東京湾クルーズ: お台場、レインボーブリッジ

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東京湾クルーズに乗って東京湾内を周遊しました。

航路は天王洲アイル近くのシーフォートスクエアの桟橋から出て、レインボーブリッジを潜り、晴海まで行って戻って来る約50分のコースです。

出発場所です。

出発はシーフォートスクエアの桟橋で京浜運河にあります。

ちなみにシーフォート(Sea Fort)は「海の砦」で、江戸時代末期には、ベリーの再来訪に備えた第四台場が建設されていました。しかしながら、建設途中で日米和親条約が結ばれたため途中で工事が中止されました。

台場の石はその後、天王洲の石垣の一部として再利用されています。

桟橋に接岸する船・シンフォニー。

これからこの船でクルーズします。

対岸は埋め立て地です。対岸にも第1、5台場跡があります。

桟橋の南には「品川ふ頭橋」

桟橋を離れて出航です。

レ-ダ-は、JR貨物の鉄橋と、港南大橋の下を潜るまでは折って床に置いてありました。

低い港南大橋を抜けると、いよいよアンテナを立てることができます。

レインボーブリッジが見えてきました。

UBE三菱セメント㈱ 品川サービスステーション

 

品川ヤード野積み場

第六台場です。

ペリー再来訪の備えて、江戸幕府が海上を埋め立てて造ったもので、洋式砲台が並べてありました。

防衛担当は松代藩でした。

第三台場は陸続きのため、お台場海浜公園から歩いていけますが、ここは船でないといけません。

必見!ペリーの黒船から江戸を守るために作られた品川台場跡

 

完成した第一、第二、第三台場と、建設中の第五、第六台場の風景が描かれています。

第四台場は7割、第七台場は水面下の埋め立てのみで築造は中止となりました。

現在、第一、第二、第五台場は埋め立てられたり、切り崩されたりして残っていません。

「品川大筒御台場出来の図」品川区立品川歴史観蔵

宙に浮かぶ球体は、フジテレビです。

左側には、今は無きパレットタウンの観覧車が見えます。

撤去中で円環の一部が無くなっています。

 

豊洲市場。

手前の白いテントはBBQ広場です。

 

晴海ふ頭

手前の晴海ふ頭ターミナルは2022年1月11日から役目を終え休業となっています。

休業の理由は、レインボーブリッジです。

1987年に橋が建設された当時は「大型客船も通れるように」と橋桁の高さを52mで設定していました。

しかしその後、大型客船の大型化が進み、この橋げたの高さでは通れない船が続出しました。

そのためレインボーブリッジの外側に新しい「東京国際クルーズターミナル」という客船ターミナルが作られ、2020年9月10日オープンしました。

 

日の出ふ頭

三角形が特徴のヨコソーレインボータワー。

フジテレビにも近く、浜崎あゆみ、志村けんさんがかつて住んでいたことがあるようです。

 

レインボーブリッジ橋脚付近

本当は、もっと南まで行ってみたかったのですが、「もっと東京」で見つけたツアーに申し込んだ関係でレインボーブリッジ周辺の航海になりました。

今回の航路にはかの江川太郎左衛門が造った、砲台跡が至る所にありました。

今まで意識していませんでしたが、江戸末期の台場の位置関係が分かり、今に続いている歴史を感じます。

 

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