話は通じないわ、人殺す事に躊躇がないわ、死体見つけても日常とばかりにスルーできる奴らばかりで嫌悪感は湧くものの、施設から逃げてからの展開が早く余計がないので観やすかった
ぶっちゃけると、ジェドは逃避行をしているこの5人の中にいるんだろうと予想はついてたんだけど、誰がジェドかわかった時「ジェド?お前が後のレザーフェイスなのか!?」と少し驚いてしまうような人物だった
(ルックスがレザーフェイスと似ても似つかないから…)
リジーと、ベティを殺された警官がソーヤー邸から共に逃げ出そうとする所は少しぐだったけど、最後の警官の生首がぶっ刺さってるシーンでは「これは悪魔のいけにえの冒頭を思い出すな…」とニヤリとした
「悪魔のいけにえ」はもちろんリメイクの「テキサス・チェーンソー」も観てるけど、前日譚であるこの作品はグロ要素はそれほど…(慣れてる人は平気だと思う)
レザーフェイスの前日譚は必要か…?とは思ったけどすっきり伏線が回収されていくし、結末がきれいに「悪魔のいけにえ」に繋がっていくから普通に楽しめた
贅沢を言うならこの作品は今風だし画質がきれいすぎる、前日譚なんだから「悪魔のいけにえ」の時のような画質にしてほしかったかな
アマプラで無料で観れるのでぜひ!