共同通信杯2023の予想 過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

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共同通信杯2023の予想 過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

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共同通信杯の予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!

歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。

レース名第57回 共同通信杯
グレードG3(重賞)
日程2023年2月12日(日)
発走時間15時45分
開催場所東京競馬場
距離芝1,800m
コース左回り
賞金4000万円
レコードタイム1:44.1

共同通信杯予想2023 - 過去10年のデータ傾向

朝日杯組取捨のポイントは、結局、スケール感

57で連を外さなかった昨年のジオグリフ、その前のアドマイヤマーズなどは、春の内に結果を出して、ここで及ばずの2着という結果をしっかりと成長に繋げた。

今回のレイベリングのように、56で出走してきた、重賞勝ちや朝日杯などの連対実績がなかったグループの好走率は、こと、この共同通信杯に挑んできた朝日杯出走馬の中では、上位人気になって連を外していたイモータルやゴットフリートなどの巻き返しはあるものの、阪神移設後は、その朝日杯そのもののレベルがかなり上がったため、先述の次期エース級
となった重賞実績馬しか、結果的には好走をしていない。

ただし、1戦1勝の馬がほぼ毎年のように連に絡んでくる、真の意味で本家のクラシック戦と似たような前哨戦的位置づけになっている共同通信杯であるから、それよりははるかに経験値が上という2歳王者戦好走馬を軽視する意味はそもそもない。
57ではなく、56であるということに本質の意味があまりないとできた時、レイベリングはもちろんのこと、上位陣に破綻の生じた時に爆穴の3着もあり得た4着馬・キョウエイブリッサも圏内。
東京で好走実績のあるG1上位入線組を消す理由はあまりないが、キョウエイに関しては、ダートしか勝っていないので、遊びの票として、連軸からは外しつつ、しっかりと押さえておきたい。
この馬の本質は、まだ誰も知らない。

ホープフルS組は皐月賞以外では、意外性の馬を除いて、大体は朝日杯組の下という評価

ずっと来ていないホープフルS出走の組の好走例は、そこで走れなかった、実質休み明けのディーマジェスティのこのレース制覇、皐月賞の劇的快勝なども含め、皮肉な結果が続いていることは確か。
最後に直行組で制したというのは、近10年でいないのだから、同時期の阪神・ラジオNIKKEI杯組が最後に制したというのは2007年に無敗を通して勝ち切ったフサイチホウオーであるため、もはや、比較の対象ではない。

ということは、旧ホープフルSもその重賞昇格後が前身をラジオNIKKEI杯とした両レース、すなわち、2000の重賞で勝ってきた組の不振を伝えているともできる。

京都2歳S勝ちのマイラプソディ、その前年覇者であるクラージュゲリエなど、東京を経験させたいと思った関西馬の不発は死活問題で、この後がまた痛々しかった。
2018年も京都2歳S組のグレイル、G1・ホープフルS好走のステイフーリッシュらが同時に吹っ飛んで、えらいことになっている。
筆者にはその裏で違う狙いを立てて、いい思いをしたという記憶しかないが、本命党は、うまいこと走って4着のファントムシーフの扱いに、実は苦悩する時間を送ることになるのである。

皐月賞と同じくらいに、1番人気に信用がならない

稀代の天才競走馬・トキノミノル<10戦10勝の偉大なる二冠馬>の名を冠した出世レースであり、カブラヤオーやナリタブライアン、ゴールドシップやドゥラメンテも活躍馬を破って、更に強烈なパフォーマンスを本戦で見せつけたことを思えば、ここ10年で1勝のみ、それも、異様な大量積雪騒動により、1週繰り下げ、フェブラリーSの翌日にねじ込んだ年に勝った、後の世代のエース・イスラボニータの4勝目となった2014戦以外、待てど暮らせど、エース待望論はオッズ面で水泡に帰しているのだ。

ダービーを勝ったドゥラメンテやディープブリランテは、同期に強力な好敵手がいたため、それがここに出現したことで、よもやの敗戦を喫したが、前者はリアルスティール、後者は顕彰馬級の活躍を見せたゴールドシップ。
致し方なしの3歳オープン初戦だった。

そういう馬はコンスタントに登場するだけに、ここを4番人気で制したエフフォーリア<当該年の年度代表馬>、皐月賞馬・ディーマジェスティも休み明けで一頓挫あったこともが影響した6番人気なのであるから、我々が知らない才能が引き出されるという点で、人気にあまり左右されない読みが大切ということになる。
少頭数のレースがほとんどの3歳重賞だけに、それでもフロックではない穴馬の出現をどう考察するのか、ファンの度胸試しの面はあることは、しっかりと強調しておきたい。

共同通信杯予想2023 - 出走予定馬の血統/成績/タイム

朝日杯参戦組が当て擦り気味の敗戦を積み重ねてきたが、レイベリングの才能は一枚抜けている

レイベリングの血統

一流の牝系であることは、近親にカドラン賞やオペラ賞など、凱旋門賞と同時開催であるロンシャンのG1を制した優駿を近親に持つという強みを引き合いに出すまでもなく、ファミリーの源流に存在するSimon's Shoesが、別流からヌレイエフとサドラーズウェルズというノーザンダンサー系を支える超大物を生み出した底力の源泉になっていることでも、大いに見所のある英国産馬であることがわかる。

父フランケルはサドラーズウェルズの血を繋ぐ重要な役目を果たした天才だったが、この馬が件のファミリーに属することで、その血の強みをさらに活かした存在になったという点で、そこにいることそのものの意味が、他のフランケル産駒やサドラーズウェルズ系の馬とも若干違う。

加えて、母父のDocksiderというのは、3代母がThongであるから、レイベリングの父父サドラーズウェルズと同じでひいおばあさんが共通の同族。
直系がよくわからない適性を生み出す根拠となることの多いエタン系で、ヌレイエフ<サドラーズウェルズのおじ>と同じForliは肌という配合からも、ノーザンダンサーに塗れた欧州系の中では、健全な良血を担保された有望な種牡馬候補でもあるレイベリングに、共同通信杯のような、実質G2でクラシック戦のトライアル的位置づけのレースを制する意味は、今後の展望を考えた時、極めて重要。

自分自身のためというよりも、再び潮流を作り出しつつある重厚なサドラーズウェルズの血を持つ種牡馬が、エピファネイア<母母父が該当>産駒のエフフォーリアのこのレース独走から、牡馬にも通用のトレンドになってきて、同期のタイトルホルダーも<父ドゥラメンテはこのレースでリアルスティールの2着>大活躍となれば、馬鹿にならない。
この血を皆が求める時代に、相応しい才能の登場を歓迎しないわけにはいくまい。

ザ・モンスターといった佇まいで、2010年代前半の欧州圏をジャックしたフランケルから、また大物候補が現れた。
日本でもモズアスコットとソウルスターリングが活躍したことで、その存在感は、同じ芝をベースに能力水準の質を高めようとするシステムをとった国では、共通の価値観を持つことを証明してくれたおかげとすると言い過ぎではあっても、サドラーズウェルズの血にいい思い<直系オペラハウス産駒から、テイエムオペラオーとメイショウサムソンという理想に近い競走馬が出現>もその倍以上のいやこれでは…、という複雑な感慨に無念な末路を辿った候補も何度となく目撃してきたから、いい方のサドラーズウェルズのイメージを超大物の産駒に持てるというだけ、明らかに馬場質が合わないだろうという先入観は、いい意味で無視してもいいことが有難いというのが、本心であろう。

殊この天才的フランケルの継承となりつつあるレイベリングに、モンスター系のにおいを感じたファンや記者が実に多い。
いくら新馬圧勝でも、間隔の詰まったところでG1を使った関東馬が、いくら混戦でも、重賞でも人気になって連を外さなかった実力と大差ない支持で、かつ結果も3強を天下に知らしめた印象を与える3着だったのだから、負けながら、評価はさらに上がったところがある。

共同通信杯予想2023 - レース展開と最終予想

新馬はジャパンC前日の東京1600戦で、典型的な上がり勝負だったが、フランスで勝てる騎手としての地位を確立してきたギュイヨン騎手騎乗で、彼がフランケルを知らないはずがないので、行きたがったところで、何度か自由を奪いながら、走る気を失わせないようなアシストもしつつ、慎重に直線勝負に持ち込んだようなレースとなった。
そのせいで、豪快な直線一気となったが、行けるなら下げる手は考えないのが、スピード競馬がトレンドの世界の競馬であるわけで、欧米の一流ほど、その手は頑なに守ろうとする。
逃げはしないが絶対に引かない。
それを承知で引いたマキシム・ギュイヨンは、馬の将来を慮ったことになる。

であるから、いきなり本番の朝日杯で、再び鞍上変更は危ない面もあったのだが…。
それこそ、完全にライアン・ムーアをリスペクトしていることが見え見えの横山武史騎手が乗るので、出はイマイチでも、今度は下げることでなまくらな差し馬にしないよう、ある種の強硬策で、半マイル46秒を切る正しいマイルの展開に乗せて、3コーナーでは勝ったドルチェモアとほとんど同じくらいの外目の好位につけていた。
外を追撃するにはきつく、また勝ったドルチェモアやどの道前に行けないから中を通ろうと覚悟を決めた川田騎手のダノンタッチダウンらは、まだ海のものとも山のものともつかない、天才だろうとだけ思われたレイベリングに対し、一回でも重賞を経験してきたというキャリアにモノを言わせて、接戦で彼に先着して見せたのだ。

裏を返せば、2戦目の厳しいローテで、体はむしろ増やして<新馬戦より6kg増で出走はエラい>、作戦にも幅が出て…。
たが、今回も乗り替わりが濃厚。
というか、わざとという感じで、今後乗ってくれそうな雰囲気もあった武史騎手の掛け替えのないパートナであるエフフォーリアが阪神遠征する日に、共同通信杯を使ってきたのである。
何だが、ビッグレッドグループの意地悪(笑)にも思えてきたが、今年が普段以上に京都記念が重要なレースとして機能しているから、たまにはこういうことがある。

デムーロ騎手が跨る予定で、しかしながら、福永案件発生でファントムシーフについても、今後のことを考えて、ここから鞍上変更・ルメール騎手。
生き馬の目を抜く世界で、馬の目をちゃんと元あったところに戻すような丁寧な仕事を施すことで、伯楽としての立場を揺ぎ無いものにした国枝栄調教師が管理するダノンザタイガーが、京都記念に縁のある馬がいなかったというか先約ありと断ったか不明も、しっかりとスターになりかけている川田将雅騎乗の継続で、先週同様に人気必至。
それぞれの陣営がダービージョッキーを配し、来たる5月の大舞台を展望する算段を整えてきたから、西で繰り広げられようとしている名馬たちの決戦にも注目ながら、こちらはこちらで濃密な対決を期待できる。

まだ1勝馬でも、ダノンはすでにG2での2着という実績がある。
下手に乗るのは嫌でも、そこまで馬の個性に妙な癖をつけることをもっと嫌う川田騎手の流儀からして、再び前を残すとしても、先々に繋がらない勝ちに出る手はとらないはずだ。
まだ彼とのコンビで本番に乗ると決まった段階にはないが、その選択肢の中にあるからこそ、積極策は取らないとみる。
成長を確かめたい川田将雅に対し、慎重な策をとることも多いルメールと、大胆さが売り物のミルコが強敵なのは明らか。

強気というより、難しい馬を簡単に操るように見せるのが嫌いではないだろうデムーロ騎手のスタイルに対し、他のダービージョッキー<福永騎手はタスティエーラ・堀厩舎>らは翻弄される可能性がある。
何より、フランケルという名を聞くだけで何だか怖かったりもする。
ならばと、朝日杯4着で新馬が東京のダートだったというキョウエイブリッサやロードカナロア×マルセリーナで人気がないなら買いたいと思う京都2歳S4着のシュタールヴィントらが、穴で面白いか。
こちらも1勝馬で、下げて魅力がありそうなタイプにも思えない。
末脚自慢に翻弄されないタイプから、歴史的名馬への道を目指すレイベリング中心の買い目を押さえていきたい。




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