今回はわんちゃんの会陰ヘルニアについてですひらめき電球

会陰ヘルニアと聞いて、聞き慣れない病気に感じる方も多いかと思います。

『肛門の脇が腫れている』ということで来院される子が多いです。
お尻周辺の筋肉が萎縮してしまい、そこにできた隙間から骨盤腔内、腹腔内の臓器が出てきてしまう病気です。

中高齢の未去勢の小型犬、中型犬によく見られます。日本国内では、ミニチュアダックス、ウェルシュコーギー、マルチーズ、トイプードル、ボストンテリアがなりやすい犬種です。

症状が進むと便がしづらい、おしっこがしづらいという症状がみられますしょぼん

症状が進み、重度になる前に診断・治療してあげることがとても大事です!!

今回、会陰ヘルニアの手術を早期に行うことができたトイプードルのアンディちゃんウインク
とても元気になってくれました爆笑


治療が遅れてしまうと、尿が出づらくなってしまい緊急性の高い病気になってしまいます。

この写真は別の子ですが、お尻の右側が腫れてしまっており、おしっこが出づらい症状が出ていました。

お尻の脇が腫れている気がするなど、お家のわんちゃんでの些細な変化があれば、早めの動物病院へのご相談をお勧めしますひらめき電球

プリモ動物病院 相模原中央
白畑 壮

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