ダービーの見所を紹介するよ！
ブルーム滞在中、ダービー（Derby）
と呼ばれる町へドライブに行ってきました。
ブルームからは220km。
車で片道約２時間です。
道中は結構スムーズで
意外と川があったり
牛が轢かれていたり
あっという間で楽しかったです。
何の情報もないので
とりあえずビジターセンターへ。
中は涼しくて広く、マイナーな本やお土産物、
満潮時間情報など結構よかったです。
カウンターでマップをもらえます！
アボリジニのお姉さんが
見所を説明してくれました。
バオバブの木はいたるところにあります。
バオバブの果実はアボリジニにとって精神性の高い
また重要な食材だったそうです。
なかなかのノンビリタウンで
いい感じ。
やっぱりアボリジニ率高い！
（なぜかブルームではあまり見かけなかったです）
Sculptures on the Marsh
Derby Jetty
そしてここがダービーに来たらサンセットの写真を撮るので有名な桟橋。
涼しくてお散歩にぴったり。
この桟橋から羊毛と真珠の殻を輸出。
馬車でここまで輸出品は運ばれていました。
その後町は牛産業に移行し、フィッツロイクロッシング近くの鉱山からの
鉛と亜鉛の濃縮物、また1973年までの旅客船があったそうです。
サンセットまで待てば
こんなキレイな景色が見れるそう。
（ネットから拝借）
Boab Prison Tree
キンバリー地方のバオバブツリーの代表的なものの一つ。
Boab Prison Tree（ボアブ・プリズン・ツリー）
ダービーの南、6km先にあります。
周囲14m、樹齢1、500年を超えると考えられています。
この木は地元のアボリジニの人々にとって文化的に重要な場所。
こちらの説明標識。
アボリジニの遺産であり、アボリジニの囚人のための監獄、夜通しの収容室として使用されたなど、
真実は闇に葬られていますが
とにかく大きなエネルギーを感じる木です。
柵があるので、その中に入ったり、間違っても木の中に入らないように。
とある日本人のブログを眺めていたら
何と中に入って写真を撮って紹介している方もいました。
（しかもダメだとわかっていながら）
アボリジニに対する敬意をもう少し払って欲しいですね。。
↑これは蟻塚です。
バオバブツリー、
遠いけど、一見の価値あり！
Mowanjum Arts
『Mowanjumの人々にとって、
Wandjinaは最高の精神であり、すべての生き物の創造者。』
モワンジュムコレクションが鑑賞できる場所。
そして2021年に開館したばかりのモワンジュム博物館。
エントランス。ここから先は撮影禁止。
アートセンターでは各部族のアートが購入できます。
アボリジニのビデオをたくさん観れるので
モワンジュム族の人々にとって、
Wandjina（ワンジナ）は最高の精神であり、すべての生き物の創造者。
というような事など
すごく勉強になります。
博物館ではモワンジュムコレクションの重要な作品や、
ダンストーテム、衣装、楽器の重要なセルマークコレクションを展示しています。
2021年7月9日には
モワンジュムフェスティバルという
実際のダンス、ミュージックが鑑賞できる
アボリジニの文化と芸術が楽しめるお祭りがあったそうです！
↑これらが彼らの描くWandjina。非常に深い精神性を持っています。
西オーストラリアのキンバリー地方しか見られません。
口がない理由は話す必要がないほどの力があるからだそう。
アボリジニはとってもスピリチュアルなので
昔はテレパシーで意思疎通が出来たっていうのも理解できますね。
Mowanjumのアーティストは、主に自然の黄土色で作業し、
Wandjinaを描き続け、
現代アートの実践とメディアを通じて
この古代のイメージを子孫に繋げています。
2020年シドニーオリンピック。
Wandjinaが世界に紹介されました！
Mowanjum Aboriginal Art & Culture Centre
Lot 85 Gibb River Road, Mowanjum Community, Derby, WA
(PO Box 252, Derby, WA, 6728)
(08) 9191 1008
ブルームといえば『月への階段』！
記事はこちら
