1970年生まれ。結婚を機に帰省し、メーカーへ入社。平社員で入社して9年で取締役(平→課長→次長→部長→常務→専務)/激動の時代を生き抜く、人としての器を広げるための情報をXで発信中!/成功論/リーダー論/心のスキルアップ/コミュニケーション術/趣味:ピアノ・筋トレ・サウナ・愛犬ヾ(・ω・*)なでなで
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学習のやる気は、環境と準備で決まります。
どんな環境で学ぶと良いか、どのようにして学習のスイッチを入れるかをまとめました。
やる気スイッチ導入法①
気持ちよく学習を続けていくためには、快適な学習スペースが必要です。
自宅はもちろん、自宅以外にも快適な学習場所を作っておきましょう。
活用できる場所は、図書館、自習室、カフェ、電車・バス、ベンチなど、
気分や状況に応じて使い分けられる3ヶ所以上の場所を確保しておくと便利です。
・図書館
使用料は無料。学習のための利用者が多いため、館内は静かです。
19~20時で閉まってしまうため、終業後の利用時間は限られます。
パソコンの持ち込みが制限されているスペースもあるので注意しましょう。
・自習室
学習専用に作られた有料自習室は、電源や無線LAN、コピー機などの
設備が充実しており、個室を用意しているところもあります。
会員制で月額1万円前後の施設が比較的多いです。
専門学校に通っている人は、学校の自習室を活用できればベストです。
・カフェ
コーヒーや紅茶を飲みながら学習できるカフェは、リラックスしながら学べるスペース。
店内が騒がしくなく、学習している人が多い居心地の良いカフェを探してみましょう。
適度にざわついているため、小さい声での音読学習もできます。
・電車・バス
座席を確保できれば、電車やバスの中でも立派な学習スペースになります。
乗っている時間が限られるため、『到着する30分間でこれを覚える』というように、
タイムリミットを意識しながらの学習が可能です。
・ベンチ
天気の良い休日は、公園のベンチでのんびり学習する手もあります。
普段とは違う環境で学習すると、いい気分転換になります。
周囲に人がいなければ、大きな声で音読して学習内容を暗記できます。
やる気スイッチ導入法②
『ついテレビをつけて見てしまった』
『ちょっとベッドに横になったら寝てしまった』など、
自宅学習が上手くいくかどうかは、
誘惑に負けないかどうかにかかっている場合がほとんどです。
誘惑に負けないためには、
誘惑につながるモノを物理的に目に触れない場所に遠ざけたり、
誘惑の行動が面倒と思えるようにしたりするのがポイントです。
例えば、普段からテレビやパソコンのコンセントを外しておけば、
『ついテレビをつけて見てしまった』という行動は減らすことができます。
他にも、
- スマホの電源は切っておく
- 漫画や雑誌、ゲームなどは見えない場所にしまっておく
- ベッドから布団にして、布団は寝るまでたたんでおく
のように、学習の妨げとなる誘惑は事前に取り除いておきましょう。
やる気スイッチ導入法③
学習量は
- 机に何回向かうことができたか
- テキストを何回開くことができたか
など、学習をスタートする回数で決まると言っても過言ではありません。
回数を増やすためには、『さぁ、やるぞ』という気持ちが大切です。
そんな気持ちを意図的に出す方法に、開始の儀式があります。
例えば、
- コーヒーを入れたら始める
- 文具をセットしたら始める
- カバンからテキストを机の上に出したら始める
- テキストをパラパラめくったら始める
- 手帳を開いて学習予定を確認したら始める
- 好きな科目から始める
のように、開始の儀式は1つでなくとも複数あってもOKです。
やる気が出ない時でも出来る行動を取れるように、
状況に応じて使い分けてみましょう。
学習のモチベーションを維持する7つの処方箋
やる気が出ない状態だと、どれだけ時間をかけても頭に残りません。
モチベーションを維持して、長時間学習を続ける方法をご紹介します。
気持ちのムラを見える化しよう
学習を毎日続けるためには、気持ちのムラを減らすことが大切です。
そんなムラを見える化して自己管理する方法の1つに
モチベーションカレンダーがあります。
手帳でも卓上カレンダーでもOKなので、寝る前などに、その日のやる気レベルを
3段階に分けて日付欄に記入します。
それを毎日続けると、やる気のリズムが見えてきて、
ムラを抑える対策も取れるようになります。
ポイント
- やる気を○△×の3段階で記録
- 毎日記録してリズムを把握
モチベーションカレンダーの例
- やる気がかなりあったは、○
- やる気はまずまずだったは、△
- やる気があまり出なかったは、×
とする。
1日(月) ○
2日(火) ○
3日(水) ○
4日(木) ×
5日(金) ×
6日(土) △
7日(日) ○
8日(月) △
9日(火) △
これまでの記録から、行動を振り返りながら気づいたことをまとめましょう。
例
- 睡眠不足の日は○になったことがない
- 朝に勉強できた日は○になっていることが多い
対策
- 朝の勉強を日課にする
- 睡眠は最低7時間は確保する
だらけやすいという人は宣言から
仕事だと気を抜かないが、自分のための学習となるとついサボってしまう
という人は、仕事と同様に自己学習にも責任感を持って、
取組めるような工夫をしましょう。
その方法の1つに、学びのマニフェストがあります。
いつまでに何を達成するかということを文章で残す方法です。
内容は
- 決意表明タイトル
- 実行する内容
- 日付と名前
の3点です。
作ったマニフェストは、学習部屋やトイレに貼り付けて、
常に目に触れる状態にしておきましょう。
ブログやSNSで公表して激励のメッセージをもらっておくと、
学習がつらくなった時の支えにもなります。
ポイント
- 紙に書き、目に入る場所に貼る
- 人に話して激励のメッセージをもらう
一気に新鮮な気持ちになる
長く学習を続けているとマンネリ化を感じて、緊張が緩む時期がやってきます。
そんな時は、初心に戻ってゼロベースで物事を捉えると、気持ちを切り替えられます。
初心に戻るためには、やる気があった学習開始時の気持ちを書いたメモを
見直すのが効果的です。
- どんな動機で始め、何を目指していたのか
- やりたかったことは何か
といったことを改めて思い出せます。
このゼロリセット法を実践するために、学習開始時は手帳などに
今の気持ちを書いておきましょう。
ポイント
学習を始めたときの気持ちを書いておく
- 最近、楽しくない
- 何か飽きてきた
とマンネリ化してきた時に、当時のメモを見直して初心に帰る。
常に緊張感を持って取組む
人は誰かに見られていることを多かれ少なかれ意識しながら過ごしてます。
努力する動機の中には、他人に少しでもよく見られたいという気持ちが
あるものです。
こうした見られている意識を学習に効果的に使う方法があります。
誰かに見られていると思うと気持ちが引き締まります。
特に、
- ライバル
- 応援者
- 将来の自分
の3つの目をサボりたい気持ちが強くなった時に意識しましょう。
①ライバルの視線を意識する
図書館や自習室、カフェなどに行って周囲を見渡すと、
学習中の人が意外と多いことに気づきます。
真剣な目で集中して取組んでいる人も少なくありません。
そういう人達をライバルとして意識し、自分も負けていられないと気合を入れましょう。
試験の合格が目標であれば、同じ試験を受ける人を探して互いに意識し合いましょう。
②応援してくれる人の顔を思い浮かべる
自分を応援してくれている人は、簡単に裏切ることはできないと考えると、
きつい学習でも気力が沸いて続けられます。
例えば、祖父母がいつも励ましてくれるという人は、
祖父母の笑顔を思い浮かべるだけで、前向きな気持ちになれます。
期待に応えたいという心理を生かす方法です。
③将来の自分に恥じないようにする
将来の自分は今の自分が作り出すものです。
5年後、10年後の自分が、今の自分の姿を見たときにどう思うかを考えてみましょう。
将来の自分に必死に頑張っていると伝えることはできるかどうか。
現状が将来の自分がガッカリすると思うような状況
であれば、今一度、気合を入れ直しましょう。
ポイント
見られている意識がサボりを防ぐ
小さめのノートをきっちり使い切る
ノートは学習の内容を整理する役割だけでなく、モチベーションを上げる役割もあります。
当たり前ですが、購入したばかりのノートは全ページ真っ白です。
しかし、学習を続けていくと、ノートは自分が書いた文字で埋まっていきます。
この作り上げていく感覚は、達成感にもつながります。
モチベーションを上げる効果を高めるのであれば、
ノートは短時間で使い切れる小さくて、薄いものを使うのがベストです。
スランプ時に使い切ったノートを見れば、
これだけやったんだから。と、自信を取り戻せます。
ポイント
- 使い切ったノートは本棚に並べてスランプ時に見返す
- 気持ちを上げるなら高級ノート
- カスタマイズ重視ならルーズリーフ
ゲーム感覚で楽しむぐらいでちょうどいい
次が3度目の挑戦。これで受からなければ人生終わる・・
このような切羽詰まった気持ちで学習すると、不安や恐れの気持ちが集中を妨げます。
ネガティブな気持ちが高まると、途中で学習を諦めてしまうことも・・
今やっていることは自分が選んでしていること。
まずはそう捉えて、難題をどう攻略してクリアしていくいかと
ゲーム感覚で取り組みましょう。
失敗しても死ぬわけではないですし、何ならリセットできる。
というぐらいの気持ちで学習したほうが、じっくり長く学習し続けられます。
ポイント
- 攻略法を考えるつもりで学習する
- 失敗してもリセット可能と考える
自分のレベルを確実に上げることに専念
十分な努力を積み重ねれば、何らかの成果を得られます。
ただ、その成果に自分が満足できるかどうかは、人によって異なります。
満足できる基準や比較対象が違うからです。
- 1番じゃないと気が済まない
- ライバルに負けるのは嫌だ
と思う傾向が強い人は、成果に不満を感じやすいです。
そんな人は、長期間の学習が苦手なことが多いです。
学習を続けるコツは、比較対象を過去の自分にすることです。
自己ベストが更新されていれば良いと考えると、
大きな成果が出なくても学習を続けられます。
ポイント
他人と比較してネガティブに考えない
× 努力したのにAさんに負けた。努力が水の泡だ
○ Aさんには負けたが自己ベストは更新した。次は勝つ
人生は変えられる!
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